第7話は、ヘラの職場復帰から幕を開けます。同僚たちの多くは待ってたよー!と大喜びで迎えてくれるんだけど、一人だけ、スンジュの視線がめちゃくちゃ冷たい…。それもそのはず、彼女はヘラと上司ジウォンの間に裏取引があったことを知っているから、面白くないわけよね。
職場に戻ったヘラを待っていたのは、メディアの注目を利用しようとする会社の思惑でした。マーケティング責任者のジョンファンは、ヘラの人気にあやかろうと会社のおかげで働きやすいです!とアピールさせるためのインタビューをセッティング。うーん、世知辛い!ヘラも明らかに嘘をつくことに戸惑っている様子。そんな彼女に、上司のジウォンはいつまでいい人のフリをしてるの?と強烈な一言を浴びせます。この言葉、ヘラの心にどう響くんでしょうか…。
一方、ヘラの同期ソジンと先輩のスンジュは、とあるシェフとの商談へ。でもこのシェフが、利益配分に不満があるからって、二人に対してめちゃくちゃ失礼な態度!これにキレたスンジュとソジンが反撃した結果、シェフは会社にクレームを入れるという事態に発展してしまいます。
そんな中、ヘラの夫スピョはというと…。怪我で配達の仕事ができず、収入が減ったことを気にして、なんとコンテンツクリエイターになろうと奮闘!でも、張り切りすぎて肩と顎を脱臼しちゃうなんて、もう、心配だけどちょっと笑っちゃうよね。
その夜、事態が動きます。ヘラは、ソジンが一人であの失礼シェフに謝罪に行ったと聞き、いてもたってもいられず駆けつけます。何か失礼なことをされてるんじゃないかって、ハラハラしたわ!
でも、現場に着くとソジンは無事で、すべて丸く収まったとのこと。そこで二人は初めて本音で語り合い、ヘラはソジンに心から謝罪します。これまでギスギスしていた二人の間に、確かな絆が生まれた瞬間でした。そこへソジンを心配したスンジュも現れて、女性たちの連帯にグッときちゃいます。
物語のラストは、病院に駆けつけたヘラが夫スピョを優しく慰めるシーン。仕事も家庭も、問題は山積みだけど、ヘラは一つ一つ乗り越えていく。まさに逆境の始まりを感じさせるエピソードでした。
『伝説のインターン コ・ヘラ ~Cold Blooded Intern~』第7話の感想
今回のエピソードは、登場人物たちの人間関係に深みが加わった、非常に見ごたえのある回でした。特に印象的だったのは、これまで対立していたヘラとソジンの和解です。失礼なシェフという共通の敵を前に、お互いを心配し、最後には本音で語り合うシーンは、このドラマの大きな見どころの一つと言えるでしょう。仕事の厳しさの中で芽生える女性同士の連帯は、多くの視聴者の心を打ったはずです。また、ジウォンがヘラに投げかけたいい人のフリはやめなさいという言葉は、今後のヘラの成長を促す重要な鍵となりそうです。単なるお仕事ドラマではなく、キャラクターの内面を丁寧に描くことで、物語に奥行きを与えていると感じました。
つづく