絶体絶命の天使たち

前回、悪魔に囲まれて大ピンチだったろ?案の定、ミルのオフィスがある駐車場でボコボコにやられちまうんだ。こっちにはまだ力が完全に戻ってないから、もうどうしようもない。

そこに颯爽と現れたのがマロクだ。こいつが持ってる剣みたいな杖で悪魔を一瞬で凍らせて、その隙になんとか逃げ出すことに成功する。マジでギリギリだった。

でも、安心したのも束の間、凍ってた悪魔の一体が復活してマロクに襲いかかる。仲間も次々に凍結が解けて、また大ピンチだ。ここでドニがいい仕事をする。近くにあったバイクのヘルメットで悪魔をぶん殴ってマロクを救出。ナイスプレーだろ。

黒幕はまさかのアイツ

マロクはもう一度、悪魔たちを凍らせようとする。でも、悪魔たちはなぜか煙みたいに消え始めるんだ。最後の悪魔が消える寸前、マロクがそいつの記憶を読み取る。

そこで見えたのは、今回の襲撃を裏で操っていた人物。まさかのサミンだった。マロクは驚きを顔に出さず、すぐに天使たちをその場から去らせる。ウォンスンは何か懐かしい気配を感じ取ってたみたいだけど、マロクに言いくるめられて結局帰ることになる。このマロクって男、ただ者じゃないな。

もう人間は守らない

ボロボロの状態で本拠地のテサンビルに帰ってきた天使たち。バンウルがみんなの怪我を手当てする。その間、マロクはテサンを別室に連れて行って何かを話してる。

そこにカンジが割って入ってくるんだ。悪霊は見つかったのかって。でもテサンはお前は関わるなと冷たく突き放す。これにカンジがブチギレる。人間を守るのが私たちの使命でしょ!って食ってかかるんだ。

でもテサンの決意は固い。昔の戦いで仲間を4人も失った。そのトラウマがデカすぎる。もう誰も失いたくないって言って、人間を守ることを完全に拒否する。リーダーのこの態度は、仲間内に亀裂を生むよな。

それぞれの思惑

テサンが動かないから、マロクは裏で動き始める。ウォンスンを飲みに誘って、次期リーダーのお前がやるしかないみたいに焚きつけるんだ。悪魔の捜索を頼まれたウォンスンは、その気になって協力することに。単純というか、純粋なんだよな、彼は。

一方のテサンは、金庫の奥に隠してた箱を開けて過去を思い出してた。仲間を失ったあの日のことを。そこにマロクが現れて、今回の黒幕がサミンだと報告する。人間を救うべきだと説得するけど、テサンの心は動かない。俺たちにはもう力はない。神にも見捨てられたって言って、家族である天使たちを犠牲にする気はないと断言する。

テサンの態度にカンジはイライラが募るばかり。彼女は誰よりも人間を守るっていう使命感が強いからな。

そんな中、テサンはトッポッキ屋台のクムスンとマンボクのところへ行く。屋台を買い取るから、この国からしばらく出ていけって金とチケットを渡すんだ。危険から遠ざけようとしてるんだろうけど、やり方が不器用すぎる。

忍び寄る不吉な影

ミル、カンジ、クィドル、マルスクは孤児院を訪れる。そこでミルが恐ろしいビジョンを見てしまう。次の戦いで、天使たちが死んでいく未来を。これはヤバい。

その頃、クムスンとマンボクがテサンの元を訪れて、彼の申し出を断る。クムスンはテサンを信じてるんだ。昔、母さんを助けてくれたみたいに、あんたが私たちを救ってくれるヒーローだって。この信頼が、テサンをどう動かすかだな。

そしてラストシーン。オグィが盗まれた遺物を手に持っている。サミンが言ってたソウルストーンってやつだ。オグィがそれを握ると、胸から赤い光が放たれる。こいつも何か企んでるのは間違いない。黒幕はサミンだけど、オグィも一枚噛んでる。物語が一気に複雑になってきたな。

感想

いやあ、第3話はマジで話が動き出した回だったな。テサンの過去の傷が思ったより深くて、リーダーなのに動けないのがもどかしい。でも、仲間を失った辛さを考えたら、彼の気持ちも痛いほど分かるんだよ。だからこそ、カンジのストレートな正義感との対立が際立つ。この二人のぶつかり合いが、今後の物語の大きな軸になっていきそうだ。

それにしても、マロクの動きが本当に怪しい。テサンを説得するフリをしながら、裏ではウォンスンを焚きつけてる。本当に天使たちの味方なのか、それとも何か別の目的があるのか、ちょっと疑っちまうよな。

そして最後のオグィのシーン。ソウルストーンって何だよ。胸が赤く光るとか、完全にヤバいやつのフラグじゃん。黒幕はサミンってことになってるけど、オグィも絶対何かを企んでる。こいつらの関係性も気になる。ミルの不吉な予知も出てきたし、天使たちがどんどん追い詰められていく感じがたまらない。これからどうなっちまうんだよ。

つづく