『7人の脱出 シーズン2-リベンジ-』第9話 あらすじ・ネタバレ
まず冒頭、ドヒョクがKの手下たちに「もう悪さするのやめようぜ!」って呼びかけるシーンからスタート。そして市長選のカウントダウンが始まって、なんと我らがジンモがトップ2候補に躍り出るのよ! やるじゃないの、ジンモ!
一方、モネとドヒョクは、チャンソンによってどこかの監獄に閉じ込められちゃったモネのお母さんを探して奔走。そんな中、チャンソンは「セーブ」と「TIKITAKA」の合併を提案してくるの。もう、この男は何を企んでるんだか!
そして、キタクよ…。ダミが自分の娘だったっていう衝撃の事実に気づいて、悲しみと怒りで我を失いそうになるの。チャンソンの家に乗り込んで襲いかかろうとするんだけど、間一髪でドヒョクが止めるっていうハラハラドキドキの展開! キタクの気持ちを思うと、胸が張り裂けそうよね…。
ラヒの遺志を継いで、チョルウとジュランもドヒョクの仲間入り!心強いわ! ドヒョクはソンチャングループで「セーブ」と「TIKITAKA」に対抗しようと考えてるみたい。そして、ギョンス、ドヒョク、キタクの3人が漢江の近くで月を見ながら、キタクが「娘ダミを殺したKに必ず復讐する!」って月に誓うシーンは、もう涙なしには見られなかったわ…。
さて、ジンモとミョンジの偽装夫婦だけど、選挙活動を通じてお互いを支え合い、子供たちの面倒も見たりするうちに、なんだか本物の家族みたいになってきちゃって、ついには…あらやだ、親密な関係に! 翌朝のミョンジの晴れやかな顔ったら! 子供たちも家の新しい雰囲気を楽しんでるみたいで、ちょっとほっこり。
でも、エリカがいじめっ子から弟を守ろうとして攻撃しちゃったことがネットで拡散されて、ハナの撮影現場への同行を止められちゃうの。落ち込むエリカに、ハナが自分の出生の秘密を打ち明けるシーンはグッときたわ。「本当の親に捨てられて、命まで狙われてる」って…。自分のお母さんは自分を捨てたのに、フィリップとエリカはお母さんに愛されてて羨ましいって言うハナの言葉に、二人の女の子の絆が深まるのよね。
ドヒョクとキタクはソンチャングループに初出勤!キタクはなんと副会長に就任よ! その頃、モネはチャンソンの家で朝食を作るフリをしながらお母さんを探してるんだけど、これがまた巧妙な隠され方でね…。お母さんはマジックミラー張りの部屋に監禁されてて、外の様子は見えるんだけど、中からは見えないし、壁も防音だからいくらドアを叩いても声が届かないの! 酷すぎるわ、チャンソン!
ラヒからお母さんを引き取ったチャンソンは、最初は一緒に暮らすつもりだったみたいだけど、お母さんがドヒョクのことばかり話すから怒って監禁しちゃったんですって。モネがチャンソンに殴られた時、お母さんが「代わりに私を罰して!」って言ったことで、チャンソンはモネとドヒョクに対するイライラを爆発させたのよ。モネが朝食にトッポッキを作って「お母さんに会いたい」って話した後、チャンソンはお母さんにモネのためのお弁当を作らせて届けさせるの。そのお弁当を食べたモネは、絶対にお母さんが作ったものだと確信して号泣…。もう、このシーンは涙腺崩壊よ!
一方、ミョンジはハナの撮影現場で記者から「ハナを養子にするつもりは?」って聞かれて、真剣に考え始めるの。後でハナに「私の娘になる?」って聞くんだけど、ハナはミョンジに嫌われてると思って泣いちゃうのよね。切ないわ…。エリカはジンモの選挙のためにいじめっ子からの挑発を我慢するんだけど、結局噛まれちゃうっていう…。
ソンチャングループでは、ドヒョクが新アプリ「S Talk 4.0」をミヨンとキタクに紹介。「TIKITAKA」に対抗してマスメディア部門のリーダーになる必要があるって。多くの人が「TIKITAKA」アプリを削除してる今がチャンスってわけね。ドヒョクの天才的なアイデアにミヨンも感心しきり。そこへ元ソウル市長のチャン氏が登場。Kがなぜジンモを市長にしたいのか理由を聞き出そうとするんだけど、家族の命が惜しくてなかなか口を割らないの。イ・フィソがジュンソクだってことを伝えてもダメ。でも、ドヒョクが「あなたの臆病さが、もっと多くの犠牲者を出すことになるんですよ!」って説得して、ついにチャン氏が重い口を開くの。
Kの狙いは、なんとカゴク地区の再開発権を手に入れて、国家権力さえもひれ伏すような強大な都市を建設すること! 全ての情報を支配して、人々の秘密を盾に彼らをコントロールし、K自身が国で最も権力のある人間になろうとしてるんですって! 恐ろしすぎるわ、Kの野望!
