あらすじとネタバレ

悪夢のキャンプとミルの誘拐

話はまず、ちょっと前の回想から始まる。バンウルがミルの頼みで、ドニのために薬を作ってたんだ。 その後、ミル、バンウル、マルスク、カンジの女子チームはキャンプへ。楽しそうな雰囲気だけど、ミルはずっと不吉な予感に襲われてた。仲間たちが死ぬビジョンが見えてたらしい。

で、現代の駅のシーンに戻る。天使たちは悪霊に押されてて、もうめちゃくちゃな状況。クムスンは深手を負って、時間が刻一刻と過ぎていく。 ここでドニが例の薬を飲むんだ。そしたら体が赤く光って、超パワーアップ。悪霊どもをなぎ倒していく。マルスクはその姿を心配そうに見つめてた。

でも、数の暴力には勝てない。みんながやられそうになった瞬間、テサンが登場。あっという間に悪霊を片付けて、チームはどうにか家に帰れたんだ。

ただ、家に戻ったら事態はもっと最悪だった。バンウルが倒れてて、ミルがいない。サミンとその手下に連れ去られた後だった。 ドニがバンウルの心を読んで、何が起きたのかをみんなに伝える。

助からない仲間とチームの亀裂

テサンはすぐにでもミルを助けに行こうとする。 でも、リーダーのマロクがそれを止めるんだ。まずはクムスンの治療が先だって。

ところが、バンウルから絶望的な言葉が出る。悪霊に付けられた傷だから、人間の医学じゃもう助からないって。 ウォンスンは、昔の力を取り戻すために地獄の門を開けようと提案する。でもマロクは、世界にもっと大きな被害が出ると言って強く反対するんだ。

その頃、敵の一人であるオグィは、サミンがミルを捕らえている場所に近づいていた。すると急に激しい頭痛がして、そこで倒れているミルを見つける。

ついに明かされる過去の真実

マロクは誰にも何も言わず、一人でどこかへ向かう。ウォンスンは仕事にでも行ったのかと思ってたけど、実はマロクはもう警察を辞めてた。テサンはマロクとの会話を思い出して気づく。あいつ、一人でサミンの所へ行く気だ、と。テサンとウォンスンも、すぐに後を追う。

洞窟では、サミンとオグィが儀式を始めていた。3つの魂石とミルの力を使って、伝説の神獣ヘテの力を呼び覚まそうとしてたんだ。 儀式は成功する。でも、オグィがその力を手に入れようとした瞬間、ミルとの過去の記憶が全部戻ってきて、気絶しちまう。

その隙を突いて、サミンがヘテの力を独り占め。傷だらけの姿から、若々しい頃の姿へと一気に若返った。

そこにマロクが到着。でも、もうほとんど手遅れだった。マロクはサミンにどうやって生き延びてきたのかを問う。そして、分身の術を使いながら悪霊たちと戦うんだ。サミンは冷静に本物のマロクを見抜くと、一瞬で距離を詰めて剣で突き刺す。倒れるマロク。彼は、サミンがヘテの力を手に入れたことを悟る。

同じ頃、オグィも意識を取り戻し、ミルを見つめていた。彼の頭の中には、忘れていた記憶が洪水のようにあふれ出す。

昔、あの大きな戦いの夜、ミルは恋人だったオグィを助けようとしていた。 でも、家族を殺されたテサンが復讐のためにオグィを殺そうとしたんだ。それを止めたのが、マロクだった。マロクは、二人からお互いの記憶を消し去った。 そしてオグィには、死よりも辛い罰を与えた。ミルを忘れたまま、永遠に地獄に封印されるという呪いだ。

記憶を取り戻したオグィが、悲しい顔でミルを見つめる。ここで5話は終わりだ。

感想

いやー、今回はマジで情報量が多すぎた。頭がパンクしそうだよ。ミルとオグィが元恋人だったなんて、誰が予想した?しかも、リーダーのマロクが記憶を消した張本人だったとは。良かれと思ってやったんだろうけど、全部が裏目に出てる感じが本当にキツい。テサンの復讐心も、今の最悪な状況を作る引き金になってる。結局、チーム内で大事なことを何も共有してこなかったツケが、一気に回ってきたってことだよな。サミンはあっさりパワーアップして若返るし、マロクは刺されるし、もうめちゃくちゃだ。ドニが薬で赤くなって強くなるシーンは、ちょっと少年マンガみたいで面白かったけどな。記憶を取り戻したオグィが、これからどう動くのか。彼の行動が、この先の展開を全部決めそうだな。

つづく