ついに最終回か。なんだかんだで面白かったよな、このドラマ。それぞれのキャラクターがどうなるのか、最後まで目が離せなかった。早速、最終回の中身を振り返っていこうか。
あらすじとネタバレ
最終回は、恋愛模様と会社の権力争い、どっちも一気に決着がつく。見どころ満載だったな。
ソクフンとヒョミン、まさかのマッチング?
話はソクフンがベッドで目を覚ますところから始まる。元妻のヨナが犬のハッシュの件で来てたんだ。結局、ヨナは譲歩する。でも一つ条件を出してきた。ソクフンに、犬を一緒に世話してくれる人を見つけろってさ。
それでソクフンがどうしたか。なんとハートロジックっていうマッチングアプリに登録するんだよ。面白いよな。しかも、ヒョミンも同じアプリを使ってる。当然、二人はアプリ上で完璧な相手としてマッチングされるわけだ。
ブラインドデートで鉢合わせした二人。ソクフンはすぐさまデートを中止しようとする。でもヒョミンはノリノリで、このまま楽しもうって言い出すんだ。最初は気まずい雰囲気だったけど、職場の上下関係とか年の差とかを忘れて、二人は結構いい時間を過ごすんだよな。
今週の案件:愛のない子育て契約ってアリ?
今回の法廷案件は、愛がテーマだ。ミンチャンとヒョニョンっていう夫婦の話。二人は共同養育契約を結んでる。つまり、夫婦関係はないけど、子供を育てるためだけに一緒にいる。お互い、他の人と恋愛するのは自由。完全にビジネスライクな関係だ。子供も体外受精で授かったから、肉体関係すらない。
問題は、ミンチャンがヒョニョンに本気で惚れちまったこと。彼は関係を変えたいと願う。でもヒョニョンはそれを一蹴。だからミンチャンは離婚を決意する。ヒョニョンは今の安定した関係が気に入ってるから離婚したくない。それどころか、契約違反だとして10億ウォンの違約金まで請求してくる。
この案件を担当することになったのが、ヒョミンとミンジョンだ。法廷に行くと、相手側の弁護士はなんとヒョミンの元カレっぽいソンチャン。気まずい雰囲気の中、二人は愛の本質についてやり合う。ヒョミンが愛情がある関係がすべて結婚で終わるわけじゃない。あなたならよく知ってるでしょって言い放ったのは、なかなかの見ものだったぜ。
ジヌ、本気のプロポーズ!ミンジョンの答えは…
ジヌとミンジョンの関係も大きな局面を迎える。ミンジョンは、ジヌとの年の差をずっと気にしてる。ジヌの姉から言われたこともあって、またジヌにそっけなくしちまう。
様子がおかしいことに気づいたジヌは、ミンジョンに詰め寄る。そして、自分の本気を見せるために、いきなりプロポーズするんだ。ミンジョンは一度は断る。あなたを愛してる。でも、自分自身はもっと愛してるって言ってな。でも、その言葉こそジヌが聞きたかったことだった。彼はミンジョンを温かく抱きしめる。
ジヌは諦めない。ソクフンとヒョミンに助けを求めて、最高の愛の伝え方を考える。そして屋上で、みんなを証人として集めて、改めてミンジョンにプロポーズするんだ。今度は自分の心からの言葉でね。行けるところまで行きたい。結婚して、君のためにできることをしたいって。それを受けて、ミンジョンは結婚を承諾する。最高の瞬間だったな。
ハイニック・コア事件、ついに決着
会社を揺るがしたハイニック・コア事件も、ついに終わる。Na-yeon側の切り札だったパン・ギスンが、黒幕のコ弁護士を裏切って証拠を渡すことに同意する。でも、コ弁護士の手下であるスンチョルは、ギスンに全ての罪を被せようと画策する。
そんな中、技術者のイ・ソンビンが200億ウォンで技術を売り渡す契約を結ぶ寸前だった。Na-yeonたちはギリギリでそれを止める。ソクフンは、会社がハイニック・コアの技術を1200億ウォンで買い戻すという計画を立てる。そのためには、コ弁護士の最後の砦であるユルソンの票が必要だった。
ユルソンは、会社の腐敗から目を背けるのをやめる。彼はNa-yeon側につくことを決意するんだ。これで形勢は逆転。Na-yeonが正式にユルリムのトップに就任し、スンチョルは失脚。自分のやり方で公正なシステムを築こうとしていたコ弁護士の野望は、ここで潰えた。
それぞれの結末
ヒョジュも母親のウニと和解する。ウニは娘に会える日のために手話を学んでいたんだ。二人が抱き合うシーンは感動的だった。
離婚裁判は、結局ミンチャンの訴えが認められて離婚が成立する。でも、負けたヒョニョンに対してソクフンは言うんだ。これは親としての関係に影響はないって。実際に、裁判が終わった後も3人は一緒に食事に行く。離婚は終わりじゃなくて、新しい関係の始まりだったわけだ。
今回の感想、ぶっちゃけると…
最終回、かなり良かったんじゃないか。それぞれのキャラクターの恋模様にきっちり決着をつけたのが好印象だ。特にジヌとミンジョンのプロポーズシーンは、見ていて本当に幸せな気持ちになった。年の差なんて関係ないってことを、ストレートに示してくれたよな。
一方で、ソクフンとヒョミンの関係は、もう一歩進んでほしかった気もする。マッチングアプリでのデートは面白かったけど、結局これからどうなるの?ってところで終わった感じがするからな。まあ、想像の余地を残したってことなんだろうけど。
裁判の案件も、今回は愛がテーマで分かりやすかった。離婚が必ずしも悲劇的な結末じゃないっていう描き方は、現代的で良かったと思う。ただ、ハイニック・コアの権力争いの決着が少しあっさりしていたかもしれない。でも全体としては、キャラクターたちの成長と人間関係を丁寧に描いた、満足度の高い最終回だったよ。