ネタバレ全開!最終回のあらすじ

ついに来てしまった最終回。オクチョンの物語がどう終わるのか、俺も固唾をのんで見守ったよ。早速、全開で話していくから、まだ観てない君は注意してくれ。

淑嬪チェ氏の告発、絶体絶命のオクチョン

物語は最悪の状況から始まる。あの淑嬪チェ氏が、粛宗(イ・スン)にオクチョンが亡くなった仁顕王后(イニョンワンフ)を呪いました!って直訴するんだ。 しかも、ご丁寧に証拠の祭壇まで見つけ出してきやがる。

オクチョンは必死に弁明する。息子のユンが天然痘にかかったから、回復を祈っていただけだって。 でも、重臣たちは聞く耳を持たない。宮殿で祭壇を設けたこと自体が大問題だからな。 オクチョンに仕える女官たちは捕らえられ、厳しい拷問にかけられる。 そして、一人が耐えきれずにオクチョン様が呪いましたと嘘の自白をしてしまうんだ。 これで完全に追い詰められた。

王の苦悩と、オクチョンの決意

粛宗はオクチョンを信じたい。彼女の元を訪れて、本当にやっていないと、息子ユンに誓えるか?と問う。 オクチョンは力強く誓えますと答える。 王様はその言葉を信じ、彼女の無実を証明しようと約束する。

でも、西人派の重臣たちはもう止まらない。オクチョンに死罪を!の大合唱だ。 それどころか、罪人の息子である世子も廃位しろ!なんて言い出す始末。 自分のせいで、愛する粛宗と、命より大切な息子ユンの地位までが脅かされている。その事実にオクチョンは打ちのめされる。

そして彼女は、とんでもない決断をするんだ。自ら粛宗の元へ行き、私に死を命じてくださいと願い出る。 愛する人たちを守るために、自分の命を差し出すことを選んだんだよ。 このシーンは、本当に胸が締め付けられた。

最後の愛、王が仕掛けた逃亡計画

粛宗は、表向きは重臣たちの要求を受け入れ、オクチョンに自決を命じる。 でも、それはすべて嘘。王としての立場を捨ててでも、オクチョンを救うための芝居だったんだ。

彼は裏で、オクチョンを宮殿から密かに逃がす計画を立てていた。 そして、その手引きを頼んだ相手が、まさかのヒョン・チス。 かつてオクチョンを巡って争った恋敵だよ。そのチスに彼女を連れて遠くへ行けと託すんだ。 王様の苦悩と覚悟が伝わってきて、言葉を失った。

愛を守るための帰還、そして最期

計画は成功し、オクチョンはチスと共に宮殿を脱出する。 清へ向かう船も用意されていた。 もう生き延びられる。誰もがそう思ったはずだ。

でも、オクチョンは宮殿へ戻ることを選ぶ。 自分が生き延びれば、王命に背いた粛宗が窮地に立たされる。 王としての彼と、世子である息子ユンを守るためには、自分が死ぬしかない。 彼女は私の死に場所は、王様のそばですと言い切るんだ。

自らの足で死地に戻ったオクチョン。彼女を迎えたのは、毒薬の入った器だった。粛宗は、他の誰にもさせられないと、自らの手でその器を彼女に渡す。 オクチョンは、愛する粛宗の腕の中で、静かに息を引き取った。あなたの愛に生きて、その愛を守るために死にます。 彼女の最期の言葉は、まさにその生き様そのものだった。

最終回の感想、ぶっちゃけどうだった?

いや、もう、ただただ切なかった。歴史上、悪女として有名なチャン・ヒビンだけど、このドラマは一貫して彼女を愛に生きた女性として描いてきたよな。その集大成がこの最終回だったと思う。

一番グッときたのは、粛宗がオクチョンを逃がそうとしたこと。そして、オクチョンが自らの意志で戻ってきたこと。お互いを守るために、二人が選んだ道が真逆だったんだ。粛宗は王の座を捨てる覚悟で彼女を生かそうとした。 オクチョンは粛宗を王でいさせるために、自分の命を捨てた。 これ以上ないくらい、悲しくて美しい愛の形じゃないか。

最後のシーン、粛宗が自分の手で毒薬を渡すところは、残酷だけど最高の演出だったと思う。あれは、二人にしか分からない、最後の愛の儀式だったんだよ。他の誰にも汚させないっていう、王様の強い意志を感じた。結局、彼女の人生は悲劇だったかもしれない。でも、彼女は自分の愛を貫き通した。その生き様は、観ていて本当に胸に迫るものがあったよ。

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