前回のラスト、ヘインが父親と一緒にボソク親子の前で土下座するという衝撃的なシーンからスタート。もう見てるこっちが辛くなる…。その一方で、空港には見るからにワケありなイケメン、ジヌクが颯爽と降り立つんだよね。彼が今後のキーパーソンになるのは間違いないって感じ。
学校では、ジェナのスキャンダルがさらに燃え上がってて、もう大変な騒ぎ。これまでジェナの周りにいた取り巻きたちも、手のひらを返したように冷たい態度。でも、我らがジェナ様はそんなことじゃ全く動じないのがすごいところ。
そんな中、ジェナを女王の座から引きずり下ろそうと画策しているのがユリ。本人は「ブロガーの黒幕じゃない」って言ってるけど、絶対怪しいよね。過去の回想シーンでは、病院にいるハエインを殺害しようとまで考えていたことが明らかに…。結局は脅すだけにとどめたみたいだけど、ユリの闇の深さが垣間見えた瞬間だった。
一方、崖っぷちに立たされたヘイン。このままじゃ退学は免れないってことで、生き残るために「ダイヤモンド6」に入るしかないと決意するんだ。藁にもすがる思いでジェナに助けを求めるんだけど、あっさり「あなたのいるべき場所をわきまえなさい」と一蹴されちゃう。
でも、ヘインはこのままじゃ終わらない!ジェナの家からの帰り際、偶然にもジェナの継母ミンヒが電話で誰かに脅されているのを聞いてしまうんだ。「お腹の子は本当にジヌクの子なの?」みたいな内容で、これをすかさず録音!これ以上ない切り札を手に入れたヘインは、再びジェナとの取引に挑む。
時を同じくして、ジェナの父親は、あの新キャラ・ジヌクとの政略結婚を画策。もちろんジェナは猛反発してディナーの席を飛び出しちゃう。追いかけてきたジヌクは「自分たちのルールでゲームをしよう」なんて意味深な提案をするけど、ジェナはこれも拒否。でも、ジヌクは何か面白い計画を思いついたみたいで、不敵な笑みを浮かべてたのが気になる…。
そして、物語はクライマックスの「ダイヤモンド6」の会合へ。
新メンバーとしてサランとジヌクが紹介される。そして、ジェナは「寄付金を払っていない」という理由でドオンの脱退を宣言。空いたその席に、ジェナが指名したのは…なんと、ヘインだった!
ミンヒの弱みを握ったヘインの音声データを使い、ジェナはヘインを自分の駒としてダイヤモンド6に引き入れたんだね。冷え切った表情で並ぶ新旧メンバーたち。これから、この学園のパワーバランスがどうなっていくのか、もう目が離せないよ!
『清潭(チョンダム)国際高校(Bitch x Rich) シーズン2』第2話の感想
今回の第2話は、各キャラクターの思惑がより深く、そして複雑に絡み合う展開でした。単なるいじめられっ子だったヘインが、生き残るために自ら汚れ役を買って出て、したたかに立ち回る姿への変貌には目を見張るものがあります。彼女が手に入れた「切り札」は、今後の物語を大きく左右する重要な要素になるでしょう。一方で、絶対的な女王でありながら、家庭問題や裏切りという四面楚歌の状況に置かれるジェナ。彼女がヘインをメンバーに加えたのは、単なる取引なのか、それとも何か別の大きな狙いがあるのか、その真意が気になるところです。新キャラクターのジヌクも底が見えず、彼がこの混沌とした人間関係にどんな影響を与えるのか、期待が高まります。登場人物たちのパワーバランスが常に揺れ動く緊張感が、このドラマの大きな魅力だと改めて感じました。
つづく