冒頭は、中年になったマルスンの切ない回想シーンから。ジスクのお父さんとの出会いから、彼が去った後、女手一つでジスクを育て上げた日々…。写真立てには、顔の部分だけが切り取られた元夫の写真が。そこに、なんと元夫の浮気相手が現れて、「彼と家族として籍を入れたいから、別れてほしい」と懇願するんです! でもマルスンは「ジスクがまだ父親を恋しがっている」と断固拒否。浮気相手も負けじと「ジスクはもう父親なんて死んだと思ってるわよ!」と言い返す始末…。うーん、いきなりヘビーな展開!
そして現代。ジスクは父親が亡くなったことを知らされます。ハナに「あなたのことを誇りに思うわ」とだけ告げて、急いで出ていくジスク。心配したマルスン(今は若い姿のオ・ドゥリだけど、心はマルスン!)は、クッスンに連絡を取ります。
葬儀場では、ミンシクが家族名簿にマルスンやジスクの名前がないことに気づきます。そこにジスクが到着するも、父親の現在の妻(あの浮気相手ね!)が「遺産目当てでしょ!」とジスクを罵り、中に入れてくれません。まさに一触即発の雰囲気! そこへ颯爽と現れたのがマルスン! あの女に強烈なビンタをお見舞いし、「ジスクに弔いをさせてあげなさい!」と一喝。いやー、スカッとした! その後、マルスンはその女に「ジスクに二度と近づかないで。私はマルスンの生まれ変わり、怒りに満ちているのよ!」と凄むんです。かっこよすぎでしょ、マルスン!
家に帰ったマルスンは、クッスンに一部始終を報告。クッスンは優しくマルスンを慰めます。そこへジスクとミンシクがやってきます。クッスンはマルスンのフリをしてジスクを慰めようとしますが、ジスクはそっけない態度…。
傷心のマルスンが外に出ると、パク・ガプヨンとばったり。元夫の死に打ちひしがれるマルスンは、思わずガプヨンに全てを打ち明け、ガプヨンは慰めるために彼女を抱きしめます。…が! なんと、以前ダニエルを狙っていたストーカーが、マルスンの家の近くの監視カメラをハッキングしていて、その瞬間を激写! しかもその写真は、エシムの元へ送られてしまうんです! やめてー!
家に戻ったマルスンは、ヤケ酒をあおるジスクの隣へ。オ・ドゥリのフリをしながら、マルスンの夫の裏切りについて語り始めます。それを聞いたジスクは「なんで母さんは話してくれなかったの? そしたら父さんを憎めたのに…」と涙。マルスンは思わず素に戻って「ごめんね…」と謝ってしまい、ジスクはマルスンの中に母親の面影を見始めます。二人はついに和解し、ジスクが眠りにつくまで思い出を語り合うのでした。このシーンは涙なしには見られなかったわ…。
翌朝。ダニエルはマルスンに「なんで電話に出ないんだ!」とちょっとお説教モード。でもそこにリナから、マルスンとガプヨンが抱き合っている写真が送られてきて、ダニエルの表情が一変! マルスンは「弱っていたところを慰めてもらっただけ」と弁明。それを聞いたダニエルは「ガプヨンさんと付き合ってるわけじゃないんですね、よかった」とホッとした様子。え、それって…?
UNISでは、エシムと経営陣が写真の件でマルスンを解雇するよう要求! でもダニエルは「あのハグに他意はない。それに、僕とマルスンは愛し合っています!」と爆弾発言! 周りのチームメンバーもダニエルに賛同し、マルスンを罰するのではなく、ストーカー問題に対処することに。ダニエル、男前すぎる!
練習中、マルスンはダニエルの「他の誰かと付き合ってなくてよかった」という言葉の意味をチームリーダーとハナに尋ねます。二人は「それって、あなたのことが好きってことだよ!」とニヤニヤ。それを聞いたマルスンは顔を真っ赤にしてトイレに駆け込む始末。もう、可愛すぎ!
一方、あの謎のタクシー運転手が、今度は警察官に変装してクッスンの元へ! そしてクッスンを言葉巧みに連れ出してしまいます。その後、ダニエルを避けて家に帰ったマルスンはジスクと遭遇。ジスクは「お母さんに会いたい」と本音を漏らします。
しかし、家に入るとクッスンの姿はなく、「旅行に行ってきます」という置き手紙が。マルスンが携帯を確認すると、クッスンから「もう私が必要とされることはないでしょう。父さんのところへ行ってきます」というメッセージが。回想シーンでは、クッスンが謎のタクシー運転手の車に乗り込み、「これが最後よ。この後、飛行機に乗るの」と告げられる場面が。そしてクッスンは父親の墓前で涙ながらに別れを告げるのでした…。クッスン、どこへ行っちゃうのー!?
その夜、ダニエルはガプヨンに例の写真を見せて問いただします。激怒したガプヨンはストーカーの正体を暴くと息巻きますが、ダニエルは「どんなスキャンダルもマルスンのデビューを危うくする可能性がある」と釘を刺します。
そして、マルスンがこっそり荷物を持って家を出ようとすると、なんとダニエルが待ち伏せ! 彼はマルスンを車に乗せ、「評判を危険にさらすようなことはしないで」と諭します。そして「必ず君をデビューさせる。君が僕の気持ちに応えてくれるのを待ってる」と告げ、さらに「一緒に逃げようか」と提案! きゃー!
ダニエルはマルスンを郊外へ連れ出します。ストーカーと対決するつもりかと思いきや、二人が訪れたのは美術館。写真を撮ったり、映画を見たり、食事をしたりと、まるでデートのような一日を過ごします。ロマンチックだけど、大丈夫なの!?
その頃、ストーカーはエシムに連絡し、「ダニエルへの最後のプレゼントがある」と告げます。エシムが法的措置も辞さないと脅しますが、ストーカーは「ダニエルがそんなことするわけないでしょ? 真実はダニエルに聞きなさいよ」とせせら笑うのでした。一体何を企んでるの…?
ダニエルの車の中で、マルスンは「ストーカーにつけられてるの?」と尋ねます。するとダニエルは「ああ、出発した時からずっとね」とあっさり。衝撃を受けるマルスンに、ダニエルは「もう終わらせる時が来たんだ。君は僕が守る」と力強く宣言するのでした。ここで10話は終わり! えー!気になる!
つづく