なあ、今回の『TWELVE』第7話、マジで色々動きすぎだろ。オグィの過去が全部わかって、もうただの悪役じゃないってことがハッキリした回だったな。
オグィの過去、悲しい恋の物語
まず驚いたのが、オグィが元は人間だったってこと。 光に仕えてて、地獄とこの世の境目を見張る役目だったらしい。悪魔を見つける特別な力ももらってた。その仕事で天使たちと近くなって、ミルのことを好きになったんだ。
でも、天使と人間の恋なんて許されるわけない。切ないよな。オグィはミルと一緒にいたくて、マロクみたいに天使の力が欲しいって光に祈り続けた。ミルは天使の犠牲を知ってたから、そんな危ない祈りはやめろって必死に止めたんだけど、オグィは聞かなかった。
結局、祈りすぎてぶっ倒れちまう。その弱った心につけ込んだのが闇だ。あいつ、サミンの体を乗っ取ってオグィに近づいて、力をやるって囁いた。オグィに考える時間なんて与えずに、一瞬で悪魔に変えやがった。最悪だよ、本当に。
裏切り者の烙印と、本当の気持ち
最初にオグィの異変に気づいたのはカンジだった。彼女はオグィと対峙する。サミンはカンジを殺そうとしたけど、オグィはミルのためにカンジを助けたんだ。ここでわかるよな。オグィの根っこは変わってない。サミンには自分の立場をわきまえろって釘を刺して、闇が狙うミルのソウルストーン集めへの協力も断った。
でも、ミルがこの真実を知った時には、もう全部手遅れだった。
そして現代。秘密の洞窟で、先に意識を取り戻したのはオグィ。その直後、ミルのソウルストーンが体に戻って、彼女も目を覚ます。でも、待っていたのは悲しい再会だった。ミルはオグィが裏切ったと責める。オグィは、自分を見捨てた光を責める。お互いを思ってるはずなのに、完全にすれ違ってる。
ミルは傷ついたオグィをその場に残して、テサンの元へ戻ることを選んだ。これが最善の方法だと信じて。
ソウルは大混乱、天使たちの終わらない戦い
その頃、ソウルの街は憑依された人間たちでパニック状態。天使たちはミルを探す途中だったけど、人間たちを救うために寄り道する。バンウルは憑依された人間も救えると気づいて、殺さないで!って仲間たちに叫ぶ。でも、敵は倒しても倒しても起き上がってくる。キリがない戦いだ。
回復したクムスンは、そんな状況を見てテサンに同情する。恩知らずな人間たちのために、また悪魔と戦わなきゃいけない彼の運命をな。
サミンの罠、そして最悪の再会
天使たちが寄り道してる間に、事態は最悪の方向へ進む。サミンがミルを捕らえちまったんだ。オグィはサミンとの戦いで弱っていて、どうしようもなくなって天使たちに助けを求める。自分が回復するまで時間を稼いでくれって。
ミルを手に入れたサミンは、テサンビルにある地獄の門へ向かう。そして地下で、信じられないことをしでかした。前に死んだはずの4人の天使を復活させて、自分の手駒として操り始めたんだ。これは精神的にキツすぎる。
ビルに駆けつけた天使たちは、かつての仲間が敵として立ちはだかる姿に言葉を失う。テサンは他の天使たちに4人との戦いを任せ、自分は一人で地下を目指す。もちろん、天使たちは仲間だった相手を本気で攻撃できず、またもや無駄な戦いが続く。
その隙に、テサンは地下でミルのソウルストーンを奪い返すことに成功。一気にパワーアップする。同じ頃、ビルの屋上ではオグィが傷を癒し、決戦の準備をしていた。
ついに地下でサミンと対峙したテサン。サミンの手下を何人か片付けるけど、敵は無限に湧いてくる。サミンはテサンにこっち側に来いと誘いをかけるが、テサンはもちろん断る。そして、さらに多くの手下がテサンに襲いかかってきたところで、7話は終わりだ。
感想
いやあ、今回はオグィの過去が全部明かされて、一気に物語が深くなったな。ただの裏切り者じゃなくて、ミルを愛するがゆえに道を踏み外した男だった。ミルとのすれ違いが本当に見ていて辛い。お互いを思っているのに、立場がそれを許さないっていう展開は王道だけど、やっぱり胸が痛む。
それにしても、サミンのやり方がえげつなさすぎる。死んだ仲間を復活させて敵として戦わせるなんて、一番やっちゃいけない手だろ。天使たちの葛藤を思うと、こっちまで苦しくなる。テサンがソウルストーンを手に入れてパワーアップしたのは唯一の希望だけど、あの敵の数を見ると絶望感しかない。屋上で回復してるオグィがどう動くのか。彼が最後の切り札になるのかもな。とにかく、来週まで待てない!
つづく