あらすじ:CEOの座を賭けた危険なゲーム

いやー、今回のテプンはマジですごい賭けに出たよ。会社の未来を取り戻すために、あのピョ・バクホに真っ向から勝負を挑んだんだ。昔、親父さんがバクホに貸した金の借用書。それを見つけたとハッタリをかまして、盗まれた手袋と交換しようってわけ。

でも、相手はあの腹黒いバクホ。一筋縄でいくはずがない。テプンはとんでもない条件を飲まされることになる。もし約束の期日までに借用書を渡せなかったら、テプン商事のCEOの座を明け渡す。そんな無茶な保証書に、テプンはサインしちまうんだ。仲間との約束を守るため、社長の座を賭けた大博打が始まった。

ネタバレ:追い詰められた男たちの暴走

テプンの大博打

話は9年前にさかのぼる。ピョ・バクホは倒産寸前だった。彼はテプンの親父さん、カン・ジンヨンに泣きついて4000万ウォンの金を借りた。今回の話は、その時の借用書がすべてのカギになる。

テプンはその借用書を見つけたと嘘をつく。手袋を返してくれたら、借用書をチャラにしてやるとバクホに持ちかけた。ここまでは良かった。でもバクホは一枚上手だった。もし借用書を渡せなかったら、お前はCEOを辞めて俺に会社を譲れ。そんな内容の保証書を作らせて、テプンにサインさせたんだ。テプンは迷わずサインする。仲間たちが待つ会社を取り戻すためなら、何でもする覚悟なんだろうな。

手袋を倉庫から運び出す時、バクホの息子ヒョンジュンが案の定、騒ぎを起こす。でも、そこにミソンが登場。ヒョンジュンの顔面に強烈な平手打ちを食らわせて、テプンを連れ出すんだ。マジでかっこよかったよ、ミソン。彼女はテプンの辛さをちゃんと分かってる。あなたのお父さんも、きっとよくやったって言うわ。この一言はテプンに響いたはずだ。

ヒョンジュンの暴発とバクホの失踪

事務所の火事はやっぱり放火だった。でもヒョンジュンがやった証拠はない。保険金は下りるみたいだけど、スッキリしないよな。そこに例のチャ・ソンテクが顔を出す。テプンは彼女に謝るべきだって言う。自分のためにも、死んだ親父さんのためにもって。でも彼女は謝れない。何か事情があるんだろうけど、今はただただ腹が立つ。

一方、ピョ親子はもうめちゃくちゃだ。バクホはヒョンジュンをテプンみたいに賢くないバカ息子だとなじる。そして1年間海外へ行けと命令した。これでヒョンジュンの堪忍袋の緒が切れた。彼は父親を殴りつけて気絶させる。マジかよ。さらに意識のないバクホを倉庫のコンテナに引きずって行って、閉じ込めちまった。テプンとの問題を片付けるまで、そこにいろってことらしい。こいつ、小物だと思ってたけど一番ヤバい奴だった。

束の間の休息と深まる絆

テプンは夜、昔の事務所に忍び込んで借用書を探す。でも不法侵入で警察に捕まっちまう。そこにミソンが保釈金を持って助けに来てくれるんだ。この二人、本当にいい感じになってきた。テプンは新しいスマホを買って、ミソンにも同じものをプレゼントする。夜、部屋に戻って二人でメッセージを送り合うシーンは、今回の唯一の癒やしだったな。

後日、みんなで海へ行くことになる。テプン、ミソン、ナムモ、ミホ、それにボム。ボムは初めて見る海の大きさに大はしゃぎだ。でもテプンは仕事のことが頭から離れない。そんなテプンを、ミソンは潮干狩りに誘って気を紛らわしてくれる。本当にできた嫁さんだよ。

その夜、ミホの元カレから電話がかかってくる。ナムモはその会話を偶然聞いてしまって、明らかに動揺してた。ちょっと可哀想だな、ナムモ。

テプンは車の中で寝ようとするけど、やっぱり眠れない。結局、車の中まで借用書を探してる。そこにミソンがやってくる。テプンはついに彼女に打ち明けた。CEOの座を賭けてることを。

約束の日、そして新たな悲劇の予感

海から帰ると、うれしいニュースが待っていた。手袋を売った金で、ついに元の事務所に戻れたんだ。みんなでささやかなお祝いをする。テプンがみんなに約束したことが、一つ叶った瞬間だ。

でも、喜びも束の間。その日はバクホに借用書を渡す約束の日だった。もちろん、借用書は見つかってない。テプンとミソンはバクホの会社へ向かう。でも社長室のデスクに座っていたのは、息子のヒョンジュンだった。バクホの姿はない。テプンは約束通り来た証拠として、壁にメモを残して事務所を去る。

テプン商事に戻り、みんなで会社の復活を祝っている。その時、ペ・ソンジュンに一本の電話がかかってくる。親父さんが自殺しようとしている。最悪のタイミングで、また新たな問題が発生した。

感想

いや、今回はマジで情報量が多すぎた。テプンの無謀な賭けから始まって、ヒョンジュンのまさかの暴走。父親を殴って監禁とか、もう完全に一線を超えたよ。今までただの嫌な奴くらいに思ってたけど、一番の危険人物はあいつだった。バクホも自業自得な面はあるけど、ちょっと可哀想に思えてくるから不思議だ。

その分、テプンとミソンの関係が深まったのは良かった。警察署のシーンとか、海でのやり取りとか、このドラマの癒やしパートは完全にこの二人だな。ボムも可愛かったし。

でも最後の最後で、また突き落とされた。やっと事務所に戻れてみんなで喜んでたのに、あの電話だよ。バクホは監禁されてるし、ヒョンジュンは会社を乗っ取ろうとしてるし、借用書は見つからないし、問題が渋滞しすぎてる。一体どうなっちまうんだ。

つづく