冒頭からクライマックス!?謎の襲撃者とジアンの覚醒

物語は、いきなり緊迫感MAXのシーンからスタート!ボロボロの家で、何者かに狙われる少女ジアン。窓の外からはスナイパーが銃口を向けていて、もう絶体絶命!部屋の中には怪我をした女性と意識不明の男性が…。ジアンちゃん、一体どうなっちゃうの!?

と、思いきや、ジアンは冷静沈着。昔、叔父のジンマンと一緒にアクション映画を見た時の会話を思い出すんだ。「ヒーローが都合よく弾を避けるのは、死角を上手く使ってるからだ」ってね。その言葉をヒントに、ジアンはほうきに鏡を括り付けてスナイパーの位置を特定!見つけた銃で反撃開始!いやー、この子、ただ者じゃないぞ!

叔父ジンマンの突然の死…残された謎

場面は変わって、過去のジアン。どうやら警察沙汰を起こしちゃったみたい。でも、それは痴漢を懲らしめた正義の行動だったんだけどね。叔父のジンマンに迎えに来てもらおうと電話したら、警察官から衝撃の事実が告げられる。「叔父さんは死んだ」って…。えええ!?

さらに過去の回想シーン。ジンマンはソウルに引っ越したジアンのアパートの窓に鉄格子を取り付けたり、防弾仕様のクローゼットを用意したりと、何やら物騒な準備をしていた様子。ジアンがお金をごまかした店主が、その後事故で大怪我をして、きっちりお金を返してきたなんて話も。ジンマンは「俺がやった」なんて冗談めかして言うけど、これってまさか…?そして、ジンマンがジアンに最後に言った言葉は「学生番号を覚えておけ」。これが後々重要になってくるのかな?

現在に戻り、叔父の訃報を聞いて故郷に戻るジアン。タクシーの運転手は偶然にもジンマンの学友だった。遺体安置所でジンマンの遺体と対面したジアンは、彼の足首に「マーダーヘルプ」というタトゥーがあるのを見つける。自殺として処理されたけど、本当に…?

幼馴染ジョンミンとの再会と葬儀に現れた怪しい影

叔父の家に着くと、幼馴染のペ・ジョンミンと再会。コンピューター専攻のジョンミンは、ジンマンの遺影写真を探すのを手伝ってくれたり、ジンマンが亡くなった浴室を掃除してくれたりと、すごく協力的。彼もジンマンの仕事を手伝っていて、最後に話したのもジョンミンだったらしい。

ジンマンの葬儀には、タクシー運転手やジンマンの昔の友人たちがやってくる。その中には「イ・ヨンハン」と名乗る人物からの花束も。そして、ひときわ異彩を放つ双子の兄弟が登場。彼らは誰とも言葉を交わさず、不気味な雰囲気を漂わせている。外では謎の男がタバコをふかしながらジンマンに別れを告げていた。一方、ジョンミンはジンマンの浴室で隠された携帯電話を発見する。

葬儀の席で、ジンマンの友人たちは彼のホース販売業が上手くいっていなかったことや、彼がギャングやスパイだったという噂話で盛り上がる。酔っ払ったタクシー運転手は、昔、父親たちがギャンブルで金を失った時に、ジンマンが大金の入ったカバンを置いて救ってくれたという衝撃の過去を語り出す。

叔父の秘密…闇サイト「マーダーヘルプ」

葬儀が終わり、叔父の家に戻ったジアンは、叔父の死に様に対する嫌悪感をジョンミンに吐露する。叔父の思い出が詰まった家で、ついに泣き崩れてしまうジアン。ジョンミンはそんな彼女に寄り添う。

しばらくして、ジアンがジョンミンの肩で眠りから覚めると、彼が見つけた携帯電話を渡される。それは古い機種で、ジアンは驚く。すると、その携帯に「ジンマンに7000万ウォン支払った」というメッセージが届く。さらに、銀行口座の残高が187億ウォンというとんでもない金額になっていることを示すメッセージも!ジョンミンはジンマンが使っていた農業用品の販売サイトを見せるが、どう考えてもホースの販売でそんな大金が稼げるはずがない。

農業用品サイトが何かの隠れ蓑だと気づいたジョンミンは、ついに武器を販売する闇サイト「マーダーヘルプ」を発見する。ジアンは衝撃を隠せない。

サイトには、お金を支払った人物からメッセージが届く。「店は閉まった」とジアンが返信すると、相手はジンマンが死んだことを察し、「代わりにジアンを殺しに行く」と宣言!ジョンミンは慌ててウェブページを閉じる。警察に電話しようとしたその時、インターホンが鳴る。モニターには、ジンマンの中国語の家庭教師だと名乗るソ・ミンヘという女性が。しかし、彼女のカバンには武器が…。そして、ジアンの携帯には「お前は私が殺す。他の奴に殺されるな」という不気味なメッセージが届く。ミンヘはすでに玄関の目の前まで来ていた。ジアンは恐怖で凍りつく…。

エピローグ:幼き日の出会い

物語の最後は、ジアンが7歳の頃の回想シーン。8年ぶりに現れた叔父ジンマンと家族で食事をしている。ジンマンはジアンに自己紹介し、二人は笑顔を交わす。これが、二人の関係の始まりだったんだね…。

つづく