ウィジュンの壮絶な過去…涙なしには見られない告白
前回、いい雰囲気だったウィジュンとクムジュ。その続きから始まった11話、ウィジュンが重い口を開いて、今まで誰にも話せなかった過去をクムジュに打ち明けたの。
- 母親の死と父親の蒸発: 1996年、お母さんが亡くなって、そのショックに耐えられなかったお父さんは、なんとウィジュンを捨てて蒸発…。彼にとって、おばあちゃんとクムジュだけが心の支えだったのね。
- アル中の父との再会: 大人になって医者になったウィジュンの元に、アルコール依存症になった父親(ソ氏)が金の無心に現れるの。もう、この時点で辛すぎる…。
- ジョンヨン看護師の悲劇: ウィジュンは父親を無理やり入院させるんだけど、父親は回復したと嘘をついて退院。そしてウィジュンの誕生日に彼を襲い、はずみでジョンヨン看護師を殺害してしまったのよ。アルコール依存症だったせいで父親の罪は軽くなって、ウィジュンはずっとそのことを自分のせいだと責め続けてた…。
彼が頑なに禁酒を続けていたのは、この悲しい事件が理由だったのね。いつも優しくて穏やかなウィジュンの笑顔の裏に、こんな壮絶な過去があったなんて…。クムジュの前でだけ見せる弱い姿に、胸が締め付けられたわ。
女の友情は美しい!グァンオクとミズ・ノージー、涙の和解
シリアスな展開の一方で、心温まるシーンも。退院したグァンオクを、みんなが温かくお出迎え!
そこに現れたのが、今までグァンオクにツンケンしてたミズ・ノージー。病気になったグァンオクを見て、自分の態度を反省したみたい。
実は昔、ミズ・ノージーの夫キボムが新婚旅行で酔っ払って「初恋の相手はグァンオクだ」なんて口を滑らせたのが原因だったのよ!なんてデリカシーのない夫!長年の嫉妬と罪悪感を涙ながらに告白するミズ・ノージーを、グァンオクが優しく抱きしめるシーンは、もう涙腺崩壊…。女の友情って、本当に素敵よね。
絡み合う人間関係と、深まるペク看護師の謎
ソヌクとヒョンジュ、そしてソンファの関係も、ますますこじれちゃってるわね。ヒョンジュはソンファとの関係を修復したいと思いつつも、ソヌクからの電話は無視。切ないわ…。
でも、今回のメインディッシュはそこじゃないのよ!そう、ペク看護師!
ウィジュンのことを溺愛してるように見えた彼女だけど、その行動がどんどん怪しくなっていくの。
- 謎の介護施設: ウィジュンは、行方不明だった父親がいた介護施設のオ管理人と連絡を取るんだけど、なんとペク看護師とオ管理人が同級生だったことが判明。でもペク看護師は「知らない」と嘘をつくのよ。
- 嘘の目撃情報: クムジュはバスターミナルでペク看護師を見かけるんだけど、本人は電話で「ソウルにいる」と大嘘!しかも、バスの行き先は介護施設があるミョンジュ…。怪しすぎ!
- 暴かれる正体: クムジュが調べると、ペク看護師が参加しているというクラブは全部閉鎖済み。さらに、警察からの連絡で、あの介護施設はペク看護師の所有物で、オ管理人が所長だってことが発覚するの!
もう、この時点で鳥肌立ったわよね!ペク看護師、あなた一体何者なの!?
衝撃のクライマックス!「ウィジュンは私の息子よ」
全てのピースがはまった時、物語は最悪の形でクライマックスを迎えるわ。
ウィジュンは真実を確かめるために介護施設へ向かい、ペク看護師と対峙。そこに、ガラス瓶を持った父親ソ氏が現れて、ウィジュンに襲いかかるの!
「ペク看護師への復讐のために、お前を殺す!」
そう叫ぶソ氏。パニックの中、ウィジュンをかばって刺されたのは…ペク看護師だったのよ!
そして、フラッシュバック。事件の引き金になったのは、ペク看護師がソ氏に告げた一言だった。
「ウィジュンは私の息子よ」
……え?
……えええええええええ!?
もう、頭が真っ白よ!まさかの、まさか!ウィジュンの実の母親が、ずっとそばにいたペク看護師だったなんて!彼女がウィジュンに執着していたのも、亡くなったジョンヨン看護師とシフトを代わったことを後悔していたのも、全てが繋がった瞬間だったわ。
エピローグでは、卒業式でウィジュンとクムジュを陰から見守り、そっと花束代を払って去っていくペク看護師の姿が…。切なすぎるでしょ…。
刺されたペク看護師の運命は?そして、衝撃の真実を知ったウィジュンとクムジュの関係はどうなっちゃうの?来週はいよいよ最終回!もうハンカチとティッシュを箱で用意して、テレビの前で正座待機するしかないわね!
『禁酒をお願い』第11話の感想
今回のエピソードは、登場人物たちの隠された過去や感情が明らかになり、物語が大きく動きました。特にウィジュンがクムジュに打ち明けた過去は、彼の禁酒の理由と深い心の傷を示すもので、非常に胸が痛みました。彼の父親との関係や、ジョンヨン看護師にまつわる悲劇的な出来事は、彼のキャラクターに更なる深みを与えています。
一方で、グァンオクとミズ・ノージーの長年のわだかまりが解ける場面は、心温まる瞬間でした。嫉妬から生まれたすれ違いが、涙の和解に至る様子は感動的です。
そして、最も衝撃的だったのはペク看護師を巡る謎です。彼女の不可解な行動の数々が、終盤で驚愕の真実へと繋がりました。全ての出来事が一つの線に収束していく展開には、ただただ圧倒されました。物語の結末がどのようなものになるのか、非常に気になります。
つづく