なあ、今回の第3話、情報量がすごかったな。チョンジャの周りが一気にきな臭くなってきた。まるで全員が怪しく見える、そんな回だったよ。
あらすじとネタバレ
ここからはがっつりネタバレしていくから、まだ観てない君は注意してくれ。
忍び寄る影、一体誰が俺を狙う?
物語は、チョンジャが路地裏で誰かにつけられるシーンから始まる。すぐにトッコ・チョル刑事が駆けつけるんだけど、そのストーカーはあっという間に姿をくらましちまう。誰なんだ、一体。
トッコ・チョルは早速捜査を始める。でも、現場には防犯カメラがない。絶望的かと思いきや、運良くドライブレコーダーの映像を手に入れるんだ。そこにはストーカーらしき男の姿が映っていた。さらに面白いのが、その男が乗っていた車のナンバープレート。それが、以前チョンジャが見つけた名刺の番号2668と一致したんだ。これは偶然じゃないよな。
落ちぶれた元トップスターの現実
災難は続く。チョンジャは今度は考試院(コシウォン)で泥棒の疑いをかけられる。同居してる学生たちから、冷たい視線を向けられるんだ。これも、またトッコ・チョルが監視カメラの映像を見つけて、誤解だったと証明してくれるんだけどな。
さすがに落ち込んだチョンジャは、トッコ・チョルと酒を飲む。かつてはトップスターだった自分が、今はどん底にいる。その現実を嘆くんだ。そんな彼女に、トッコ・チョルはストーカーの映像を見せる。でも、チョンジャには見覚えがない。
家族はどこに?残酷な再会
その頃、チョンジャの兄ドゥウォンは、妹が隠し撮りされた写真を受け取っていた。写真の女性が、自分の妹であり大女優だったセラだと気づいて、愕然とする。この兄貴は味方なのか、それとも…。
チョンジャは父親に会うため、介護施設へ向かう。でも、待っていたのは残酷な現実だった。父親は車椅子生活で、記憶を失っていたんだ。目の前にいる娘がチョンジャだと分からない。後から来たセラ(本当はチョンジャの妹ペクジャの娘)こそが本当の娘だと言い張る始末。おまけに、施設の支払いが滞っているという請求書まで受け取る。踏んだり蹴ったりだな。
事故の真相と暴かれた正体
トッコ・チョルは、チョンジャをはねたトラック運転手の元へ向かう。運転手の男は腕を骨折してるだけで、妙に落ち着いている。その態度がどうにも怪しい。トッコ・チョルは、この男が金で雇われて、わざと事故を起こしたんじゃないかと確信する。事故現場がチョンジャの家や職場から遠いのも、腑に落ちない。誰かが彼女をそこへ誘い出した可能性がある。
そんな中、チョンジャは衝撃的なニュースを目にする。かつてのライバルだった女優フィヨンが、カンヌで最優秀女優賞を受賞したんだ。それは、元々チョンジャが夢見ていた賞だった。悔しさで、彼女の目に火がつく。自分の居場所を取り戻すと、固く決意するんだ。
彼女は昔の仲間たちの今を調べる。兄のドゥウォンは大手芸能事務所の社長。メイクアップアーティストだったテスクは、今や韓国一の実力者。ソニョンは登録者200万人の人気インフルエンサーだ。みんな、チョンジャが姿を消したことで、うまい汁を吸っていたわけだ。
そして、ついにその時が来る。警察署で捜査を続けていたトッコ・チョルが、ある事実にたどり着く。チョンジャの本名と、25年前に失踪したトップスター、イム・セラの情報が一致したんだ。セラは芸名だった。
その夜、トッコ・チョルはチョンジャを見つけ出す。すべての真実を知った上で、彼は静かに言った。無事でよかった。
感想
いやあ、今回はマジで濃かったな。チョンジャを取り巻く人間関係が一気に動き出して、もう目が離せない。特に、昔の仲間たちがヤバい。チョンジャの失踪をいいことに、みんな成功してるじゃないか。これはもう、誰が黒幕でもおかしくない状況だろ。兄のドゥウォンだって、妹の盗撮写真を見て驚いてたけど、本当にシロなのか疑ってしまう。
一番胸が痛んだのは、やっぱり父親との再会シーンだ。実の娘の顔を忘れちまうなんて、これ以上悲しいことがあるかよ。記憶喪失っていう設定はドラマでよくあるけど、今回は特にリアルに感じて、こっちまで辛くなった。
でも、チョンジャはただじゃ転ばない。ライバルの成功をテレビで見て、悔しがるだけじゃなくて、それをバネに絶対に戻ってやるって決意を固める。この強さ、最高だよな。どん底にいても、心はトップスターのままなんだ。
そして最後のシーン!トッコ・チョルがチョンジャの正体に気づいて無事でよかったって言うところ。鳥肌が立ったよ。これでやっと、チョンジャにも本当の意味での味方ができた。この二人の関係が、これからどう進んでいくのか。ただの刑事と元女優じゃ終わらないだろうな。来週が待ちきれない!
つづく