前回、謎の襲撃を受けたユン・ガプと、彼を助けようとしたヨリ。第2話は、ヨリが宮殿で目を覚ますところからスタート。なんと、ユン・ガプの護衛ソ・ジェイルが二人を捜しに来てくれてたのね。でも、医者から聞かされたのは衝撃の事実…ユン・ガプが凄腕の剣士に致命傷を負わされたって! えええ、ユン・ガプ様、大丈夫なの!?
一方、宮殿の奥深くでは、大妃様が盲目の巫女に意味深な相談を…。なんでも13年前にも、今の世子様に取り憑いているのと同じ「臭い」を発する化け物に遭遇したことがあるんですって。しかも巫女は、大妃様が世子様が化け物に屈した後、息子のヨンイン大君を次の世子に据えようとしている魂胆を見抜いてるのよ! 女の戦い、怖いわ~!
その頃、ユン・ガプを襲ったクァクは、本の虫だったはずのユン・ガプが手下を倒して生き延びたことにビックリ仰天! すぐさま刺客を送るんだけど、これがまた面白い展開に! なんと、ユン・ガプの体に憑依したカンチョリが、眠気に襲われながらも無意識に刺客を蹴散らしちゃうの(笑)。騒ぎに駆けつけた医者や看護師たちの前で、刺客はこっそり退散。カンチョリはというと、初めて人間の感覚を味わえることに大興奮で、出されたご飯をむさぼり食う! その様子を見た医者は、彼が記憶喪失になったと思っちゃうのよね。そりゃそうだわ(笑)。
突然、カンチョリは例の化け物のうめき声を聞きつけて、ヨリの身を案じるの。そのヨリはというと、ユン・ガプの声に導かれて井戸に近づくんだけど、なんとそれは水死霊の罠! 井戸に引きずり込まれそうになった瞬間、カンチョリが駆けつけて間一髪でヨリを救出! やるときはやるじゃない、カンチョリ!
ヨリを介抱しながら、カンチョリは彼女の美しい寝顔に思わず見とれちゃうんだけど、ヨリが顔に水を吹きかけたことで我に返るの(笑)。心配するカンチョリに、ヨリは「あんたが昇天するための道具だからでしょ!」とツンデレ発言。でも、刺された傷が痛んでカンチョリは気絶しちゃうの。
翌朝、王様はヨリを引見するんだけど、なんと王様はすでに眼鏡を持っていたの! しかも、その眼鏡がノクドクの女物の鬼払い石でできていることにヨリは気づくのよ。ユン・ガプがなぜ既に眼鏡を持っている王様に眼鏡職人を会わせようとしたのか、謎は深まるばかり…。でも、ヨリは諦めない! 王様にサングラスを作ることを提案して、宮殿に滞在する時間を稼ぎ、水死霊の捜索を続けるの。
捜索中、ヨリは王妃様と遭遇。王妃様からあの化け物の臭いがすることに気づくんだけど、優しく追い払われちゃう。実は、王妃様とユン・ガプは、ヨリが宮殿に来ることについて裏で繋がっていたようなのよ。一体どういうこと!?
そして、ヨリは衝撃の事実を知るの。カンチョリがユン・ガプの体を乗っ取って、自分に憑依しようとしていたことを! さらに、兵曹判書の手下たちがカンチョリにタダ酒タダ飯を振る舞っているところにユン・ガプのお母さんが現れて、急に横柄になった息子(カンチョリ)を叱りつけるの。ヨリもカンチョリの治療費を払って、一緒についていくことに。
家でカンチョリが寝ている間、ユン・ガプのお母さんはヨリのために甲斐甲斐しく世話を焼くの。回想シーンでは、ノクドクが「ユン・ガプは30歳になる前に死ぬ」と予言していたことが明らかに…。お母さんは息子を救ってくれたヨリに感謝するんだけど、ヨリは罪悪感でいっぱいなのよ…。
その夜、ヨリはユン・ガプの魂のために祈りを捧げる。過去の回想では、村人たちからカンチョリを連れてきたことで虐げられていたヨリを、ユン・ガプだけが庇ってくれたことが描かれるの。お母さんが漢陽に引っ越すとき、ユン・ガプはヨリに一緒に行こうと誘ったけど、カンチョリが彼を狙うと信じていたヨリは断ったのね。切ないわ…。
現在に戻って、カンチョリはヨリを嘲笑するけど、ヨリはもう彼に憑依される心配がないから怖くない。「大嫌いなあんたが、愛する人の体を乗っ取っているのが許せない!」と啖呵を切って、ユン・ガプの魂を体に戻す決意をするの。
意外にも傷ついた表情を見せるカンチョリ。回想では、彼が初めてヨリを見た日のことが描かれる。純粋で優しいヨリを見て、彼女なら自分の不運から救ってくれると気づいたのね。でも、現在の彼のヨリへの感情は、彼女を手放そうとしない執着に変わってしまっているみたい…。
翌朝、王様はキム内侍長に「記憶喪失の」ユン・ガプを見張るよう命令。キム内侍長はカンチョリに宮殿に戻るよう命じるけど、カンチョリは一日中寝ていたいと拒否。そこでヨリは一計を案じ、「一人で化け物だらけの宮殿でユン・ガプを探す」とカンチョリを挑発。まんまと罠にはまったカンチョリは、不機嫌ながらもヨリについて宮殿へ。キム内侍長の言うことなんて聞かずにヨリを追いかけ回して、彼を困らせるの(笑)。
一方、ヨリはこっそり抜け出して水死霊を捕まえようとする。時を同じくして、盲目の巫女は世子に取り憑いた化け物を捕らえるための儀式を執り行っていた。王様と王妃様は、意識不明の世子様のそばで見守っているわ。
ヨリは水死霊にユン・ガプの魂の行方を問い詰める。すると水死霊は、「ユン・ガプの魂は八尺様に食われた」と告げるの! その瞬間、カンチョリは再びあのうめき声を聞き、それが八尺様のものだと気づく! そしてラスト、世子様が苦しみだし、その目が開くと…なんと八尺様の目に!!! うわー!どうなっちゃうのー!?
つづく