第11話、いきなり修羅場からスタートだ。今回はマジで息つく暇もなかったな。

あらすじ(ネタバレあり)

親友からライバルへ

前回、ヨンレとジェピルが浜辺でキスしただろ。あれ、ジョンヒがバッチリ見てたんだよ。最悪のタイミングってあるよな。まさにそれ。この瞬間から、ヨンレとジョンヒの関係はもう元には戻れなくなった。

そんな気まずい空気の中、ミシェルの院長がヨンレにミス・コリア出場を勧める。ヨンレは自信なさげだけど、ジェピルはいいじゃん、やれよ!って感じ。優勝賞金が1500万ウォン。これがあれば奨学金も払える。ヨンレは出場を決意する。

もちろん、ジョンヒが黙ってるわけない。親友が自分を差し置いてスポットライトを浴びようとしてる。おまけに好きな男まで取られてる。彼女は落ち込んだ後、養母の会長に私もミス・コリアに出たいと直談判する。勝つ自信があるなら出なさい。会長のこの一言で、二人の対決は決まった。親友だった二人が、同じ舞台で火花を散らす。もう面白くなる予感しかない。

それぞれの思惑が渦巻くミス・コリア

大会の合宿が始まる前に、ヨンレとジェピルはまた会う。これがしばらく会えなくなるからって、別れを惜しんでキスするんだ。でも、それをマノクたちと、運転手のジョンヒョンが見てしまう。ジョンヒョンのあの怒りに満ちた顔。そりゃそうだよな。可哀想に。

そして1989年のミス・コリア合宿がスタート。ヨンレは初日から遅刻して大慌て。ジョンヒはちゃっかり学級委員に立候補して、いい子ぶってる。こういうところで差をつけようとするんだよな。で、部屋割りはもちろん、ヨンレとジョンヒが同室。脚本家、分かってるねえ。

ジョンヒの狙いは、本選で有利になる友情賞。抜け目ないよ、本当に。

暴かれる過去と、壊れる友情

ここで、一番ヤバい奴らが動き出す。ジョンヒの兄、ジョンナムだ。彼は偶然、昔ジョンヒに刺された男、ノ・サンシクと出会う。二人はテレビでジョンヒがミス・コリアに出ているのを見て、金ヅルを見つけたとニヤリ。

ジョンナムとノさんは、会長の会社に乗り込む。あんたの娘は昔、俺を刺したんだぞ。ノさんはそう言って会長を脅す。会長は表向きは動じない。でも内心は穏やかじゃないはずだ。

そのせいで、会長はジョンヒとの夕食の約束をすっぽかす。家に帰ってきた会長は、ジョンヒの顔を見るなり平手打ち!私の顔に泥を塗った。勝ちなさい。勝ってすべてを黙らせるのよ。うわー、キツい。

最悪なことに、このビンタの瞬間をヨンレが見てしまう。

ヨンレはジョンヒを慰めようとする。でも、ジョンヒの怒りはヨンレに向かう。あんたのせいで私の人生はめちゃくちゃ!。ジョンヒは自分の過ちを棚に上げて、全部ヨンレのせいにする。ジェピルと別れたのも、ヨンレが原因だったと告白する。ヨンレはショックで言葉を失う。友情は、ここで完全に終わったな。

物語はまだまだ終わらない。大会のスポンサー代表として現れたのは、なんとジョンヒョン。彼はヨンレに君がいるから公平な審査はできないと正直に告げる。そして、ジェピルとのことを知っていると言い、幸運を祈って彼女をハグする。ジョンヒョン、いい男すぎるだろ。これで彼の恋は一区切りついた感じだな。

ラストシーン。ミス・コリアの収録現場に、あのキムさんが現れる。影のある、不気味な表情で。一体、何をしに来たんだよ…。

第11話の感想

いやー、今回は本当にヘビーな回だったな。今まで積み上げてきたヨンレとジョンヒの友情が、ガラガラと音を立てて崩れていくのが見ていて辛かった。ジョンヒの気持ちも分からなくはない。好きな男も、夢も、全部ヨンレに取られたように感じてるんだろう。でも、それをヨンレにぶつけるのは違うだろって。自分の行動には責任を持たないと。

会長の圧力もエグい。娘を成功させるためなら手段を選ばない感じが怖いよな。そこにジョンヒの過去を知るチンピラ二人組が絡んできて、もうカオス状態。華やかなミス・コリアの裏で、こんなドロドロしたことが起きてる。この対比がこのドラマの面白いところだよな。

そんな中で、ジョンヒョンの男気には救われた。自分の気持ちにケリをつけて、ヨンレの幸運を祈る。なかなかできることじゃない。最後のキムさんの登場も不気味で、次がどうなるか全然読めない。とにかく、色んな問題が一気に噴出した回だった。

つづく