優しい女 ブセミ 第9話あらすじネタバレ
いやー、今回の9話はマジで息つく暇もなかったね。ヨンランの正体がバレて、ムチャンでの平和な日々は完全に終わりを告げた。さっそく、何が起きたか詳しく話していくよ。
あらすじとネタバレ
波乱の幕開け、ムチャンでの最後の夜
前回、ホセっていうヤバい奴が家に乗り込んできたよね。話はそこから始まる。いきなりヘジをナイフで刺しやがった。ヨンランにも銃を向けて脅す。もう絶体絶命だよ。
そこにドンミンが駆けつけた。ナイスタイミング!家の電源を落として、一瞬の隙をついてホセから武器を取り上げる。ホセはその場から逃走した。ドンミンがいなかったら、二人ともどうなっていたか分からない。
すぐに救急車が来て、ヘジとヨンランは病院に運ばれた。ヘジは重体で、手術が必要な状態。ヨンランは幸い軽い治療で済んだけど、心は休まらない。ドンミンはチョンウ刑事にホセのことを通報した。ホセは車でムチャンから逃げるつもりらしい。
ソウルへの帰還、そして新たな戦いの始まり
病院を抜け出したヨンランは、イ・ドンに電話する。襲撃されたこと、ヘジをソウルの病院に移してほしいことを伝えた。ヨンランは急いで家に戻る。例の金が入ったスーツケースを確認するためだ。案の定、中は空っぽ。母親のソヨンが金を持ち逃げしたんだ。ヨンランはそう確信した。
母親には連絡もつかない。ヨンランはムチャンを去ることを決めた。ソウルに戻って、本当の戦いを始めるために。彼女はドンミンに何も告げずに姿を消す。後からその事実を知ったドンミンのショックは大きかった。
ソウルのガ家の屋敷に、ヨンランが堂々と帰ってきた。チェ執事とチョルスは驚きを隠せない。イ・ドンはヨンランに、ムチャンの幼稚園には代わりの先生を送ると伝えた。子供たちに迷惑はかけられないからね。ヨンランはすぐにでも記者会見を開いて、ソニョンと直接対決すると息巻く。イ・ドンはそれを止めた。まずはイェリム殺害の証拠映像を手に入れるのが先だと。ヨンランはそれがダメなら、私が直接ソニョンを殺してイェリムの復讐を果たすとまで言い切った。覚悟が違う。
敵の策略とヨンランの反撃
その頃、逃げたホセはソニョンに会っていた。ここで衝撃の事実が明かされる。ホセはもともと刑務所にいた放火犯。ソニョンが慈善活動を装って面会し、手駒に引き入れていた。イェリムをアメリカで殺させたのも、ソニョンの指示だった。とんでもない悪女だよ、ソニョンは。
ヨンランはついに動いた。翌日、記者会見を開く。彼女は故ガ・スンホ会長の妻、キム・ヨンランですと名乗った。そして、次の株主総会で会長の遺言を公開すると宣言した。会長との結婚は愛ゆえだったとも語った。
この会見の様子はテレビで生中継された。ムチャンの町の人たちは、あの優しいブセミ先生の本当の姿を知って裏切られた気持ちになる。ドンミンも、ただ呆然とテレビ画面を見つめるしかなかった。
仕組まれた罠と孤立するヨンラン
ヨンランが会見で反撃の狼煙を上げた、まさにその時だった。裏ではとんでもない罠が動いていた。ソニョンが慈善活動で訪れていた小児病院のエレベーターで、何者かに刺されたんだ。
血を流して倒れるソニョンの姿は、すぐにマスコミに報じられた。ヨンランの会見会場に記者が殺到する。ソニョンさんの襲撃に関与しているのかと問い詰められ、ヨンランは何も答えられずその場を去る。
さらに、ソニョンを刺した男が自首した。キム・ヨンランに指示されたと証言してね。この男、なんとヨンランの母親の恋人だった。しかも、ヨンランから金を受け取ったという偽の証拠まで提出した。完全に仕組まれた罠だ。
味方だと思っていたイ・ドンまで、ヨンランを突き放す。会長は君を過大評価していた。後始末はもううんざりだと冷たく言い放った。ヨンランは完全に孤立してしまった。この罠を仕組んだのは、もちろんソニョン。彼女はヨンランの母親ソヨンに5億ウォンを渡し、娘を裏切らせていたんだ。実の母親にまで売られるなんて、あんまりだよ。
ドンミンの告白とヨンランの涙
ムチャンでは、ドンミンがヨンランを心配していた。新しく来た先生がヨンランの悪口を言うのを聞いて、我慢ならなかった。彼は周りの後押しもあって、ソウルへ向かう。
ドンミンはヨンランに会い、彼女を病院へ連れて行った。意識のないヘジの姿を見て、ヨンランは言葉を失う。その夜、ドンミンはヨンランを家まで送った。そして、自分の気持ちを告白した。あなたのことが好きだと。
ヨンランは彼のまっすぐな気持ちに感謝した。でも、彼女は首を横に振る。復讐という使命を捨てることはできないから。ドンミンをきっぱりと拒絶した。
一人部屋に戻ったヨンランは、その場で泣き崩れた。ドンミンの優しさを受け入れられない自分の運命が、あまりにも辛かったんだろうね。
第9話の感想:もう誰も信じられない!
今回はヨンランにとって、あまりにも過酷な回だった。やっと反撃に出るかと思ったら、ソニョンの策略が何枚も上手で、あっという間に崖っぷちに追い込まれた。一番キツかったのは、実の母親に裏切られたことだよね。金のために娘を売るなんて、信じられない。おかげでヨンランは殺人教唆の濡れ衣を着せられて、完全に孤立無援の状態。唯一の協力者だったイ・ドンにまで見放される始末。そんなボロボロのヨンランの前に現れたのがドンミンだった。彼のまっすぐな告白は、このドラマで唯一の光みたいに見えたよ。でも、復讐を選んだヨンランはその光さえも手放さなければならない。ドンミンを拒絶して一人で泣き崩れるシーンは、こっちまで胸が締め付けられた。ソニョンの悪女っぷりは本当に底が知れない。ヨンラン、どうやってこの状況をひっくり返すんだろう。
つづく


