第5話 ネタバレあらすじ
グァンスクの挑戦と母の涙
夫のジャンスが亡くなってまだ10日。グァンスクは悲しみに沈んでいる暇もなかった。彼女は夫が遺した醸造所に自分のすべてを注ぎ込む。
そこで新しいプレミアムマッコリを開発したんだ。その名前はジャングァン。亡き夫ジャンスと、自分グァンスクの名前を合わせたもの。もうこのネーミングだけで泣ける。
地元の食堂で試飲してもらったら、これがめちゃくちゃ評判いい。シュワシュワしてて飲みやすいって客は大絶賛。グァンスクはマッコリ界のドンペリを作る!っていうデカい夢を抱く。
でも、醸造所の大株主である彼女の母親は猛反対。そんなリスクの高いことやめなさい!ってね。まあ、親心としては当然かも。
ここでグァンスクが本音をぶちまけるんだ。マッコリの匂いを嗅いでいると、ジャンスがそばにいる気がするの。それでやっと息ができる。醸造所はただのビジネスじゃない。彼女が生きるための命綱だったんだよ。
この告白に、母親も心を動かされる。娘の深い悲しみと情熱を理解して、最後は涙ながらにあなたを信じるって応援を約束する。このシーンは本当にグッときた。
不眠症の会長を救った一本のマッコリ
場面は変わって、ハン・ドンソク会長。この人はカタブツで、ずっと重い不眠症に悩まされてる。医者からはガチガチのルールから外れて、新しいことを試してみては?なんて言われる始末。
そんなある日、彼の家政婦が偶然ジャングァンを買ってくる。ドンソクは、まあ何でもいいやって感じでそれを飲んでみた。
そしたら、信じられないことが起きた。何年ぶりかに、一度も起きずに朝までぐっすり眠れたんだ!翌朝、頭がめちゃくちゃスッキリしてることに驚く。原因は間違いなくあのマッコリだと確信する。
運命の出会いは納骨堂で
ドンソクは、15年前に亡くした妻のお墓参りを毎週欠かさず続けている。その日もいつものように納骨堂を訪れた。
するとそこに、グァンスクがいたんだ。彼女は完成したばかりのジャングァンの最初の一本を、夫ジャンスに報告しに来ていた。
ドンソクは前に一度会ったことのある彼女だと気づく。そして、勇気を出して声をかけた。そのマッコリはどこで買えますか?。これが二人のちゃんとした出会い。
そのままの流れで、近くのソルロンタン屋で昼食をとることになる。そこで二人は、お互いが抱える喪失について語り合う。グァンスクは結婚してたった10日で夫を事故で亡くしたこと。ドンソクは15年間、毎週妻に会いに来ていること。
共感しあう中で、ドンソクがちょっと意地悪なツッコミを入れる。本物のドンペリを飲んだこともないのに、どうやってマッコリのドンペリを作るんですか?って。この二人のチグハグだけど、どこかお似合いな感じがたまらない。
それぞれの道を歩む兄弟たち
他の兄弟たちも、それぞれの場所で新しい一歩を踏み出してる。
次男のボムスは、大学教授としての生活をスタートさせた。でも初日から、学生のセリにコピー機の修理屋と間違えられて、かなりコミカルな出会いを果たす。前途多難な予感だね。でも一人になった部屋で、亡き兄ジャンスからの古い手紙を読んで静かに涙を流すんだ。彼の悲しみはまだ全然癒えてない。
三男のフンスは、ライブ配信者ダンシングプリンスとして活動を再開。配信中に、謎の新しいファンから驚くほど高額の寄付が送られてくる。
そして物語の最後。グァンスクが義理の兄弟たち全員に、心を込めた手紙を送る。ジャングァンの公式発売記念会に招待する内容だった。バラバラだった兄弟たちが、ついに醸造所で再会することになる。
第5話の感想
今回はグァンスクの強さが本当に際立ってた。ただ悲しみに打ちひしがれるんじゃなくて、夫への愛情をマッコリ作りっていう形に変えて前に進もうとする姿には心底やられたよ。母親に本音を打ち明けるシーンは、今回のハイライトの一つ。マジで泣ける。
ドンソク会長との出会いもすごく良かった。不眠症でガチガチだったカタブツが、一本のマッコリで人生変わりそうな予感がする。この二人の関係がどう進展するのか、めちゃくちゃ気になる。お互い大切な人を亡くした過去があるから、ただの恋愛じゃなくて、もっと深い魂のレベルで繋がっていくんじゃないかな。ソルロンタン屋での会話のリアルさも良かった。
兄弟たちのパートもそれぞれ見逃せない。ボムスの大学でのドタバタはいい息抜きになるし、フンスの謎のファンは今後の伏線だろうね。ラスト、グァンスクの招待状で兄弟たちが集まるってところで終わるのがうまい。いよいよ物語が本格的に動き出すぞっていう期待感でいっぱいになった。
つづく