そして、「セーブ」と「TIKITAKA」の合併が発表されるの。記者から次期市長選で誰を支持するのか聞かれたチャンソンは、「セーブは中立を保つ」なんて言ってたけど、裏ではジンモとミョンジに会って、サブリミナル効果でジンモの人気を上げる計画を進めてたのよ! 「セーブ」にログインした人々の潜在意識に「ジンモこそソウル市長に最適!」って刷り込むんですって。その見返りは、ジンモが当選した後に伝えるって…一体何を要求するつもりなの!?
その頃、ドヒョクはチョルウとジュランを送り込んで、「ルカ」のメインコンピュータにバグを仕掛け、「セーブ」のセキュリティプログラムを無効化させるの。ジュランが「セーブ」との合併に不満タラタラなフリをしてKの気を引いてる間に、チョルウが地下に忍び込んでバグを仕掛け、カゴク地区の情報をゲット!ナイスプレーよ!
そして運命の市長選! チャンソンとそのチームが土壇場でネットにジンモの契約結婚や家族、努力に関する記事を大量投下したおかげで、ジンモが見事当選! やったー! …と喜んだのも束の間、チャンソンからの見返りの要求がエグすぎたのよ…。なんと、ハナをよこせって! しかも、2週間後の自分とモネの結婚式で、ハナを養女として発表するって言うの! 鬼か! ジンモは当選したばかりの市長の座を失うわけにもいかず、何もできない自分に絶望して、ミョンジと子供たちを守るために離婚を切り出すの。でも、ミョンジは拒絶されたことに激怒して、Kの元を訪れて「ジンモを破滅させて!」って頼んじゃうのよ! あああ、もうめちゃくちゃよ!
そして2週間後…チャンソンとモネの結婚式当日。チャンソンは敵対する者たちに、自分は常に一枚上手だってことを見せつけるの。ジンモはハナを国外に逃がそうと計画してたんだけど、チャンソンに先を越されちゃう。ドヒョクたちはモネのお母さんを救出して、モネを結婚式から連れ出す計画だったんだけど、チャンソンはなんとお母さんを結婚式に出席させて、モネをエスコートさせるっていう衝撃の展開! しかも、お母さんはモネが以前嘘をついてた通り、流暢に外国語を話せるのよ! そして、チャンソンがモネに「お母さんと娘のハナがそばにいて、嘘のない完璧な人生だろ?」って言い放ったところで、モネが言葉を失ってエンディング…。
『7人の脱出 シーズン2-リベンジ-』第9話 感想
第9話は、各キャラクターの感情が激しく交錯し、息をのむような展開が続きました。特にチャンソンの策略と狂気は回を追うごとに増しており、モネとその母親に対する仕打ちは、彼の歪んだ支配欲をまざまざと見せつけました。モネの母親がマジックミラー越しに娘の苦悩を見せつけられ、声も届かない状況に置かれる場面は、見ているこちらも胸が締め付けられる思いでした。そして、あの衝撃的な結婚式のラストシーン。モネの絶望と、チャンソンの満足げな表情の対比は強烈な印象を残しました。
ジンモの市長当選という一筋の光が見えたかと思いきや、その代償としてハナを要求されるという展開は、彼にとってあまりにも過酷な選択でした。当選直後の喜びから一転、絶望の淵に立たされたジンモがミョンジに離婚を切り出す場面は、彼の苦悩と無力さが痛いほど伝わってきました。その結果、ミョンジがKにジンモの破滅を依頼するという行動に出てしまうのも、彼女の愛情と絶望が複雑に絡み合った結果なのでしょう。
一方で、Kの壮大な野望も明らかになりました。カゴク地区を手に入れ、情報を支配することで国家をも手中に収めようとする計画は、物語のスケールを一層大きなものにしています。ドヒョクたちがKの計画を阻止しようと奔走する姿には、わずかながらも希望を感じさせますが、チャンソンという強大な壁が立ちはだかります。
つづく