『7人の脱出 シーズン2-リベンジ-』第10話 あらすじ・ネタバレ
まず冒頭、モネのお母さんがどうなったかの説明からスタート。結婚式直後、モネがチャンソンに詰め寄ると、なんと彼、モネのお母さんに薬物を使って、モネが昔言ってた「あの女」そのものに変えちまったって白状しやがったんですよ!鬼畜の所業とはこのこと!ドヒョクは結婚式の後、モネのお母さんを追ってたんだけど、チャンソンの息がかかったお母さんから「追ってこないで」って電話が…。ドヒョクは、チャンソンがそばにいるからだって気づくわけです。それでも諦めないドヒョク、別の方法でモネのお母さんを救い出す作戦を練り始めます。
一方、結婚式の後、Kがジンモを見張ってるんだけど、ジンモはドヒョクと一芝居打って、Kが去った後に本当の計画を明かすんです。彼がミョンジと子供たちから距離を置いたのは、ミョンジがKに逆らってカゴク地区の所有を阻止しようとしてるから。それどころか、チャンソンが選挙で不正に手を貸した証拠…記事を使って人々の意見を操作するアルゴリズムを使ったってやつ…をドヒョクに渡してたんです!ジンモは自分を「家族を持つ資格のないゴミ」だなんて言って、ミョンジとの関係を断ち切ろうとしてたなんて…切なすぎるぜ…。そんな中、チャンソンはハナがいなくなったことを知り、ミョンジがハナをKの家に連れて行く姿が目撃されるんです。え、ミョンジ、どういうこと!?
ドヒョクはチョルウとジュランを使って、ジンモからもらった証拠を元に「チャンソンがジンモの選挙を不正に後援した」って噂を流させます。この噂がまあ、尾ひれ背びれついてあっという間に広がる広がる!モネはというと、チャンソンの言いなりになるフリをしながら、ドヒョクがお母さんを取り戻すのを手助けする計画を進行中。チャンソンがお母さんを監禁してる部屋を見つけちゃって、ますます決意を固めるモネ。なんと、壁に体を打ち付けて自分でアザを作ったりするんですよ!痛々しいけど、それだけ必死だってことですよね…。チャンソンが嘘をついて選挙を後援したって噂はどんどん大きくなって、チャンソンはメディアから隠れなきゃいけない状況に。
その頃、ミョンジと子供たちはホテルに隠れてて、ハナを引き渡した罪悪感に苛まれてるんです。でも、エリカとフィリップはハナとジンモが恋しくて、ミョンジの決断を後悔させるんですね。フィリップが「ジンモのパスタが食べたい」って言うんだけど、回想シーンでジンモが良い父親だったことが描かれるんです。フィリップにパスタを作ってあげて、自分がいない時はミョンジとエリカの面倒を見るように話したり…。ジンモ、かっこいいじゃん!それに、ママ友ブログのリーダーを脅して、自分の家族に手を出したら汚い秘密をバラすぞって釘を刺したりもしてたんです。
ジンモはハナがKのところにいることを知って、カゴク地区の再開発プロジェクトを発表せざるを得なくなるんです。市がカゴク地区開発プロジェクトを再開して、着工から完成まで48ヶ月かかるって発表。Kは部下にカゴク地区の土地を買わせ、地価は高騰。ミヨンも土地を買って、Kは最初にジンモに要求された1000万ドルを支払います。すべてKの計画通りに進んでるように見えるし、開発エリアも拡大しちゃってるし…。
撮影中、モネはわざとスタッフに体のアザを見せて、弟のギョンスがメイクアップアーティストに「アザのことは誰にも言わないで」って懇願するモネの写真と動画を撮るんです。そこに電話が鳴って、モネはそれがチャンソンからだと見せかけて走り去り、メイクアップアーティストを激怒させるという計算高さ!ドヒョクはこの写真と動画をS Talk 4.0の発表会で使うんです。カン・ギタクがS Talk 4.0の最初のニュース記事としてモネの話を報じ、マスコミは大騒ぎ!ドヒョクはモネのDV被害について、チャンソンが結婚前から彼女に暴力を振るっていたと証言。警察がチャンソンの家に派遣され、モネが彼らを家に入れるんです。
モネは女優魂全開で、「夫が私を部屋に閉じ込めて殴るんです!」って警察に助けを求めます。どの部屋かって聞かれると、モネはチャンソンがお母さんを監禁してた隠し部屋を指さす!ジュランとチョルウが心配した隣人として現れて、「家から叫び声が聞こえた」ってモネの話を裏付け。家政婦は事情聴取に連れて行かれ、ジュランとチョルウがモネの面倒を見ることに。記者会見でドヒョクはチャンソンに、「3時間以内にモネのお母さんをマスコミの前に連れてきて、彼らに暴力を振るっていないことを証明しろ」と挑発。チャンソンはモネのお母さんを国外に逃がそうとしますが、側近はマスコミの前に出してプライベートジェットでこっそり連れ去るのが良い策だと提案します。DVのニュースはセーブ社とTIKITAKA社の株価に影響するけど、Kはカゴク地区に集中してるからどこ吹く風。
ギョンスはチャンソンを尾行して、部下がお母さんを車のトランクに入れるのを目撃!ドヒョクは待てって言うんだけど、ギョンスは我慢できずにチャンソンに立ち向かいます。スピードを上げてチャンソンの車の前に立ちはだかるけど、チャンソンとその部下には敵わない…。でも、この騒動がお母さんに逃げる時間を与えるんです!チャンソンが追いかけると、お母さんは廃ビルに隠れます。チャンソンが見つけた時、彼がタバコを吸ってたのがお母さんにアイデアを与えるんですね。彼女はもう子供たちの重荷になりたくない、特にチャンソンがモネを殺すって言ったのを聞いて決意を固めます。チャンソンの側近と戦い、マッチを奪って家に火を放つんです!火はあっという間に燃え広がり、チャンソンは逃げるしかない。最初に駆けつけたのはモネで、燃え盛る建物の中で苦しむお母さんの姿を見ちゃうんです。ジュランとチョルウがモネを抑えるけど、ドヒョクが到着して燃える建物の中に飛び込んで助けようとします!
