第4話:動き出す過去の因縁

悪夢と不穏な報告

テサンはまた悪夢にうなされてた。過去の戦いで死んだ仲間たちの夢だ。酔ってオフィスでつぶれてたところを、マロクが見つける。

マロクはテサンに衝撃の事実を告げる。あのサミンが戻ってきた。オグィも目覚めた。おまけにソウルストーンが一つ、敵の手に渡ったらしい。マロクは釘を刺す。オグィとミルだけは絶対に会わせるなと。

ウォンスンがこそこそサミンを探してることも、マロクは知ってた。テサンは、オグィとサミンの件を皆に話すことに同意する。でも、奴らの居場所は二人だけの秘密にしようと決めた。

戻ってきたミルと天使たちの日常

ミルがチームに戻ってきて、みんなで久々の食事会だ。雰囲気は悪くない。ボーナスも出て、その半分はカンジを通じて人間に寄付するらしい。相変わらずお人よしだよな。

ウォンスンがテサン気取りでいるのを、みんなでからかったりもする。でも、ミルは何かを隠してる。マルスクがトレーニング中に探りを入れても、何も話そうとしない。ミルだけはなぜか天使の力が残ってる。その理由も、彼女は言わない。

ミルは一人、恐怖に震えていた。かつて見た天使たちが死ぬというビジョン。力がなくなり、守護者のマロクさえ弱った今、それが現実になるんじゃないかって。

敵の本格始動

サミンとオグィの共謀

その頃、オグィはサミンの元を訪れていた。最初のソウルストーンを手に入れたと報告する。過去の回想が挟まる。大戦争の日、サミンはテサンがヘテを殺すのを見ていた。そして、ヘテが3つのソウルストーンを隠す瞬間も。

オグィは自分の力で2つ目の石の場所を突き止め、悪霊を送り込む。サミンはオグィに最後の命令を下した。ミルから最後のソウルストーンを奪えと。テサンの弱点は知っているから、自分が相手をすると不気味に笑う。

巧妙な罠

サミンの作戦はえげつない。まず、天使たちと縁のあるクムスンとマンボクを襲わせた。これは陽動だ。天使たちのネックレスが一斉に光る。案の定、みんな罠にハマってクムスンの元へ駆けつけた。狙いは、ミルを一人にさせること。

絶体絶命の戦い

駅での激闘

テサンとマロクが一番に現場に到着する。マンボクはすでに倒れていた。クムスンは駅のトイレに逃げ込むけど、腕をひどくやられて出血がひどい。

テサンが悪霊をなぎ倒し、マロクがクムスンを連れて逃げようとする。でも、悪霊は次から次へと湧いてくる。他の天使たちも駆けつけて応戦する。マルスクとドニが足止め役を買って出た。でも、力が戻ってない彼らは、あっという間にボコボコにされてしまう。

結局、クムスンを連れた天使たちは全員、駅で追い詰められてしまった。

孤立したミル

その頃、テサンのビルに残っていたミルとバンウルの元に、サミン自らが悪霊を率いて現れる。敵の狙いは、やっぱりミルだった。完全に孤立無援。最悪の状況だ。

今回の感想:もう誰も信じられないじゃん!

いや、マジかよ。今回は一気に話が動きすぎて、頭が追いつかない。まず、ウォンスン。君、絶対何か隠してるだろ。一人でサミンを探ってたって、どういうことだよ。仲間を出し抜いて、手柄でも立てたいのか?それとも、もっとヤバい理由があるのか。もう怪しさしかない。

一方で、テサンの過去話にはグッときた。若い頃のクムスンとのエピソード。ぶっきらぼうだけど、本当は優しい。そういう不器用な男、俺は嫌いじゃないぜ。でも、感傷に浸ってる場合じゃない。

サミンの作戦が狡猾すぎる。陽動からの本命狙い。おかげで天使チームは完全に分断されて、各個撃破されかけてる。マルスクとドニがやられたシーンは、見てて辛かった。力が無いって、こんなにも無力なのか。

そして最後の最後、ミルとバンウルが直接狙われる展開。もう絶望しかないじゃん。テサンたちは間に合うのか?ミルの隠された力は発動するのか?気になることが多すぎて、来週までどうやって待てばいいんだよ。

つづく