やあ、みんな!『瑞草洞<ソチョドン>』の時間がやってきたね。第5話は、それぞれの弁護士が抱える事件とプライベートな問題が複雑に絡み合って、見ごたえたっぷりの回だったよ。特に、今まであまり接点のなかったキャラクター同士の間に新しい関係が生まれたり、ある人物の衝撃的な秘密が暴かれたり…!さっそく、詳しく見ていこうか。

それぞれの「さよなら」と「始まり」

物語は、ジュヒョンが元カノのスジョンと再会するシーンから始まる。法廷でのことを話し合う二人だけど、本当の目的は「さよなら」を言うこと。お互いの幸せを願って、もう会わないと決めるんだ。これでジュヒョンも、やっと前に進めるのかな?

その翌日、ジュヒョンはヒジを呼び出す。何かを言う前に、ヒジは「事務所の下でスジョンさんを見かけて、あなたが帰ったと嘘をついた」と白状するんだよね。彼を傷つけたくなかった、と。ジュヒョンはそのことに驚きつつも、もう大丈夫だと伝える。それどころか、ヒジのオフィスに「非常用おやつ」の袋を置いていくなんて、なかなか粋なことするじゃないか!二人の間の空気が、少しずつ変わってきたのがわかるよね。

二つの事件、二人の弁護士

今回、ヒジとジュヒョンはそれぞれ新しい事件を担当することになる。

ヒジのクライアントは、ムン・ドングンという男性。酔って立ち寄ったコンビニのテーブルに置いてあった時計入りの買い物袋を持ち去ったとして、窃盗容疑をかけられている。でも、防犯カメラは肝心な部分が死角になっていて、決定的な証拠がない。ヒジは近くの中華料理店で別のカメラを見つけるんだけど、店の主人は協力してくれない…。

一方、ジュヒョンのもとには、児童虐待で訴えられた教師ファン・ミングがやってくる。彼は生徒を殴っていないと主張。ジュヒョンは、なんとムンジョンのSNSアカウントを借りて(自分で利用規約を読むのが面倒らしい笑)、生徒たちのSNSを徹底調査!すると、生徒の一人が訴状の写真をアップし、「これで先生を懲らしめてやった」という趣旨の投稿をしているのを発見する。これが嘘の証拠となり、ジュヒョンは鮮やかに事件を解決に導くんだ。

意外な助っ人と深まる絆

さて、ヒジの事件はどうなったかというと、ここで意外な助っ人が登場する。そう、チョ・チャンウォンだ!彼は例の中華料理店の常連で、店主とも顔なじみだったんだね。チャンウォンの助けもあって、ついにヒジは防犯カメラの映像を見ることに成功する。

残念ながら、映像には依頼人が袋を持ち去る姿がはっきりと映っていた。弁護士としてヒジは「知らなかったフリをする」という選択肢も提示するけど、一人の人間として「正直に過ちを認めるべきだ」と諭す。その言葉を受け、依頼人は警察に出頭するんだ。

この一件を通して、チャンウォンとヒジの距離はぐっと縮まる。食事をしながら、チャンウォンは自分が担当している無礼な金持ちの息子の愚痴をこぼし、ヒジは自分が7歳で両親を亡くし、叔父夫婦に育てられた過去を打ち明ける。お互いの人間的な側面に触れて、二人の間に確かな絆が芽生えた瞬間だったね。

そして、暴かれる衝撃の事実

物語の終盤、平穏な日常は一気に崩れ去る。ハ・サンギの元に、差出人不明の奇妙なメッセージが届き始めるんだ。それは、法曹界の有力者の子供たちが不正にロースクールに入学していると告発するネット記事が原因だった。

そして、そのリストにはサンギの名前も…!彼が、あの巨大企業「ハングクグループ」のハ・ジョンマン会長の息子であることが暴露されてしまったんだ。事務所を出たサンギのスマホには、「金持ちのくせに依頼人の気持ちがわかるか!」といった非難のメッセージと電話が鳴り響く。いつも冷静で穏やかだったサンギが、最大のピンチに立たされたところで、5話は幕を閉じる。

『瑞草洞<ソチョドン>』第5話の感想

今回のエピソードは、各キャラクターが直面する仕事上の課題と、彼らの個人的な背景や人間関係が非常に巧みに織り交ぜられていたと感じた。特に印象的だったのは、チャンウォンとヒジの関係性の変化だ。これまでコメディリリーフ的な側面が強かったチャンウォンが、失礼なクライアントに悩みながらも、ヒジを助けることで人間的な深みを見せた。彼の意外な優しさと、それに応えるように自身の過去を打ち明けたヒジ。この二人の間に生まれた静かな絆は、今後の物語に温かい光を灯してくれるだろう。一方で、ラストで投下されたサンギの出自という爆弾は、物語全体の空気を一変させた。彼のキャラクターがこの逆境をどう乗り越え、同僚たちとの関係がどう変化していくのか、目が離せない展開になった。

つづく