「やっちゃった…!」で終わった第1話の衝撃を引きずったまま迎えたわけですが、今回は予想を遥かに超えるジェットコースター展開で、笑いと混乱が止まりませんでした!
早速、記憶が飛んだヒロインと、猪突猛進すぎる公爵様が繰り広げたドタバタ劇を、ネタバレ全開で振り返っていきましょう!
朝起きたら隣に公爵が…からの、いきなりプロポーズ!?
物語は、ヒロインのソンチェクが冷酷無比と噂のイ・ボン公爵と一夜を共にしてしまった、その翌朝からスタートします。
まず衝撃的なのが、当のソンチェク本人は、酔っぱらっていたせいで昨夜の記憶がまったくないこと! 「え、私、何しちゃったの!?」とパニックになる彼女をよそに、イ・ボン公爵は冷静沈着。さっさと身支度を整えると、「ここにいろ」とだけ言い残し、執事には「彼女の家に結婚の申し込みを送れ」と衝撃の命令を下すのです。
…え、早くない!? 一夜を共にしたからって、即プロポーズって! この公爵、行動が直線的すぎます!
原作ヒロインとまさかの遭遇!物語はあらぬ方向へ
公爵の言いつけを無視してこっそり屋敷を抜け出したソンチェクは、街でなんと原作のヒロインであるウネと出会います。 ウネから「公爵って、精力に問題があるのかしら?」なんて無邪気に相談されたソンチェクは、昨夜の(思い出せないけど)情熱的な夜を想像したのか、思わずムキになって公爵を弁護! このシーン、皮肉が効いてて最高に面白いです。
自分が物語の展開をめちゃくちゃにしてしまったことに気づき、ソンチェクは頭を抱えますが、時すでに遅し。物語はもう彼女を中心に回り始めていました。
暴走公爵の華麗なる(?)逃亡計画クラッシャー伝説
ソンチェクは、公爵からの結婚の申し込みを阻止すべく、涙ぐましい逃亡計画を実行に移します。ここが第2話の最大の見どころであり、爆笑ポイントでした!
- 作戦1:都から脱出! → 公爵が先回りして全ての関所を封鎖済みで失敗!
- 作戦2:不潔な女を演じて嫌われる! → 全く効果なし!
- 作戦3:浪費家を演じて呆れさせる! → これも全く響かず!
- 作戦4:占いで「相性最悪」と説得! → 「そんなもの信じない」と一蹴!
- 最終手段:出家して尼になる! → 公爵本人が寺に乗り込んできて、「この女はもう処女ではない!」と暴露。強制的に連れ戻されて万事休す!
ソンチェクが何をしようとも、すべてお見通しで潰しにかかるイ・ボン公爵。その執着心はもはや恐怖ですが、ここまでくるといっそ清々しい! 彼の「絶対に逃がさない」という強い意志がビシビシ伝わってきます。
第二の男、登場!そして韓ドラお約束のラストへ
万策尽きたソンチェクが夜逃げを試みると、森で盗賊に襲われてしまいます。その絶体絶命のピンチを救ったのが、爽やかな謎の青年スギョム。 イ・ボンとは正反対の優しい彼に、ソンチェクも少し心が揺らぎます。
しかし、二人が話しているところに、またしてもイ・ボン公爵が登場! スギョムを牽制し、「未婚の男女の集まりを禁じる」などと無茶苦茶な宣言を始めます。
そこへ、ソンチェクの兄たちが酔っぱらって帰宅。イ・ボンが彼らを「義兄さん」と呼んだことで、事態はさらに大混乱! パニックの頂点に達したソンチェクは、ついに気絶! イ・ボンはスギョムを突き飛ばし、倒れる彼女を腕の中にしっかりと抱きとめるのでした…。
「この執着男から逃れるには、もう死ぬしかないの…?」というソンチェクの心の叫びで、第2話は幕を閉じます。
いやー、最後の最後まで韓ドラのお約束を詰め込んだ、完璧なエンディングでしたね! 笑いとドキドキが止まらない神回でした。暴走する公爵と、当て馬であろう爽やか青年スギョム。このめちゃくちゃな三角関係、次回はどうなってしまうのか、今から楽しみで仕方ありません!
『主役の初体験、私が奪っちゃいました』第2話の感想
第2話は、一夜を共にした翌朝から物語が急加速しました。記憶を失ったソンチェクと、彼女との結婚に突き進むイ・ボン公爵の対比が鮮やかです。特に、ソンチェクが公爵から逃れるために繰り広げる数々の作戦は、コミカルで思わず笑ってしまいました。彼女の必死の抵抗も虚しく、公爵がことごとく先回りして阻止する展開は、彼の執着心の強さを物語っています。さらに、新たな登場人物スギョムの出現により、今後の関係性がどう変化していくのか、非常に興味が湧きました。テンポの良い脚本とキャラクターの魅力が光る回でした。
つづく