いや~、ついに最終回目前の第16話!前回、キム・ヒョンドの魔の手によって再び冷凍カプセルへと逆戻りしてしまった我らがコ・ミラン。もうね、ドンチャンの悲しみっぷりったら、見てるこっちまで胸が張り裂けそうでしたよ…。ご飯も喉を通らず、廃人のようになってしまったドンチャン。コ家も悲しみに包まれて、どんよりムード全開でした。
そんなある日、ドンチャンのスマホが鳴るんです!画面にはなんと「コ・ミラン」の文字が!「え、まさか!?」って飛び起きて電話に出るドンチャン。でもね、電話の相手はミランじゃなくて、弟のナムテだったっていう…この肩透かし、ひどくないですか!?期待させといて、これかーい!ってテレビの前でツッコミ入れちゃいましたよ。
家族みんなで食卓を囲んでも、ドンチャンの席だけが空っぽ。みんな心配で仕方ないんだけど、ナムテからの電話の後、ドンチャンがふらっと現れてご飯を食べ始めたんです。ちょっとだけホッとしたのも束の間、「数日家を空ける」って言い出すドンチャン。みんな、何も言わずにそれを了承するんですよね。そしてドンチャンが向かった先は…そう、ミランの家!もう、愛だね、愛!
数日後、何事もなかったかのようにテレビ局に出勤してきたドンチャンに、同僚たちはビックリ仰天!「え、あのドンチャンさんが!?」ってなりますよね。ランチに出かけた同僚の一人が「ドンチャンさん、またミランさんを20年待つつもりなのかな」なんて無神経なことをポロッと言っちゃうもんだから、それを聞いたジフンがブチ切れ!「よくそんなこと言えますね!」って、ジフン、あんた男だよ!
一方、一人オフィスに残ったドンチャンは、ミランの幻を見るんです。目の前でニコニコ笑ってるミラン…。思わず涙がポロリ。切なすぎるって…。
ミランが再び冷凍カプセルに入ったことは、ヨンソンとキョンジャ(オ・アリン…じゃなくて、ここではミランの友達のオ・ヨンソン)にも伝わって、二人ともミランのことをすごく心配してるんです。そんな中、あの元カレ、ファン・ビョンシム(チャ・ソヌ…じゃなくて、シム・ヒョンタク)からヨンソンに泣きながら電話が!「ミランが大変なんだ!俺を復職させてくれ!」って、相変わらず自分勝手なビョンシムに、さすがのヨンソンもブチ切れ!「いい加減にしろ!」って電話をガチャ切り!スッキリしたわ~(笑)。
時は流れ、ドンチャンはすっかりミランの家族の一員みたいになっていきます。みんなの日常は続いていて、ハヨンも海外留学から帰国。でも、あのビョンシムだけは相変わらずで、心理カウンセリング室を開いたものの、お客は来ないし、来たと思ったら罵倒される始末。もう、救いようがないですね(笑)。
イ・ヒョンドゥとキム・ヒョンドが逮捕されて、政局は大きく転換。社長も辞任の準備を始めることに。そしてドンチャンは、かつての冷血で厳しいバラエティプロデューサーに逆戻り!提出された企画書をビリビリに破り捨てちゃったりして、周りはビクビク。ナムテはパン屋さんを開業して、ファン博士が時々おしゃべりに来るように。そのたびにナムテは「姉さんはいつ目覚めるんですか?」って聞くんだけど、ファン博士はいつも少し黙り込んでから、研究の進捗とミランの近況を伝えるのでした。
離婚問題を解決するために、ドンジュはペク刑事と会います。ペク刑事がドンチャンの近況を尋ねると、ドンジュはドンチャンへの想いを語り始めるんです。「ドンチャンは実の兄だけど、20年前の記憶と姿で戻ってきたあの日から、もう一番下の弟みたいに思ってるの」って。昔のお嬢様気質がすっかり抜けて、達観したドンジュを見て、ペク刑事も思わずニッコリ。
ハヨンが家に帰って郵便受けを開けると、手紙が雪崩のようにドサーッ!拾おうとかがんだら、目の前に手が差し伸べられるんです。見上げると、そこには優しそうな同年代の男性が。彼こそ、最近引っ越してきた隣人で、なんとチョ助手だったんです!ハヨンは泣きながらチョ助手に「ミランを助けてください、早く目覚めさせてあげてください」って懇願するのでした。
そして、あっという間に3年の月日が流れます。
ファン博士とチョ助手は、ミランの最後の臨床実験の準備を進めていました。ミランが目覚めるかどうかは、この実験にかかっている…でも、危険も伴う。クビになりたくない社長は、ドンチャンに冷凍人間実験の映像を放送してくれって懇願するんだけど、ドンチャンは断固拒否!「絶対に嫌だ!」って社長室を飛び出すと、そこで復職したハヨンとバッタリ。「ミランさんはきっともうすぐ目覚めるわ」っていうハヨンの言葉に、ドンチャンはようやく笑顔を見せるんです。
仕事のことで頭を悩ませていたドンチャンに、ファン博士から電話が!「ミランさんの最後の臨床実験が成功したぞ!」って!電話を切ったドンチャンは、急いでミランの家へ向かい、ご両親に報告。その試薬が体に馴染むのに1週間、冷凍人間が回復するのにも1週間…でも、ミランに残された時間はたった1日!絶望的な状況にみんな言葉を失うけど、ドンチャンはミランを信じて、解毒剤の注射を決意します。
ミランに解毒剤を注射し、手術をする日。ドンチャンはミランの両親も研究所に連れてきます。手術室の外で、不安そうに待つドンチャンとご両親。しばらくして、ファン博士とチョ助手が難しい顔で出てきて、「命に別状はないが、集中治療室で様子を見たい」と告げます。
翌日、ミランの指がピクリと動いたんです!そこから毎日、ドンチャンは集中治療室の前でミランを見守り続けます。ミランが目覚めることに希望を失いかけたミランのお母さんは、泣きながらドンチャンを追い返そうとするんだけど、ドンチャンがちょうど帰宅したことで、なんとかその場は収まります。
その夜、ベッドでなかなか寝付けないドンチャンは、ふとミランの体温を感じ取るんです!すぐにファン博士に病院へ来てもらうと、なんとミランの状態がかなり好転していることが判明!
そして数日後、ついにミランが目覚めたという知らせが!でもその時、ドンチャンは済州島に出張中!慌てて病院に駆けつけると、そこには大きな木の下に座っているミランの姿が…。初雪がミランの髪や肩に舞い落ちて、息をのむほど美しい光景。ミランもドンチャンに気づき、二人はゆっくりと互いに歩み寄ります。一歩一歩が、まるで思い出を噛みしめているかのようでした…。
目覚めたミランは、テレビ局に復帰!でもドンチャンったら、みんなの前では「仕事なんだからちゃんとやれ!」なんてミランを叱りつけるくせに、二人きりになると途端に子羊みたいになって「ごめんね、ごめんね」って謝りまくるんです(笑)。このツンデレっぷりがたまらない!
ドンチャンはミランが目覚めたらすぐに結婚式の準備をしようと思ってたんだけど、なんとミランが「海外に留学したい」って言い出しちゃったからさあ大変!ドンチャンの家族の前で、二人は大ゲンカ!でもね、そのケンカっぷりを見てる家族は、なんだか心が温かくなるのを感じるのでした。
最終的に、ドンチャンの姪っ子が「二人で一緒に留学すればいいじゃない!」っていうナイスなアイデアを出してくれて、一件落着!
二人の冷凍人間の甘い生活は、どこか美しい場所で、きっと続いていることでしょう…。