あらすじ
いきなり衝撃的な展開から始まるよ。ヨンランが、ソニョンを襲わせたっていう疑いで警察に連れて行かれちまうんだ。もちろん、これはソニョンの罠。ヨンランは完全にハメられた形だ。
警察署では、過去に自分を苦しめた男ギョボンと再会する。ヨンランは震えながらも、ここで負けるわけにはいかない。必死に反撃のチャンスを探す。
その頃、海外にいるはずのソヌが金に困ってヨンランに連絡してくる。ソニョンの悪事を記録した映像データをネタに、大金を要求してきたんだ。この取引が、とんでもない悲劇を呼ぶことになる。ヨンランを助けたいドンミンも、独自にソニョンの周りを嗅ぎ回る。それぞれの正義と欲望がぶつかり合って、物語は一気に加速していくよ。
ネタバレ
ドンミンはまだヨンランを信じてる。友達のテミンに彼女は善人だって話してた。その気持ち、わかるよな。
でもそんな思いとは裏腹に、翌朝、警察が屋敷にやってくる。ソニョン襲撃の容疑でヨンランを逮捕しに来たんだ。ヨンランはイ・ドンに電話しようとするけど、繋がらない。彼はちょうど誘拐されてたんだけど、なんとか窓から飛び降りて脱出。ヨンラン逮捕のニュースを聞いて、警察署へ急ぐ。
警察署で、ヨンランはギョボンと鉢合わせする。昔のトラウマが蘇って、マジでビビる。でも、彼女はもう昔の弱いヨンランじゃない。気を取り直して、警察と話す。
ヨンランは金を引き出したのは母のソヨンだって主張する。もちろん警察は信じない。ヨンランはギョボンの目の前で話がしたいって要求する。そこでギョボンはとんでもない嘘をつく。ヨンランにソニョン殺害を頼まれたけど、金が払われなかったから自首したってさ。
ここでヨンランが切り札を出す。母ソヨンの友達ヒョノクが手に入れた録音データだ。そこには、ソヨンがギョボンに金を渡してヨンランをハメたって自白する声が入ってた。これで形勢逆転かと思いきや、ソニョンが裏で手を回す。録音を証拠として認めさせないように圧力をかけたんだ。
警察署から解放されたヨンランを、イ・ドンが迎えに来る。
話はここからさらに動く。偽造パスポート代にも困るソヌが、ヨンランに連絡してきた。ソニョンの犯罪映像と引き換えに大金よこせって脅迫だ。ヨンランは冷静に、その取引を受けるフリをする。
ソニョンもこの動きを掴んでた。部下のホセにソヌを殺せって命令する。マジで容赦ないよな、この女。
取引の場所は港。夜、ヨンランは一人でソヌに会いにいく。もちろんイ・ドンが近くで見守ってる。ドンミンもホセの怪しい動きを追って、同じ港にたどり着いていた。
ヨンランがソヌに金を渡そうとした、その瞬間だった。ホセがソヌを撃ち殺す。証拠のUSBメモリも踏みつけて破壊。ホセはヨンランにも銃口を向ける。ヨンランは車に隠れて応戦。彼女も銃でホセを撃つんだ。
でもホセは死なない。フラフラになりながらヨンランに迫る。ヨンランが銃を向けて脅す。するとホセは笑い出した。そして、ヨンランの銃を奪い、自分の頭を撃って死んだ。ヨンランの手で自殺したように見せかけたんだ。最悪だよ。
そこにドンミンが駆けつける。ショックで動けないヨンランを見つける。イ・ドンも合流するけど、もう手遅れ。パトカーのサイレンが鳴り響く。ドンミンは俺が何とかするから、二人は逃げろって言うんだ。ヨンランは嫌がるけど、イ・ドンが無理やり彼女を連れて逃げる。ドンミンは、ヨンランの身代わりになって逮捕された。
屋敷に戻ったヨンランに、ソニョンから電話がかかってくる。ドンミンと息子のジュウォンの正体をバラされたくなかったら、会いに来いって脅迫だ。
劇場で待っていたソニョンは、ヨンランに遺書を書かせて自殺するように迫る。ドンミンを助ける唯一の方法だって。
屋敷に帰ったヨンランは、銃を自分のこめかみに当てる。もう終わりかと思ったその時、ソンホが現れた。本当にこのまま諦めるのか?って。ヨンランは驚いて、彼を見つめる。
第10話の感想
いや、もう言葉が出ない。今回はマジで息つく暇もなかったな。ヨンランが逮捕されたと思ったら、今度はソヌが殺されて、ホセは目の前で自殺。おまけにドンミンが身代わりで逮捕って、どんだけヨンランを追い詰めるんだよ。脚本家は鬼か。
特にホセの最期はエグかった。ただ死ぬんじゃなくて、ヨンランに罪をなすりつける形で死ぬ。ヨンランの心を徹底的に壊しにきてる。ソニョンの非道さも天井知らずだ。ドンミンの息子まで人質に取るなんて、人間のやることじゃない。
でも、そんな絶望の連続の中で、ヨンランの強さが際立ってた。昔のトラウマ相手にも怯まず、銃を持って戦う。彼女はもうただの被害者じゃないんだ。
そして最後のソンホの登場。あれは何なんだろうな。彼が救世主になるのか、それとも新たな厄災を呼ぶのか。まったく読めない。とにかく、この回は物語のターニングポイントになった。地獄みたいな展開だったけど、目が離せない。
つづく


