冒頭からちょっと不穏な雰囲気。老夫婦のポートレート撮影シーンから始まるんだけど、なんとそれが遺影になっちゃうっていう…。そして、ヨンエは地獄の使者が自分を迎えに来る夢を見て、なんだか落ち着かない様子。波乱の予感しかないよね!

一方、ヘスクは少しずつソミに心を開き始めてるみたい。でも、夫のナクジュンに対しては「他の女と浮気してるんじゃないの!?」って疑心暗鬼。ナクジュンは必死に否定して、「ソミなんて個人的には知らないよ!」って説得しようとするんだけど、ヘスクの疑いは晴れないみたい。そういえば、ナクジュンって昔、酔っ払った監督に俳優としてスカウトされそうになったけど、翌日監督がシラフに戻って「やっぱアレは間違いだったわ」って断られたっていう、ちょっと笑える過去も明らかになったりして。

場面は変わって、翌朝。ヘスクとナクジュンは、ソミがソーニャと一緒に蝶々を追いかけてるのを目撃。ソーニャがソミにすっかり懐いてる様子を見て、なんだか微笑ましい気持ちになっちゃう二人。その頃、人間界では、捨て犬たちが他の虐待されたペットたちと結託して、「動物を虐待する人間専用の地獄を作ろうぜ!」なんて物騒な計画を立ててるの。それを知った会長は、犬のチャジャン、チャンポン、マンドゥを呼び出して、「こっちの世界ではね、罰のプロセスはちゃーんと徹底してるんだよ。生き物を虐待したヤツは、しっかり罪を償わなきゃいけないんだからね」って諭すの。

ヘスクはまた教会に行くんだけど、牧師さんの説教中にウトウト居眠りしちゃって、牧師さんをイラつかせちゃう(笑)。その後、ラーメンを2人前作って、更生クラスの一日を終えるんだけど、帰り道でソミに遭遇。なんとソミ、飛んできたバドミントンのシャトルからヘスクを守るの!これって、昔ヨンエがよくやってたことと同じじゃない!?その夜、また地獄の使者の夢を見て怖くなったソミは、ヘスクのベッドに潜り込むんだけど、これもヨンエそっくり!え、もしかして…?

次の日、ソミはヘスクと一緒に教会へ。そこには新しい男性が礼拝に来ていて、牧師さんはご満悦。一方、会長はチャジャンたち3匹の犬に、亡くなったペットたちが飼い主の悲しみから立ち直れるように、幻覚や夢として現れることを見せるの。チャンポンは、「人間も捨てたもんじゃないかもな…ペットが心から幸せを願うくらいなんだから」なんて思い始めるんだよね。

その後、犬たちは教会の外で待っているソミに遭遇。「地獄に行きたいなー」なんて話してるのを聞いちゃう。そしてサービスセンターに行くと、地獄の使者たちが逃げ出した魂を捕まえようと大わらわ。職員によると、逃げ出した魂は特別な匂いがして、ペットなら気づくことができるんだって。普段は天国の住人に紛れ込んじゃうらしいんだけどね。犬たちはハッとするの。「そういえば、ソミから変わった匂いがしたぞ!あれは他のペットの匂いじゃなくて、逃げ出した魂の匂いだったんだ!」って。

その頃、ヘスクはソミをサービスセンターに連れて行って、ヨンエのことを尋ねるの。そこで衝撃の事実が!ヨンエは亡くなっていて、地獄行きが決定しているって…。それを聞いたヘスク、「やっぱり!ソミはヨンエなのよ!」って大喜びでナクジュンに報告。

でもナクジュンは、なんだかこの状況に不安を感じてるみたい。ヘスクはソミに「あなたはヨンエなのよ」って言い聞かせて、ソミもその愛情と居場所の心地よさから、ますます自分をヨンエだと信じ込んじゃうの。

一方、チャジャンはソミを捕まえるために、ヘスクたちの家族に潜り込もうと決意。でも、ヘスクが犬アレルギーだって知って(しかも、それについて悪態をついた罰でまたブドウをもらう羽目に!)、自分の毛をなくすことを決めるの。健気すぎる!

場面は再び教会。ヘスクはまたあの老人と会うの。近くに大豆の袋があるのを見つけたヘスクは、「礼拝の代わりに豆乳作りましょ!」って提案。牧師さんも加わって、3人で悲しい身の上話を語り始めるの。牧師さんは両親に捨てられた過去があって、老人は病気の奥さんとトラックで暮らしながら小物を売って生活していたんだけど、自分がガンになっちゃったんだって。「自分が死んで奥さんを一人残すのが怖い…」そう思った老人は、トラックごと崖から飛び降りて、二人とも亡くなってしまったことを告白するの…。

そう、この老人こそが逃げ出した魂だったの!そこに会長と地獄の使者たちが到着!

老人はヘスクを人質にとって、「妻は天国に行ったのか!?地獄に行ったのか!?」って詰め寄るの。でも会長は「お前は罪人だ。教えられないね」ってバッサリ。その頃、郵便配達員として働いていたナクジュンが、老人の奥さんが編んだマフラーを受け取るの。教会の騒ぎを聞きつけたナクジュンは急いで駆けつけて、そのマフラーを老人に渡すの。それは、奥さんが天国へ行ったことを静かに伝えるメッセージだったんだね…。ナクジュンの機転で、老人はヘスクを解放。奥さんに選択の余地を与えずに死なせてしまった罪を償う覚悟を決めて、穏やかに投降するの。泣ける…。

ナクジュンとヘスクが家に帰ると、ソミが怯えてクローゼットの中に隠れてるの。ヘスクは優しく「ヨンエ…」って呼びかけるんだけど…。その頃、地獄では、本物のヨンエが自らの運命へと歩みを進める姿が映し出されて、第4話は幕を閉じるの。

つづく