今回の『君は天国でも美しい』第5話、とんでもないことになっちゃいましたね! まさかヘスクがあんなことになるなんて…! 地上では相変わらず、悪い奴が法の穴をくぐって無罪放免なんて胸糞悪い事件が起きてる一方で、天国と地獄も大忙しですよ!
ナクジュンは地上で、罪人の証拠集めに奔走する地獄の使者とバッタリ。その後、遺影のない天国住人の葬儀に立ち会うんだけど、この人、なんと地上で殺された例のマフィアの被害者だったんです! ナクジュン、天国の会長の助けを借りて、なんとか故人の写真を手に入れて祭壇に飾るんだけど、この行動が後々どう繋がっていくのか…。
そんな中、ナクジュンは地獄の使者が若い夫婦と幼い娘の魂を回収するのを目撃しちゃうんです。地下鉄で夫婦は地獄へ吸い込まれちゃうんだけど、娘ちゃんは純粋な魂として天国へ直行! この対比がまた切ない…。
一方、我らがヘスクは教会で牧師さんと一悶着。なんでも翌日の正午前までに戻ってこいって言われたんだけど、その牧師さんの噂話をしちゃって、またまたぶどうの実をゲット。実はこの牧師さん、5歳で亡くなってて、お母さんの手作りスジェビ(手打ち麺のことね!)がもう一度食べたかったんだって。泣ける話じゃないですか…。
ヘスクがそのスジェビを作ってあげるんだけど、その過程で牧師さんが幼くして自分を捨てた両親に対して、ものすごい恨みを抱えてることが明らかに。うーん、複雑。
その後、ヘスクが良いことポイントでソミ(誰だったかしら? ま、いっか!)に水を買ってあげようとしたら、まさかの残高不足! ムカついたヘスク、自動販売機を破壊しようとしたその瞬間! またぶどうの実がポロリ。空の色がみるみる変わって、地獄行きの路面電車がゴゴゴ…って感じで現れて、ヘスクを吸い込んじゃったんですよ! マジかー!!
ギリギリでその光景を目撃したナクジュン、慌てて天国の会長に助けを求めるんだけど、「ヘスクは天国と地獄の狭間に自ら身を置いた。与えられたチャンスを失ったんだ」って、まさかの介入拒否! えええ、そんな非情な…。
この一部始終を見ていたチャジャン(ワンちゃんかな?仲間たちと一緒だったし)が、なんと地獄へ行くことを決意! 牧師さんを言いくるめて、一緒に地獄へ向かうことに。牧師さんも、ヘスクにあんなに冷たくしちゃったことを後悔し始めてたみたい。
地獄に着いたヘスク、そこで本物のヨンエと再会! そして、天国の会長と対をなす地獄の王とご対面。王様、「お前たちの罪は容赦なく罰せられるぞ!」って、そりゃそうだよね、地獄だもん。
そこから始まる地獄めぐりツアーがまたエグい! 盗人用の「煮えたぎる大釜地獄」(今は殺人鬼用らしいけど)、嘘つきや詐欺師が舌を抜かれる「舌抜き地獄」、殺人鬼・強盗・強姦魔のための極寒の「水ぶくれ地獄」、不倫した者が山に挟まれる「圧殺地獄」、酒や暴力で人を傷つけた者が燃える道を行く「叫び地獄」、汚職政治家や悪徳宗教家みたいな詐欺師が罰せられる「焦熱地獄」…。もう、見てるだけでこっちまで苦しくなるわ!
こんな壮絶な地獄を見た後、ヘスクはなんと「未分類」と宣告されて、ヨンエと一緒に別室へ。未分類って何よ!?って思ったら、「完全には死んでないか、臨死体験したか、地獄に完全には該当しない者」のことらしい。地獄のフルコースツアーと罪の重さの判定が終わるまで、お預け状態ってわけ。
その頃、地上では地獄の使者が、さらなる殺人を犯そうとしていた例のマフィアの車をドカーン! マフィアは即死で地獄行き、そして最も重い罰を受けることに。ざまぁみろ!
一方、ナクジュンはチャジャンと一緒に地下鉄で地獄の駅に到着。リスクを承知の上で、地獄ツアーの許可をもらって、「妻を見つけるまで帰らん!」と固い決意。愛だねぇ…。
ツアー中、ヘスクとヨンエはさらに地獄のあれこれを見学。あの幼い娘の両親は、娘を無理心中させた罪で地獄に落ちたことが判明。ひどすぎる…。チャジャンも、昔自分を虐待した元飼い主が罰を受けてるのを発見。そして、サイバーいじめとかデジタルな嫌がらせをした人たちのための「新しい地獄」なんてのも登場。時代を反映してるわね…。
そしてついに、未分類の魂たちが巨大な天秤の前に。罪の重さが50未満なら天国、それ以上なら地獄。ヘスクが天秤に乗るんだけど…結果は次回にお預け! じらすねー!
その頃、ナクジュンはついに地獄の王と直接対決! そして衝撃の取引を持ちかける。「もし俺が地獄の隅々まで旅をしたら、妻を返してくれるか?」と。王様、まさかのOK!?
つづく