第13話 あらすじとネタバレ
すべての元凶、サンヨル
ソクチョルは病院でなんとか回復していた。でも、ただ寝てるような男じゃない。自分を刺した高校生、ウソクの電話番号をどうにかして手に入れていた。
その頃、チャンスが組の事務所に戻ると、とんでもない光景が広がってた。サンヨルが、まるで自分のものみたいにチャンスの椅子に座ってたんだ。もう新しいボスは俺だ、って態度でね。
チャンスはソクチョルが刺されたことを知る。そしてサンヨルに警告した。もしお前がソクチョルに手を出したなら、命はないと思え。この脅しでサンヨルは焦る。すぐに部下に命令して、ウソクを消すように言ったんだ。
ミヨンとテフンの決着
ミヨンはテフンに会いに行っていた。ソクチョルが入院した件に、彼が関わってないか確かめるためだ。話してみると、テフンは無関係だったことがわかる。
この会話の中で、ミヨンははっきりと自分の気持ちを伝えた。心の中にはソクチョルがいる、と。それを聞いて、テフンはついにミヨンを諦めることを決めた。
明かされる真実と新たな悲劇
ソクチョルはウソクと連絡を取ることに成功する。そこで衝撃の事実を聞かされた。サンヨルがウソクの母親の命を盾にして、ソクチョルを刺すように脅していたんだ。
ソクチョルはウソクに、将来のために自首するよう説得した。でも、その助言は一歩遅かった。サンヨルの部下がウソクを見つけ出してしまう。翌朝、ソクチョルが聞いたのは、ウソクがバイク事故で死んだというニュースだった。もちろん、サンヨルが仕組んだ偽装事故だ。
ソクチョルの怒りと復讐の誓い
ウソクの命まで奪われたことで、ソクチョルの怒りは頂点に達した。彼はテフンを呼び出す。緊迫した空気の中、ソクチョルはすべての誤解を解いた。問題のテキストメッセージを送ったのも、自分の命を狙ったのも、全部サンヨルの仕業だったと説明したんだ。
高校生の命を奪ったサンヨルは一線を越えた。ソクチョルは、自分の手でサンヨルを潰すと誓う。そしてテフンには、この件から手を引くように頼んだ。テフンはしぶしぶその要求をのんだ。
束の間の平穏と、それぞれの道
退院したソクチョルは、ミヨン、キホン、ビョンス、そして妹のソッキと一緒に実家を訪れた。
そこには少しだけ穏やかな時間が流れていた。キホンがソッキの両親に、彼女との結婚の許可を正式に求めたんだ。一緒に留学したいという計画も伝えた。そしてソクチョルも、静かだけど大切な一歩を踏み出す。ミヨンを自分の両親に紹介した。
でもその裏では、組同士の抗争が激化していた。テフンのグループがサンヨルの部下を襲撃し、警察が介入する騒ぎになっていた。
ソクチョルは、裏社会から完全に足を洗ったチャンスにも会いに行った。チャンスはもうサンヨルを見限っていた。あいつはいずれ組全体を道連れにすると予言した。それでもソクチョルは、自分の手でサンヨルを追う決意を改めて伝えた。
最後の問い
ソクチョルは、まだ自分に従ってくれる数少ない部下たちと一緒に、サンヨルを追い詰めるための証拠集めを始める。彼は、組から逃げているドゥシクという男を探し出した。そして、サンヨルの車に侵入して、ドライブレコーダーの映像を手に入れてほしいと頼んだ。そこには、ウソクの死を偽装した証拠が残っているかもしれないからだ。
物語の最後、ソクチョルはサンヨルに直接電話をかける。そして、ただ一言、突き刺すように尋ねた。
なぜ俺を殺そうとした?
感想
いやー、今回のサンヨルは本当に胸クソ悪かったな。高校生まで巻き込んで、その命を平気で奪うなんて、もう完全に一線を越えてる。ウソクが本当に可哀想でならなかった。ソクチョルが助けようとしたのに、間に合わなかったのが辛すぎる。
でも、そのおかげでソクチョルの怒りが爆発して、物語が一気に動いた感じがする。テフンとの誤解が解けたのは大きな進展だ。これで協力してサンヨルを…とはいかないのが、このドラマらしいもどかしさだよな。ソクチョルは全部自分で背負い込もうとするから。
そんな緊張感の中で、実家でのシーンは唯一の救いだった。キホンとソッキのカップルは見ていて和むし、ソクチョルがミヨンを両親に紹介するシーンはグッときた。彼が本気だってことが伝わってきたよ。
そして最後の、ソクチョルからサンヨルへの電話。痺れたね。あの静かな問いかけに、どれだけの怒りが込められてるか。次回、サンヨルがどう答えるのか、目が離せない。
つづく