あらすじ

ジョンソクとの関係が村中にバレて、ジアンはちょっと気まずい。でも、ジョンソクは全く気にしていないみたいだ。むしろ、これ見よがしにジアンとの時間を楽しもうとする。二人は周りの目を気にすることなく、幸せな時間を過ごし始める。

一方、ヒョリはボヒョンと一緒に旅行へ出かける。二人きりの時間の中で、ヒョリは自分のこれからの生き方について、真剣に考え始める。

そして、テオ。彼はソニョンに背中を押されて、ずっと会っていなかった母親と向き合うことになる。それぞれのキャラクターが、過去や自分自身と向き合い、新しい一歩を踏み出す。そんな心温まるエピソードだ。

ネタバレ

村公認の仲?

前の回であったジョンソクとジアンの熱いハグ。あれ、ミミおばあちゃんがしっかり目撃していた。もちろん、村中の噂になるのはあっという間だ。二人が一緒に車から降りてきたところをみんなに見られて、もう言い逃れはできない。

でも、ジョンソクは隠す気なんてゼロ。むしろ堂々としたものだ。猫耳がついた可愛いヘルメットを用意して、ジアンを自転車デートに誘う。村人たちからの冷やかしも、彼にとってはただのスパイスみたいなもの。ジアンのことが好きでたまらないって気持ちを、全身で表現してる。ジアンも最初は戸惑うけど、そんなジョンソクの姿を見て、彼と一緒にいることを楽しむようになる。二人の家には、お揃いのパジャマまである始末。そしてその夜、二人はついにキスをする。

ヒョリとボヒョンの旅立ち

ヒョリとボヒョンは、二人きりで旅行に出かける。旅先で本を読んだり、ギターを弾いたり、穏やかな時間を過ごす。ボヒョンはヒョリのために料理を作り、二人は同じベッドで眠る。

この旅を通じて、ヒョリは自分の人生を振り返る。これまでは周りのために生きてきたけど、これからはもっと自分のために生きたい。そう強く思うようになる。ちゃんと生きたい。彼女のその決意は、大きな一歩だ。旅行から帰ってきたヒョリは、ジアンとジョンソクの幸せそうな話を聞いて、心から喜ぶ。

テオと母親の涙

ソニョンは、テオが母親とずっと会っていないことを心配していた。彼女は、テオに母親へ会いに行くように勧める。テオは重い足取りで実家へ向かう。

再会した母親の態度は、すごく冷たい。テオは、過去に自分が酒で問題を起こして家族をバラバラにしたことを謝る。今は酒をやめて、物事がはっきり見えるようになったと伝える。それでも母親は彼を許そうとしない。テオは傷ついて家を飛び出す。

ソニョンには母さんは留守だったと嘘をついて、一人、車の中で涙を流す。その時、家から車椅子に乗った母親が出てくるのを見てしまう。実は、テオが荒れたあの夜、母親は脳卒中で倒れていたんだ。母親がテオに冷たくするのは、彼が自分を責めてしまうと分かっていたから。本当はずっと会いたかった。真実を知ったテオは泣き崩れ、母親に謝り続ける。それは、二人にとって、やっと訪れた和解の瞬間だった。

最後の知らせ

みんなが少しずつ前に進み始めた、そんな温かい雰囲気で終わるかと思った。でも、最後はそうじゃなかった。ムニの元に、医者から一本の連絡が入る。ヒョリの手術が、予定より早められるかもしれないという知らせだった。それは希望であると同時に、大きな不安を突きつけるものだった。

感想

今回は、本当に心温まるシーンが多かったな。特にジョンソクとジアン。もう完全にバカップルで、見てるこっちが恥ずかしくなるくらい。でも、あの猫耳ヘルメットで堂々と村を駆け抜けるジョンソクの姿は、最高だった。周りの目なんて気にせず、ただジアンが好きだって気持ちだけで突っ走る。ああいうストレートな愛情表現って、やっぱりいいよな。

一番グッときたのは、テオと母親のパート。ずっと重い十字架を背負ってきたテオが、やっと母親と和解できたシーンは、思わず涙が出た。母親がテオを突き放していた理由が、息子の優しさを知っていたからっていうのが、また泣ける。このドラマ、ただの恋愛話だけじゃない。こういう家族の深い物語が、しっかり描かれているのがいい。

ヒョリも自分の人生を生きるって決意して、本当に成長したと思う。でも、最後の最後で手術が早まるっていう知らせ。やっとみんなが幸せな気持ちになったところに、いきなり現実を突きつけられた感じだ。この一筋縄ではいかない感じが、このドラマの面白いところだよな。

つづく