あらすじとネタバレ
すべては計画通り?ソジョンのおとり作戦
ついにソジョンが動いた。麻薬密売人のク・グァンチョルと直接対決だ。仕事中の君はセクシーだなんてキザなセリフを吐くグァンチョルに、ソジョンは見せてあげると不敵に笑う。そして、なんと自分で自分に薬物バフロンを注射したんだ。
グァンチョルが慌てて解毒剤を探している隙に、ソジョンは銃を突きつける。薬のせいで体はふらついているのに、その度胸はたいしたもんだ。そこに、刑事のジフンが突入してきてグァンチョルを射殺。これで一件落着、かと思いきや、これは壮大な計画の始まりに過ぎなかった。
その頃、ソジョンの相棒デヒョンは倉庫でグァンチョルの部下に襲われていた。でも、警察がつけていた足輪のおかげで、すぐに警官が駆けつけ、デヒョンは助かる。病院でも同じようなことが起きていた。パク・ミンソンが妻ミヨンの仇を討とうと、包帯だらけの人物を襲う。でも、その包帯の下にいたのはブ刑事だった。もちろん、ミンソンは即逮捕だ。
話は5時間前にさかのぼる。自殺したと思われていたミヨンは、実は生きていた。夫からもう少し生きて、日差しみたいな小さなことを楽しんでほしいと言われ、生きることを選んだんだ。その話を聞いたソジョンは、ミヨンを守るためにジフンに助けを求める。ジフンはもう二度と安楽死はしないという約束を条件に、協力を承諾した。
ソジョンがおとりになり、グァンチョルに接触する。信頼の証として、これまでの安楽死の依頼者たちのビデオまで渡すふりをした。ジフンはその間に、グァンチョルの部屋にこっそりビデオテープを隠す。これで、グァンチョルが安楽死に関わっていたという証拠をでっち上げたわけだ。
デヒョンの決意とジフンの選択
汚職警官のアン・テソンも、部下の裏切りによって逮捕される。これで悪党は一掃された。ソジョンは病院で回復。看護師のジェヨンにすべてを打ち明けると、彼女はソジョンの善意を理解してくれた。
一方、取り調べを受けていたデヒョンは、すべての罪を一人で被る決意をする。安楽死は全部自分がやったことで、ソジョンは無関係だと主張したんだ。ジフンはデヒョンの伝言をソジョンに伝える。さらに、パク・ミンソンが刑務所で不審な死を遂げたことも。ソジョンも狙われる可能性があるから、デヒョンの筋書きに乗るように説得する。ソジョンを守るための、苦渋の選択だ。
それぞれの再出発
退院したソジョンは、回復したミヨンに会いに行く。彼女の生きようとする姿を見て、自分のしてきたことは間違いだったのかとヤン神父に問いかける。神父は、答えられない問いもあると静かに語った。ソジョンはヤン神父の病院で働くことを決める。そして、娘のソンイを新しい家に送り届け、毎日会いに来ると約束した。
3年後、新たな嵐の予感
物語は、いきなり3年後に飛ぶ。ソジョンは、呼吸が苦しそうな老人に、ラベルのない薬を投与している。老人はすぐに目を閉じた。彼女は、またあの行為を続けているのか?
その頃、中国に逃げていたグァンチョルの妹ヘリムが韓国に帰国する。元部下から、ソジョンが兄を陥れた証拠の映像を見せられ、復讐を誓う。デヒョンも刑務所から出所し、イェナが彼を温かく迎えた。
ジフンは、あの老人の不審死の現場に呼ばれる。そこには、ソジョンの写真が載ったヤン神父の病院のチラシが落ちていた。最悪のタイミングで、ヘリムがソジョンの前に現れる。彼女は、兄の死の責任を問い詰め、なんと安楽死ビジネスで協力するように持ちかけてきた。ソジョンが断ると、脅迫めいた言葉を残して去っていく。物語はまったく終わっていなかった。むしろ、本当の地獄はここから始まるのかもしれない。
感想
いや、マジで今回は情報量が多すぎた。前半のグァンチョルとの対決は、ソジョンとジフンの見事な連携プレーで、悪が一掃されてスッキリしたよ。でも、その後の展開が重い。ソジョンを守るために、デヒョンがすべての罪を被るなんて、彼の愛情の深さに胸が締め付けられる。彼の自己犠牲は本当に切ないよな。
そして、まさかの3年後へのタイムジャンプには本当に驚かされた。ソジョンは安楽死をやめたんじゃなかったのか?老人に薬を投与するシーンは、いろんな解釈ができてゾクゾクする。ヘリムっていう新しい、そして執念深そうな敵も出てきた。物語は終わるどころか、むしろここからが本番って感じだ。出所したデヒョン、ソジョンを追う立場になりそうなジフン。登場人物たちの関係が、また複雑に絡み合っていく。次がどうなるか、本当に目が離せない。
つづく