いやー、もう何が何だか分からなくなってきたな、このドラマ。毎回新しい事実が出てきて、頭の中がぐちゃぐちゃだよ。でも、それが面白いんだけどな。今回は、ついにテスの娘、ハビンにガッツリ疑いがかかる回だ。親父としては、心臓に悪い展開だよな。

父と娘、それぞれの戦い

脅迫とウソ

話はテスと娘ハビンの気まずい会話から始まる。ハビンは母さんを自殺に追い込んだ犯人を殺したいなんて言い出す。物騒なこと言うよな、まったく。テスはそれを聞いて、冷静にお前は人を殺す言い訳を探してるだけだと突き放す。母親の死の原因は、母親自身にあると。娘にかける言葉じゃないかもしれない。でも、テスも必死なんだ。

そんな中、テスの元に脅迫電話がかかってくる。相手はジュンテの父親、チョン氏だ。24時間以内に息子を釈放しろ。さもないと、あんたの娘のヤバい写真を警察にバラまくと。最悪のタイミングで、最悪の脅迫だ。

娘に迫る疑惑の目

一方、テスの部下であるイ・オジンは、独自にハビンに接触する。カフェで話を聞くんだけど、ハビンは知らないふりを徹底する。でも、動揺は隠せない。焦って店を出るときに、飲んでたカップを落として割ってしまうんだ。オジンは、そのカップをきっちり回収。DNAを採るためだ。抜かりないよな。カフェを出たハビンは、そのまま道で気を失って倒れる。色々、限界だったんだろう。

新たな容疑者と食い違う証言

守りたいもの

警察では、ジュンテが取り調べを受けている。テスは、ジュンテが恋人のソンヒをかばっていると見抜く。だから、わざとソンヒを尋問に同席させる。揺さぶりをかけるためだ。このソンヒって女、周りで人が4人も死んでるんだ。元夫とか、例の少女たちとか。どう考えても普通じゃない。

ジュンテはソンヒを守るために、自分がミナを殺したと自白まで始める。性的関係を迫って、断られたからカッとなって絞殺した、と。でも、テスはそれもウソだと見破る。ミナの遺体の検死結果では、死因は絞殺じゃなかったからだ。

バラバラのピース

じゃあ、本当は何があったのか。ジュンテの父親、チョン氏は息子が犯人じゃないと確信している。彼は息子を守るために、ミナの遺体をバラバラにして隠したと明かす。彼が疑っているのも、ソンヒだ。ソンヒは事件の夜、血まみれで現場から逃げる姿をジュンテに目撃されていた。

さらに、別の男パクの証言も出てくる。彼は二日酔いで目を覚ましたら、隣でミナが死んでいたらしい。パニックになっているところにソンヒが現れて、酒のせいにしろと入れ知恵したという。ソンヒは一体、何を企んでるんだ?ジュンテを犯人に仕立て上げたいのか?それとも、何か別の目的があるのか?ピースが多すぎて、全然ハマらない。

テス、絶体絶命

テスはジュンテが無実だと証明しようと奔走する。だが、時間は刻一刻と過ぎていく。そんな中、ついに決定的な証拠が見つかってしまう。オジンが回収したカップのDNAと、事件現場に落ちていたネックレスのDNAが一致したんだ。そして、そのネックレスはハビンの亡くなった母親のものだった。

万事休す。テスがジュンテを助け出す方法を見つけた、まさにその瞬間。チョン氏が送った脅迫写真が、警察署長のもとに届いてしまう。 写真に何が写っていたのかは分からない。でも、そのせいでテスはこの事件の捜査から外されることになった。 プロファイラーとして、父親として、最大のピンチだ。

第8話の感想、ちょっとだけ語らせて

いや、もう勘弁してくれよって感じだ。誰が嘘をついてて、誰が本当のことを言ってるのか、さっぱり分からなくなってきた。ソンヒって女が全ての元凶に見えるけど、それもミスリードかもしれない。

ハビンも、ただの被害者なのか、それとも何か隠しているのか。彼女の行動も謎だらけだ。父親のテスが、刑事としての正義と、娘を守りたい親心の間で引き裂かれていく姿は見ていて本当に辛い。

でも、この複雑さがこのドラマの魅力なんだよな。一つ謎が解けたと思ったら、新しい謎が3つくらい増える感じ。こっちはもう、脚本家の手のひらの上で転がされっぱなしだ。でも、それでいい。最後まで徹底的に振り回してほしい。

つづく