ねえ、聞いた?『優しい男の物語』の11話、もうめちゃくちゃだったよね!やっと幸せになれるかなって思ったのに、そう簡単にはいかないのがこのドラマ。早速、何が起こったか詳しく話しちゃうね。
まず、ミヨンがソクチョルに別れを告げるシーンから始まるんだ。ソクチョルを守るために、自分がそばにいると危険に巻き込んじゃうって考えた末の決断だった。ソクチョルは彼女の気持ちを尊重して行かせるんだけど、辛くなったら、いつでも戻ってこいよって言うんだよ。もう、この一言が優しすぎて泣ける…。
一方で、ソクチョルの妹ソッキも大きな決断をするの。家族の借金を返すために、なんと留学の夢を諦めるってキホンに打ち明けるんだ。家族思いなのは分かるけど、切ないよね。
そんな中、ミヨンに追い打ちをかけるように悲劇が…。お母さんが重い病気で、亡くなってしまうんだ。悲しみに打ちひしがれるミヨンは、葬儀に来てくれたソクチョルに、別れた本当の理由を全部話すの。あなたと一緒にいると、あなたを傷つけてしまうからって。これで二人はやっと和解。ミヨンはお母さんの医療費で家も失っちゃうんだけど、ソクチョルがそばで支えてあげるんだ。
話は変わって、ソクチョルの元兄貴分チャンスが、ソクチョルのお父さんに会いに来るシーンも重要。チャンスは、テフンにした仕打ちにガッカリしたって伝えて、ソクチョルを組織から平和に抜けさせてやってくれって頼むんだ。ソクチョルが辞表を出したって話を聞いた時、二人の間に流れる空気がなんとも言えなかったな。
ソクチョル自身も、テフンに会って、ミヨンにちょっかい出すのはやめて、昔みたいな関係に戻ろうって話をする。みんなが未来に向かって一歩踏み出そうとしてる感じがしたよね。
ソッキは、留学のために貯めてたお金を、内緒で姉のソッキョンに貸すって形で渡すんだ。おかげで家族は家を売らずに済んだけど、娘の犠牲を知った両親は、何もしてあげられない自分たちに心を痛めてた。
でも、平和な時間は長く続かない。チャンスが末期がんで倒れてるのを、右腕のサンヨルが見つけるんだけど、こいつがとんでもないやつで。治療をわざと妨害して、チャンスが動けないのをいいことに、自分の野心のために動き出すんだ。手始めに、部下に命じてソクチョルを組織に引き戻そうとする。
やっと二人きりの時間を取り戻したソクチョルとミヨンは、辛いことを乗り越えたご褒美に、旅行の計画を立てる。でも、ミヨンが待ち合わせ場所で待っていると、ソクチョルはサンヨルの部下たちに囲まれて、無理やり連れ去られてしまう…。ここで11話は終わり。もう、どうなっちゃうの!?
『優しい男の物語』第11話の感想
今回のエピソードは、登場人物それぞれの優しさが、皮肉にも事態を複雑にしていく様子が本当にもどかしかったな。ソッキが自分の夢を犠牲にして家族を救おうとする姿には、胸が締め付けられたよ。彼女の強さと愛情の深さが際立っていたね。ソクチョルとミヨンが、数々の困難を乗り越えてやっと心を通わせたと思ったら、またしても引き裂かれる展開には言葉を失った。特に、サンヨルの裏切りは許せないな。彼の行動によって、みんなが少しずつ築き上げようとしていた平穏が、一瞬で崩れ去ってしまった。誰もが誰かを想って行動しているのに、それがすれ違ってしまうのが、このドラマの深みであり、見ていて辛いところだと改めて感じたよ。
つづく