ついに迎えた『奇皇后』最終回!いや~、もうね、ティッシュ箱必須!波乱万丈の物語がどんな結末を迎えるのか、ハラハラドキドキしながら見届けましたよ。今回は、涙と衝撃のラストを飾った第51話のあらすじと、気になるネタバレを余すところなくお届けします!まだ見てない人は、ここから先は自己責任でお願いしますねっ!
鷹泊商団の陰謀、そしてタファンの覚悟
物語は、スンニャン(奇皇后)が鷹泊商団の首領ゴルタの手下を捕らえるところからスタート。でも、手下たちはゴルタの隠れ場所までは知らないみたい。「宮中に潜んでいる」ってことしか聞き出せないのよね。
その報告を受けたタファン(元順帝)。隣には、何も知らない顔でゴルタが立ってるんだけど、スンニャンの話を聞いて内心ドキッ!「やべ、計画早めなきゃ」って焦ってるのが見え見え(笑)。
スンニャンが去った後、タファンは一人、考え込むの。これまでのゴルタの怪しい行動を思い返して、「もしかして、あいつが鷹泊の首領なんじゃ…?」って疑い始めるわけ。そして、ゴルタの正体を暴くために、なんと割れた茶碗の破片を手に隠し持つという、痛々しい作戦を決行!
案の定、ゴルタはいつものように怪しい薬湯を持ってくる。タファンはそれを飲み干し、意識が遠のくフリ。でも実は、背中でギュッと破片を握りしめて、その痛みで必死に意識を保ってたのよ!もう、このシーンだけでタファンの覚悟に涙腺崩壊…。
タファンが完全に眠ったと思い込んだゴルタは、ここぞとばかりに「新しい皇帝を立てるぜ~」なんてペラペラ喋りだす。それを聞いたタファン、「やっぱりお前だったか、ゴルタァァァ!」って心の中で叫んだに違いないわ。
最後の賭けと、皇太后の末路
タファンは腹心のトクマンを呼び寄せ、ゴルタをどうにかするための密談。でもね、タファンはゴルタの薬湯のせいで、もう体はボロボロ。肺も脾臓もかなりやられちゃってるの。トクマンは「もう薬湯を飲むのはおやめください!」って必死に止めるんだけど、タファンは聞かない。「スンニャンのために、俺が全ての障害を取り除くんだ」って、もう自己犠牲の塊よ…。
一方、そんなこととは露知らず、ゴルタは皇太后とコソコソ会って、新しい皇帝擁立計画を着々と進めてる。皇太后も、もう次の皇帝候補を選んじゃってるっていう用意周到さ。
そんな中、スンニャンはタファンの態度が急に冷たくなったことに戸惑いを隠せない。なんとかタファンの心を探ろうとするんだけど、タファンは大きな計画のために、あえてスンニャンを突き放すの。切ないわよねぇ…。
そして、ついにタファンが動く!朝廷で「全ての権力を皇太后に委ねる!」って宣言。皇太后は「棚からぼた餅キター!」って大喜び。でも、スンニャンは「はぁ!?なんでよ!」って怒ってその場を立ち去ろうとするの。タファンは慌ててスンニャンを引き留めようとするんだけど、その瞬間、ゴフッ!と血を吐いて倒れそうに!スンニャンもさすがに驚いて振り返るんだけど…。この緊迫感、たまらないわ!
タファンは自分の部屋に皇太后を呼びつけて、「新しい皇帝を立てちゃいなよYOU!」って、さらに焚きつける。皇太后は「願ったり叶ったりだわ!」って、完全にタファンの罠にはまってるのよね。
悪党たちの終焉、そして訪れる別れ
新しい皇帝候補も意気揚々と宮殿入り。ヨンビョンスなんて、「新しい皇帝になったら、俺を大将軍にしてくれよな!」なんておねだりしちゃって、もうお祭り騒ぎ。
でも、全員が宮殿に入った瞬間、タファンの表情が一変!「こいつら全員、謀反人じゃー!」って高らかに宣言。そして、タルタルに命じて、新皇帝候補もろともバッサリ!あー、スッキリした!
皇太后は「万事休す…」って感じで、後宮に戻って毒をあおるの。そこにスンニャンが現れて、最後の言葉を交わすんだけど、皇太后は血を吐いて絶命。長きにわたる因縁も、これで終わりね…。
そして、あの憎きヨンビョンス!スンニャンによって宮殿の出口に引きずり出されると、待ち構えていた民衆から石を投げつけられ、最後は怒り狂った民衆に袋叩きにされて、哀れな最期を迎えるの。まさに自業自得!
数年後…愛する人との永遠の別れ
時は流れて数年後。スンニャンは一代の女王として国を治め、タファンは病の療養に専念してる。さらに数年が経ち、元国がスンニャンの国に侵攻。スンニャンはタルタルを戦地に送り出すんだけど、帰ってきたのはタルタルの戦死の知らせ…。タルタルは出陣前に、「元は強大だから、撤退の準備を」ってスンニャンに言い残してたのよね。スンニャンは、タファンを連れてモンゴル草原へ逃れることを決意する。
国も風前の灯火。いつ元軍が都に攻め込んでくるかわからない。スンニャンはタファンのそばに寄り添い、宮殿での最後の時間を過ごすの。
タファンはスンニャンの膝の上で眠り、スンニャンは優しく耳かきをしてあげる。そして、タファンは、本当に静かに、スンニャンのそばで息を引き取るの…。
スンニャンもタファンの命が長くないことは分かってたけど、こんなにも突然訪れた死に、ただただ悲しみに打ちひしがれる…。このシーンは、もう涙なしには見られないわ…。
過去への追憶、そして未来へ
場面は、まだワン・ユもタファンも生きていた頃の過去へ。海辺でスンニャンを取り合う二人。あの頃は、こんなにも残酷な宮廷闘争に巻き込まれるなんて、夢にも思ってなかったでしょうね…。
もし、権力なんてものに手を出さず、ただの民としてスンニャンを追いかけていたら、もっと純粋で幸せな時間が過ごせたのかもしれない。でも、もう過去は変えられない。
タファンの死後、スンニャンは残った者たちを率いてモンゴル草原へと逃れ、そこで余生を過ごすことになるの。もし時間を戻せるなら、きっと彼女も、宮廷に入る前の、あの頃に戻りたいと願ったことでしょうね…。