まず、グムジュの悪夢からスタート。ウィジュンが水に沈む夢を見て飛び起きた彼女は、なぜかポチョンではなくテチョンビーチに!サウナでスマホをなくしたところに、ウィジュンが登場。絶妙なタイミング!

一方、キム課長は飲酒運転でニュース沙汰になり、投資家も手を引いて大ピンチ。グムジュはウィジュンにこれまでの経緯を告白。するとウィジュンは、キム課長に怒りつつも、グムジュの禁酒継続を応援。ビーチデートを楽しむ二人ですが、そこに現れたのは…なんとソヌクとヒョンジュ!まさかのダブルデート勃発!ソヌクはヒョンジュにゾッコンで、グムジュとウィジュンをなかなか振り切れません。ウィジュンはソヌクの片思いをからかい、ソヌクはヒョンジュをスター扱い。ヒョンジュは赤面…この恋の行方はいかに?!

潮干狩りでは、グムジュとヒョンジュが泥にはまってしまうハプニング。ソヌクはヒョンジュのことしか眼中になく、グムジュは「テコンドー教室の金づるくらいにしか思われてないのかも…」とモヤモヤ。

一方、ジョンスは落ち込み気味。グァンオクは元気づけようと連れ出しますが、そこでペク看護師に遭遇。ウィジュンへの献身的な姿に感心する二人ですが、ペク看護師は何かを隠している様子。ソヨン病院からのボランティア派遣要請を断る電話シーンが意味深…。

ダブルデートに戻ると、ソヌクのヒョンジュへの想いはさらに加速!グムジュとウィジュンもついに気づきます。ヨンウンの妹とソンファもソヌクの恋心に気づき、ヨンウンは動揺を隠せません。

帰宅後、グムジュはヒョンジュに詰め寄ります。「ソンファを傷つけることになる」と。ヒョンジュは反論。「ソンファの味方をするなんて!」とグムジュに怒りをぶつけます。

グァンオクはめまいを感じながらも、グムジュの昇進を喜び、旅行を提案。しかしグムジュはヒョンジュとのことで頭がいっぱい。職場のミヨンはグムジュの昇進を祝福。ウィジュンには思うところがあるようですが…。グムジュは、自分もヒョンジュを応援するべきだったと反省します。

町の人々もグムジュの昇進を祝い、グァンオクはみんなにご馳走すると宣言。しかし、突然倒れてしまいます!ウィジュンはグァンオクを自分の古巣である病院へ搬送。

なんとグァンオクは肝炎を患っていました。飲酒もしていないのに…。家族は、グァンオクの苦痛に気づかなかったことを悔やみます。グムジュはヒョンジュに子どもの様子を見に行くよう頼み、保育園に迎えに行ったのは…ソヌク!ヒョンジュはソヌクに怒りをぶつけます。「デートなんかしてる場合じゃなかった!」と。

ウィジュンの師匠が登場。ウィジュンは病院を避けているようですが、グァンオクのため、最高の肝臓専門医がいる病院へ連れてきたのでした。師匠はソ先生のことを気にかけ、ウィジュンが心の整理をつけられるよう願います。

ここで回想シーン。ソ先生はウィジュンを殺そうとするも警備員に取り押さえられます。しかし、看護師は死亡。噂はウィジュンに不利なように広まります。

グァンオクは肝移植が必要ですが、ジョンスとヒョンジュは適合しません。グムジュは飲酒の影響で数値が不安定。自分を責め、涙を流します。ウィジュンはグムジュを慰め、数値を正常化すればドナーになれると告げます。

ソヌクはグムジュが適合しない場合、自分がドナーになると申し出ます。ヨンウンはソヌクのヒョンジュへの想いの強さに驚きます。町の人々もグァンオクを心配します。

そして、ドナーが見つかり、グァンオクの手術が始まります。手術室に向かうグァンオクは、グムジュと行けなかった旅行を夢見て…。

第9話のラストは衝撃!なんとドナーはグムジュでした!

エピローグでは、亡くなった看護師、チョン・ソンミの葬儀が描かれます。ペク看護師は怒りをにじませ、「必ず償わせる」と誓います。

『禁酒をお願い』第9話の感想

第9話は、まさに怒涛の展開でした。前半はグムジュとウィジュンのほっこりするビーチデート、ソヌクの恋の矢印、そして思いがけないダブルデートなど、コミカルなシーンもありましたが、後半はグァンオクの突然の病、そしてグムジュの決断と、息つく暇もないほどシリアスな展開に。特にグァンオクの病気が発覚したシーンは、見ているこちらも胸が締め付けられるようでした。家族のために苦労してきたグァンオクのこれまでの日々が走馬灯のように思い出され、涙なしでは見られませんでした。

そして、グムジュのドナーになるという決断。驚きとともに、彼女の強い意志と愛情を感じました。ウィジュンへの贖罪の気持ち、そしてグァンオクへの家族としての情、様々な感情が入り混じった複雑な心境だったでしょう。今後のグムジュの回復、そしてグァンオクの手術の成功を心から祈っています。

また、ペク看護師の復讐を誓う姿も気になります。ソ先生とウィジュン、そしてペク看護師の間には一体何があったのか?今後の展開が非常に楽しみです。

つづく