燃える建物はドヒョクに自分のお母さんと弟に起こったことを思い出させて、同じことをモネのお母さんに起こさせないと決意を固めさせます。ドヒョクはお母さんを見つけて無傷で建物から救い出すんだけど、彼女はガスを大量に吸い込んでて、消防士が到着する前に病院へ急行します。
一方、ミョンジはママ友ブログの管理人とその子供にばったり会って、彼女と子供たちに謝罪するんです。管理人はミョンジに、夫に話して自分を追わないように頼んでくれって言うんだけど、ミョンジはジンモが自分たちのために立ち上がったなんて信じられない様子。その頃、ミヨンは部下にカゴク地区で買った土地を全部売るように指示。ニュースでは、ジンモがプロジェクトの落札企業を発表するって言ってるんです。そして発表の時、ジンモは「市にはプロジェクトを再開する計画はなかった。この発表は韓国の不動産市場を支配するカルテルを炙り出すためのものだった」と言って、全員を驚かせます!これぞ大逆転!
ミョンジは家でその発表を見て、ジンモの意図と、自分がハナを危険に晒したことに気づくんです。キタクはハナがKの場所に捕らえられてることを突き止め、一同は救出作戦を開始!Kの部下はハナを殺そうとし、ドヒョクたちは彼女を救おうとします。ミョンジはジンモに電話して、「Kの場所に一番近いのは私だから、私がハナを取り戻して自分の過ちを正す」と告げます。ミョンジが最初に到着し、乳母に「Kがハナを迎えに来るように言った」と嘘をつくんだけど、Kが乳母に電話して、乳母はミョンジがハナと一緒に出て行くのを止めようとします。ミョンジと乳母が揉み合いになり、ミョンジはハナに先に行くように言うんです。
ハナは家から飛び出して幹線道路まで走り、Kの車が近づいてくるのを見て排水溝に隠れます。Kはジンモも大切に思っているミョンジを家の中に連れ込むことに。キタクが到着し、排水溝に隠れているハナを発見。彼がハナを車に連れて行こうとしたその時、家の中で銃声が!Kがミョンジを撃ち、部下に彼女を埋めるように命じます。彼らが出て行こうとすると、チョルウ、キタク、ジンモに囲まれます。ドヒョクが後から到着し、彼らが廃ビルに追い詰められたところで、衝突事故を誘発。ミョンジはバンの後部で意識を失ってて、彼らが助け出します。
そしてエピソードの最後…ミョンジは意識を取り戻し、ジンモに子供たちの世話を頼むんです。そして…彼女は息を引き取ります。ジンモは、大切に思う人をまた失ってしまい、悲しみに打ちひしがれるのでした…。ああ、ミョンジ…あなたの勇気と愛は忘れない…。
いやー、本当に息もつけない展開でしたね。ミョンジの死はあまりにも衝撃的で、ジンモの悲しみを思うと胸が張り裂けそうです。でも、彼女の行動がハナを救い、Kへの反撃の狼煙を上げたことは間違いありません。次回、この悲しみを乗り越えて、彼らはどうKに立ち向かっていくのか!?目が離せません!
『7人の脱出 シーズン2-リベンジ-』第10話 感想
いやはや、今回の『7人の脱出 シーズン2-リベンジ-』第10話は、言葉を失うほどの衝撃的な展開でしたね…。特にミョンジの行動とその結末には、ただただ胸が締め付けられる思いです。彼女が抱えていた罪悪感、そして愛する者たちを守りたいという一心からの行動は、あまりにも切なく、そして壮絶でした。
序盤から、モネのお母さんを巡るチャンソンの非道な策略が明らかになり、ドヒョクたちの反撃が始まるわけですが、その中でもジンモの動きは注目でしたね。彼が家族と距離を置いた理由、そしてKとチャンソンを追い詰めるために周到に準備していた計画には、彼の内面の葛藤と覚悟が感じられました。モネもまた、自らを傷つけてまでチャンソンのDVを告発しようとする姿は痛々しくも、母を救いたいという強い意志の表れでした。
しかし、やはり今回のエピソードの中心はミョンジでしょう。一度はKにハナを引き渡してしまった後悔と、ジンモの真意を知った時の彼女の表情の変化が忘れられません。そして、ハナを救うために単身Kの元へ向かい、命を賭して戦った姿…。最期にジンモに子供たちのことを託す場面は、涙なしには見られませんでした。彼女の死は、物語にあまりにも大きな爪痕を残しました。
ジンモの悲痛な叫び、そして大切な人をまたしても失ってしまった彼の絶望を思うと、心が痛みます。ミョンジの犠牲は、残された者たちにとって、Kへの怒りと復讐の炎をさらに燃え上がらせる燃料となったのではないでしょうか。彼女の死を無駄にしないためにも、彼らがどのような反撃を見せるのか、固唾を飲んで見守りたいと思います。
つづく