本編(ネタバレあり)

最後の作戦

ついに最終回。ソクチョルが動いたよ。まずサンヨルに電話をかけるんだ。なんで俺を殺そうとした?なんて話で気を引いてる。その間にドゥシクがサンヨルの車に忍び込む。目的はドライブレコーダーの映像だ。この作戦がうまくいった。ドゥシクはSDカードをソクチョルに渡す。証拠はバッチリ写ってた。

覚悟の時間

テフンもサンヨルを追い詰めるために動いてる。完全に終わらせるつもりだ。その頃、ソクチョルはミヨンや家族と静かな時間を過ごす。すごく穏やかなシーンなんだ。でもソクチョルの表情はどこか寂しげだった。何か大きなことを覚悟してる顔つきなんだよ。

サンヨルはすぐにドラレコ映像がないことに気づく。ソクチョルの電話が陽動だったってわけ。もうバレバレだ。

その夜、ソクチョルは心を込めて手紙を書く。翌朝、彼は昔のヤクザ時代の服に着替えて家を出た。自分のやるべきことを、もう分かってるんだ。

それぞれの道

一方、ソッキョンは中古車販売の仕事を始めてる。そこにビョンスがいきなり現れてプロポーズ。こっちはこっちで幸せに向かってる感じだ。

ソクチョルはチャンスの組事務所に一人で乗り込む。サンヨルと真っ向から対決だ。お前を警察に突き出すって宣言する。ソクチョルはもう部下に例の映像を警察に渡すよう手配済みだった。抜かりないよな。

最後の戦い

ソクチョルが一人で戦うことになるかと思った。その瞬間、テフンたちが助けに入ってきた。そこからはもう事務所全体での大乱闘だ。最終的にはソクチョルとサンヨルの一騎打ちになる。ソクチョルが我を忘れてしまいそうなギリギリのところで、ビョンスと警察が到着。戦いはそこで終わった。

判決、そして2年後

翌日、ミヨンは自作の歌を披露する。ラブソングにインスパイアされた曲だ。そのあと、彼女は母が眠る場所でソクチョルの手紙を見つける。そこには遠くへ行くかもしれないと書かれていた。これが未来を暗示してたんだ。

サンヨルには懲役20年の判決が下る。ソクチョルは懲役2年6ヶ月だった。

ソクチョルが刑務所にいる間、家族やミヨンは頻繁に面会に来る。でもソクチョルはミヨンとは直接話そうとしないんだ。そんな中、誰かが家族の借金を全額返済していた。

2年が過ぎた。ソッキとキホンは結婚して海外で暮らしてる。ソッキは大学を卒業して働き始めた。ソッキョンはビョンスとの結婚を控え、中古車ビジネスを経営してる。ミヨンはシンガーソングライターとして成功した。ソクチョルの手紙から着想を得た新曲もリリースしてる。

再会

そして、ソクチョルが出所の日を迎える。彼は家族に家で待っていてほしいと伝えていた。だから刑務所の門を出ても誰もいない。そこにミヨンが現れた。感情が溢れて、二人は涙を流しながら抱き合う。物語はここで幕を閉じる。

このエピソードの感想

いやー、最後の最後までしびれる展開だったな。ソクチョルは結局、全部自分で背負う道を選んだ。家族を守るために、自分から罪をかぶったんだ。彼が昔の服を着て家を出るシーンは、もう覚悟が決まりすぎてて見てるこっちが辛かったよ。でも、それが彼なりの優しさだったんだろうな。ミヨンとは刑務所で会っても話さない。これも彼女の未来を思ってのことだろ。不器用だけど、これ以上ない愛情表現だよ。

そして最後の再会シーン。あれは反則だ。2年間、お互いを待ち続けた二人が言葉もなく泣き崩れる。このドラマが伝えたかったことのすべてが、あの瞬間に詰まっていた気がする。単純なハッピーエンドじゃない。痛みも犠牲も全部乗り越えた先にある、すごく重みのある結末だった。本当に見事な最終回だったと思う。