お待たせしました!あのドロドロでスリリングな学園サバイバルドラマ『清潭国際高校』が、さらにパワーアップして帰ってきましたね!シーズン2の第1話、もう見ましたか?いきなり衝撃的な展開で、冒頭から心を鷲掴みにされちゃいました。

さっそく、気になる第1話の内容を、ネタバレ全開で振り返っていきましょう!

繰り返される悲劇、犯人はヘインなのか?

物語は、シウンとヘインらしき人物の不穏な電話の音声からスタート。しかも、その現場に居合わせたのは、またしてもヘインでした。

ヘインはシウンのスマホを必死に探しますが、見つかりません。あっという間に警察が到着し、翌日には学校中がその話題で持ちきりに。生徒たちの間では「ヘインが犯人だ」という噂が広まり、彼女はクラスから連れ出され、警察の厳しい尋問を受けることになります。もちろんヘインは無実を主張しますが、シウンに脅迫されていた理由については口を閉ざしたまま。一体どんな秘密を握られていたんでしょうか…?

一方、学校側はソ・ヒス理事長主導で、事件を「自殺」として処理し、学校の名誉を守ろうと必死です。富裕層の親たちもそれを望んでおり、またしても真実が闇に葬られようとしています。

それぞれの思惑と新たな協力者

学園の女王ジェナと、親友だったはずのユリの関係もギスギス。ジェナはハエインの死に関してユリを疑っており、一方でユリは前のシーズンで台無しにされた誕生日パーティーの復讐を企んでいます。女同士の火花がバチバチで、こちらも見逃せません!

四面楚歌のヘインですが、彼女にも味方が現れます。学校のいじめっ子ボソクたちに絡まれているところを助けてくれたのは、なんとアメリカに行ったはずのイ・ソマンの弟、イ・サランでした。兄の頼みでヘインを見守るために来たというサラン、今後のキーパーソンになりそうですね!

孤独な女王ジェナとヘインの意外な接点

そんな中、ジェナにも大きな問題が。父親から突然、離婚することを告げられます。母親を心配するジェナは父親に激しく反発し、平手打ちされて家を飛び出してしまいます。

雨の中、必死に母親の元へ向かおうとするジェナ。そんな彼女を助けたのは、なんとヘインでした。ヘインはタクシーを止め、ラジオから流れるジェナの家庭のニュースを消してあげるという気遣いまで見せます。敵対していた二人の間に、ほんの少しだけ奇妙な連帯感が生まれた瞬間でした。

屈辱の先に燃える復讐の炎

しかし、ヘインを待っていたのはさらなる苦難でした。いじめっ子ボソクとのケンカで彼に怪我をさせてしまい、ボソクの母親がヘインを退学させろと乗り込んできます。ヘインの父親は、娘の将来のため、土下座して許しを請うという屈辱的な行動に出ます。

最初は反発していたヘインですが、教師から「訴えられたら終わりだ」という厳しい現実を突きつけられます。そして、彼女は憎しみと悔しさを押し殺し、父親の隣で自らも膝をつくのでした。

でも、彼女の目は死んでいませんでした。土下座しながらも、心の中ではっきりと誓うのです。「もう二度と、金持ちの言いなりにはならない」と。ヘインの瞳に宿った強い復讐の光。シーズン2は、ここからが本当の始まりです!

『清潭(チョンダム)国際高校(Bitch x Rich) シーズン2』第1話の感想

シーズン1の衝撃を軽々と超えてくる、息をのむような幕開けでした。新たな転落死という悲劇から始まり、主人公ヘインが再び殺人容疑者として追い詰められていく展開は、非常に重厚感があります。登場人物たちが抱える家庭の問題や心の闇がより深く描かれ、単なる学園ドラマではない、複雑な人間模様に引き込まれました。特に印象的だったのは、ラストシーンでヘインが父親と共に土下座する場面です。絶望的な状況の中で見せた彼女の表情は、単なる屈服ではなく、固い決意と燃え上がるような復讐心を物語っていました。富裕層の理不尽さに立ち向かう彼女の戦いが、これからどうなっていくのか、目が離せません。

※日本語で同じ名前のキム・ヘインでも、ドラマでは設定や表記が異なります。チャン・ソンユンさんは「キム・ヘイン(Hae in)」、イ・ウンセムさんは「キム・ヘイン(Hye in)」です。

区別をつけるために、ここでは「ヘイン(ハエイン)」を「ハエイン」と表記します。

つづく