『7人の脱出 シーズン2-リベンジ-』第8話 あらすじ・ネタバレ

炎に消えたはずの真実…ラヒ、最後のゲームと衝撃の結末

まず度肝を抜かれたのが、ラヒが仕掛けた監獄での「罪の告白ゲーム」よ。ダミの死に関わったクズどもに、自分の罪をカメラの前で洗いざらい吐かせようって魂胆。まぁ、こいつらときたら、生き残るためなら平気で仲間を売るような連中だから、あっという間に醜い暴露合戦が始まっちゃうのよね。ドヒョクはすぐにラヒの狙いに気づいてたけど、他の連中はそんなこと知ったこっちゃない!

でもね、ここで一枚上手だったのが、あのチャンソンよ!ラヒは告白をライブ配信するつもり満々だったのに、チャンソンは最初からそんな気サラサラなし!ラヒ、あんたも詰めが甘いわよ…って思ったら、ラヒもチャンソンの車に時限爆弾を仕掛けてたの!モネも一緒に乗ってたから、もうハラハラドキドキ!なんとかギリギリで助かったけど、肝が冷えたわ…。

そして、ラヒのゲームはさらにエスカレート!「5分後にここは大爆発よ!銃を手にして相手を殺せば助かるわ!」って、もうメチャクチャ!でも、ラヒ自身も誰も生かして出すつもりなんてなくて、出口で銃を構えて待ち伏せよ。ところが、そこに現れたのが…なんとモネ!しかも銃を手にして、ラヒの足を撃ち抜くなんて!

驚いたのは、ラヒの足が義足だったこと!え、いつから!?って感じでしょ?チャンソンは爆発が迫ってるからモネを助け出すんだけど、クズどもも我先にと逃げ出して、ラヒは床に置き去り…。爆発まであと30秒。自分の復讐が果たせないまま死ぬことを悟ったラヒの無念の表情が、もう…ね。

でも、ここで奇跡が!ボロボロのドヒョクが部屋から這い出てきたのよ!チャンソンにボコボコにされた上に、銃で撃たれてもう限界…。そんなドヒョクを見たラヒが、最後の力を振り絞って彼を安全な部屋に引きずり込んで、爆発から救ったの!ええええ!?ラヒ、あんたって人は…!

生き残った者たちの新たなゲームと、ラヒの汚名

Kと残りの手下たちは、なんとチャンソンに助けられて病院へ。ドヒョクもキタクとミヨンの機転で助け出されて、手術を受けてたわ。チャンソンはKたちの前で「ドヒョクはまだ見つからない」なんて嘘ぶっこいてるけど、実は生きてるって知ってるのよ、この男!

しかもチャンソン、Kたちの告白映像をバッチリ録画済みでバックアップまで取ってるっていう周到さ!「お前らの命は俺の手の中だ」って、完全に立場逆転ね。ルカを渡せってKに迫るけど、Kが拒否すると、手下たちはあっさりチャンソンに寝返る始末。どこまでもクズな奴らだわ!

そしてチャンソンは、今回の騒動を「テロ事件」として処理。ラヒがダミを虐待してた映像を拡散して、「金のために子供を捨てた強欲で自己中心的な母親」っていうレッテルを貼り付けたの。さらに、ラヒがTIKITAKAのCEOや警察官、政治家たちを脅迫するために爆弾を仕掛けたけど、人質は助かってラヒだけが爆死したっていうストーリーをでっち上げ!Kも記者会見で「SAVEの報道は事実です」なんて言って、CEO辞任と警察への協力を表明。もう、どこまで腐ってるのよ、この男たち!

明かされるラヒの真意と、残された者たちの葛藤

モネはチャンソンの言いなりになるつもりなんてなくて、チョルウとジュランをラヒの家に呼び寄せて共同生活スタート。そんな中、ドヒョクが病院で意識を取り戻すの。同じ頃、ジュランの元には「借金が全額返済されました」っていう謎の連絡が…。これって、ラヒが…?

そして、モネはドヒョクから衝撃の事実を知らされるの。自分の兄がジュンソクの身代わりで死んだこと、そして、ラヒが自分の母親を助けていたこと!ラヒがキタクに遺した手紙には、モネの母親の感謝の言葉に心変わりして、遺体を偽物とすり替え、ソヨンに母親の世話をさせていたけど、チャンソンに見つかって連れ去られたって書かれてたのよ!チャンソン、お前ってやつは…!

モネは、母親の死を悲しむフリをしていたチャンソンへの怒りでいっぱいになるけど、ラヒがなぜ自分の母親を助けたのか理解できなくて大混乱。ドヒョクは、ガゴク地区で自分を助けたのはラヒだったこと、そしてラヒは最初から生きて脱出するつもりはなかったんじゃないかって言うの。ラヒが変わったのかもしれないって言うドヒョクの言葉を、モネは信じられずにその場を去ってしまう…。

ラヒの手紙には、自分の遺灰をダミの墓から遠く離れた場所に撒いてほしいって書かれてたけど、キタクはダミの墓のそばに埋葬したの。キタクからの連絡で、モネ、チョルウ、ジュラン、ジンモ、ミョンジもラヒの墓前に集まるの。みんな、それぞれの思いを抱えてね…。

ジンモは、ラヒがハナの居場所を知りながらKに渡さず、絵本まで買って安全にかくまっていたことを知って衝撃を受けるの。ミョンジは、ラヒがダミにしたことを後悔して、ハナに娘の面影を重ねていたのかもしれないって…。

ドヒョクは言うの。「彼女の死は無駄じゃなかった。みんなが一歩前に進む助けになった」って。彼らがラヒの墓を囲んでいると、まるで奇跡みたいにホタルが木々を照らし出すの…。

最後のシーンでは、ラヒがおばあさんと隠れて暮らすハナにスケッチブックを届ける姿が…。手紙のナレーションで、ラヒの最後の願いが語られるの。「私の財産を、母親に捨てられた子供たちのために使ってほしい。そして、キタクの娘を憎んでごめんなさい」って…。

うわーん、ラヒ…!あんた、最後の最後で…!もう涙腺崩壊よ!こんなにも複雑で、悲しくて、そしてどこか救いのある結末が待っていたなんて…。

『7人の脱出 シーズン2-リベンジ-』第8話 感想

特に印象的だったのは、ラヒの最期の選択。あれだけ他人を蹴落としてきた彼女が、ドヒョクを助けるなんて誰が予想したかしら。自分の復讐が果たせない無念さの中で見せたあの行動は、彼女の中に残っていた人間らしさの証なのかもしれない。チャンソンが用意周到にラヒを社会的に抹殺しようとする冷酷さと対比されて、余計にラヒの複雑な心情が際立っていたように思うわ。

モネがラヒの真意や母親の件で混乱する姿も、見ていて胸が締め付けられた。信じていたものが崩れ去り、敵だと思っていた人物の意外な一面を知らされた時の動揺は、想像に難くないもの。

そして、ラヒがハナを陰ながら守っていたという事実。娘のダミへの後悔が、ハナへの行動に繋がったのかと思うと、彼女の心の奥底にあったであろう罪悪感と愛情の深さを感じずにはいられない。

つづく