シーズン2も初回から飛ばしていましたが、第2話はさらに人間関係が複雑に絡み合って、もう大変なことになってます!早速、波乱万丈の第2話の展開を、ネタバレ全開で語っていきたいと思います!
窮地のヘイン、起死回生の一手は…?
前回、いじめっ子のボソクとその母親に土下座までさせられてしまったヘイン。自分のせいで惨めな思いをする父親の姿に、彼女の心は罪悪感でいっぱい…。そんなヘインに、親友のソンジュは「やり返すべきだ」と励まし、転校生のイ・サランも「生き残るにはダイヤモンド6に入るしかない」と助言します。校内暴力沙汰が内申書に記録されれば、ヘインの未来は絶たれてしまう。もう後がないヘインが頼ったのは、意外にもあの人でした。
そう、学園の女王ジェナです!
ヘインは、シーズン1でユリがヘインを突き落とした(とされる)事件の証拠であるネックレスをちらつかせ、「これをあげるからダイヤモンド6に入れて」と取引を持ちかけます。しかし、ジェナは「自分の立場をわきまえなさい」と冷たく一蹴。やっぱり一筋縄ではいかないジェナ様、さすがです!
でも、ここでヘインはただでは転びません。ジェナの家からの帰り際、なんとジェナの継母になる予定のミンヒが誰かと電話で揉めているのを目撃!その内容は「お腹の子は本当にジョウンの子なの?」という衝撃的なもの。ヘインはすかさずその会話を動画で撮影!これぞまさしく逆転の切り札になるかも!?
新たなプレイヤーとジェナの受難
一方、ジェナの周りもきな臭い動きが活発化。空港に降り立った謎のイケメン、彼の名はジヌク。どうやらジェナの動向を監視している様子…。そして、彼はなんと清潭国際高校に転校してきます!初対面からジェナに気があるような素振りを見せるジヌク、彼の目的は一体何なのでしょうか?
さらにジェナを悩ませるのが、家に入り込んできた継母ミンヒ。ジェナの亡き母の部屋を勝手にリフォームし、あからさまな挑発を繰り返します。学校ではユリが虎視眈々と女王の座を狙い、家では継母が神経を逆なでする…。四面楚歌のジェナですが、彼女も黙ってやられるようなタマじゃありません。
そして極めつけは、父親がセッティングしたジヌク親子との食事会。そこでジェナは、高校卒業後にジヌクと結婚させられるという衝撃の事実を知らされます。父親に激しく反発し、その場を飛び出すジェナ。追いかけてきたジヌクは「自分たちのルールでこのゲームを支配しよう」と意味深な提案をしますが、ジェナはこれも拒否。いやー、お嬢様も大変ですね…。
女たちの心理戦、最後に笑うのは誰だ!
ユリは理事長のヒスに働きかけ、懲罰委員会を開いてジェナをダイヤモンド6から追い出そうと画策します。最大の寄付者であるジェナの家族と、ユリの板挟みになったヒス。彼が選んだのは…もちろんジェナ側でした。
ジェナはヒスに、ヘイン殺人未遂の証拠であるユリのネックレスを渡し、協力を要請。これでユリの野望も潰えたかと思いきや、事態は誰もが予想しなかった方向へ!
後日、ダイヤモンド6の会合が開かれます。新メンバーとしてサランとジヌクが迎え入れられ、和やかなムード…かと思いきや、ジェナが爆弾発言を投下します。
「ドオンは最高額の寄付金をまだ納めていないから、メンバーから外れてもらうわ」
そして、空いた席に座る新たなメンバーとしてジェナが紹介したのは…なんと、キム・ヘインでした!
まさかの展開に、メンバーも唖然。ヘインが盗み撮りしたミンヒの動画をジェナに渡し、それをネタに取引が成立したようです。敵対していたはずの二人が手を組むなんて!清潭国際高校のパワーバランスは、この瞬間、大きく塗り替えられました。
『清潭(チョンダム)国際高校(Bitch x Rich) シーズン2』第2話の感想
いやはや、今回も息つく暇もないほど濃密な一時間でした。それぞれのキャラクターが抱える秘密や策略が複雑に絡み合い、誰が敵で誰が味方なのか、一瞬たりとも目が離せません。特に印象的だったのは、窮地に立たされながらも、したたかに反撃のチャンスを掴んだヘインの姿です。彼女の雑草魂には、思わず応援したくなります。一方で、絶対的な女王でありながら、政略結婚や家庭問題という新たな悩みを抱えるジェナの人間らしい一面も見え隠れしました。敵対していた二人が手を組んだことで、今後の学園カーストがどう変動していくのか。新キャラクターのジヌクも不気味な存在感を放っており、物語をさらにかき乱してくれそうです。各々の思惑がぶつかり合う、このスリリングな展開から目が離せません。
つづく