いや~、前回の『ONE:ハイスクール・ヒーローズ』第3話、衝撃的なラストでしたよね!?主人公ウィグムが、不良グループのリーダー格スンシクに首を絞められて意識を失うなんて…。一体どうなっちゃうの!?とハラハラした方も多いんじゃないでしょうか。

ご安心ください!第4話、溜飲が下がるスカッと展開と、物語の核心に迫る衝撃の事実がてんこ盛りでした!早速、熱量たっぷりにあらすじとネタバレをお届けします!

逆襲の狼煙!ウィグム、まさかの覚醒!

絶体絶命のピンチで終わった前回。しかし、我らがウィグムはここで終わりません!スンシクが次のターゲットであるユンギに狙いを定めたその瞬間、ウィグムが奇跡的に意識を取り戻すんです!

「もう一度俺の首に触れたら、その時は殺す」

ひえええ!いつもの気弱な優等生はどこへやら。完全にスイッチが入ったウィグムの反撃が始まります。一度はやられた相手ですが、今度のウィグムは違う!冷静にスンシクを追い詰め、形勢は一気に逆転します。

仲間がやられそうになり、焦ったスンシクの友達ソンウクが加勢しようとしますが、ここでまさかの助っ人が登場!そう、もう一人の標的だったはずのユンギです!

「こいつの相手は俺がする」って、かっこよすぎか!

実は隠れた実力者だったユンギ。ソンウクのパンチを軽々とかわし、鮮やかな回し蹴り「ファンサービス」で一蹴!その圧倒的な強さに、周りもウィグムも唖然。

そして、ここからが第4話最大の見せ場!

ユンギの戦いを見ていたウィグムは、なんとユンギの必殺技「ファンサービス」を完璧にコピーして、スンシクにとどめを刺すんです!まさかのコピー能力!?これには見ていた全員が度肝を抜かれます。そして、意識を失うスンシクに「警告したはずだ」と冷たく言い放ち、不良グループに二度と学校で悪さをしないよう釘を刺して、その場を去るのでした。いやー、スカッとした!

ヒーローの苦悩と、明かされる家族の秘密

学校ではヒーローとして覚醒したウィグムですが、日常は息苦しいまま。塾では集中できずに講師に叱られ、例の「指で頭を小突く」仕打ちに、思わずその手を掴んでしまいます。結局、教室を追い出され、家では父親から更なる叱責が…。

そんな中、物語はウィグムの家族が抱える闇に深く切り込んでいきます。

ウィグムの母親が苦しんでいたパニック障害。その原因が、ついに精神科医の前で語られます。それは、医大に合格したものの、そのわずか1ヶ月後に自室で自ら命を絶ってしまった兄、スギョムの存在でした。

「助けを求めるサインに気づいてあげられなかった…」

自分を責め、涙ながらに語る母親の姿は、あまりにも痛々しいものでした。この悲しい過去が、ウィグム一家に重くのしかかっていたんですね。

一方、ユンギはウィグムに「一緒に学校のいじめっ子たちを懲らしめよう」と持ちかけます。次のターゲットは、ウィグムの元いた学校の生徒、キム・ナミョプ。医学部教授の息子という権力を盾に、障害を持つ生徒をいじめるという、とんでもないクズ野郎です。

ユンギは、ウィグムが父親への反発から鬱憤を晴らしているだけだと見抜きつつも、彼の力を必要としていました。

決別、そして共闘へ

運命のいたずらか、ウィグムは父親に連れて行かれた医大関係者のパーティーで、そのナミョプと鉢合わせしてしまいます。父親がナミョプを褒めちぎる横で、ウィグムは彼が障害のある生徒をいじめる動画のことを思い出していました。

そして、ついにウィグムは爆発します。

父親に紹介され、挨拶するように促されたウィグムは、パーティーの席でナミョプのいじめを暴露!会場が凍りつく中、ウィグムは父親に向かって叫びます。

「僕は兄さんのようにはなりたくない!」

父親の期待、亡き兄の幻影…。これまで溜め込んできた全ての感情をぶつけ、ウィグムはパーティーを飛び出します。

そして、雨の中、彼が向かった先はユンギの家。

「ナミョプを一緒に捕まえよう」

覚悟を決めたウィグムの目に、もう迷いはありませんでした。

ラストシーンでは、フードを被り、赤いマスクで顔を隠したウィグムとユンギが、いじめを続けるナミョプの前に現れます。

今回のエピソードの感想

第4話は、爽快なアクションシーンと、胸が締め付けられるような家族のドラマの対比が見事でした。ウィグムの覚醒は単なる怒りの爆発ではなく、兄の死という悲しい過去と父親からの重圧に根差していることが分かり、彼のキャラクターに深みが増しました。ユンギという頼もしい相棒の登場も心強い展開です。ただの不良退治ではない、より大きな問題に立ち向かう二人のこれからの活動が非常に気になります。

つづく