隠された手形と逆転の秘策

ついに最終回です!物語は冒頭から大きく動きます。

テプンは、父の壊れた名札の中から約束手形を発見しました。回想シーンでは1983年、新しいオフィスに移転した際、チャ・ソンテクがカン・ジンヨン(テプンの父)にこの名札を贈ったことが明かされます。

現在に戻り、テプン商事の面々はラーメンでお祝いムード。そこで、当時のピョ・バクホが破産寸前だったという過去が語られます。さらに、ピョ商船から入手した書類を調べると、なんと彼らがテプンたちの私生活を徹底的に調査していたことが判明しました。これにはゾッとしますよね。

ヒョンジュンの野望を砕く一手

一方、悪役ヒョンジュンは、外国人のマーク・チェと取引を進めていました。

携帯メディアプレーヤーを売り込むため、どうしてもガンシクが持つ冷却ファンの特許が必要だったのです。ヒョンジュンはこの特許を手に入れ、巨額の資金を得て商船を買おうと企んでいました。

ここでテプンが思いついた作戦が痛快です!なんと特許を一般公開してしまうというのです。テプンはガンシクを説得し、ミソンたちは新しい会社ミソン商事を設立して競売の準備を進めます。

運命の競売当日。テプンはマークに、冷却ファンの技術が新聞で公開されたことを伝えます。誰でも使える技術に価値はないと判断したマークは手を引き、テプンは見事にダボンテックの工場を取り戻すことに成功しました!ヒョンジュンの悔しがる顔、たまりませんね。

コンテナからの救出と因果応報

追い詰められたヒョンジュンは暴走します。

すでに船の手付金を払ってしまっていた彼は、テプン商事を含むすべてを売却しようと画策。さらに、父であるバクホを人里離れた病院へ送ろうとしていました。

ここでテプン商事チームの団結力が光ります。彼らは作業員に変装してピョ商船のコンテナヤードに潜入。ハ課長がバクホを監禁していたコンテナごとトラックで盗み出したのです!テプンは救出したバクホにあの約束手形を見せ、ある取引を持ちかけます。手形の日付通りに渡されたと証言してくれれば、お互い干渉せずに進めると。

悪事の終わり、そして再出発

翌朝、ヒョンジュンとハ課長の前になんとバクホが姿を現します。

驚く彼らの元に警察が到着。これまでの横領や背任、そして放火の容疑で二人は逮捕されました。ついに正義が勝った瞬間です!

平和が戻ったテプン商事。テプンは自分の新しい名札を掲げ、チャ・ソンテクも正式にチームに加入。家族全員が再び一つになりました。

それぞれの愛と未来

ロマンスも忘れてはいけません。

ミホはナムモに借りていたものを返しますが、彼はある場所へ来るよう伝えます。

そこは歌のコンテスト会場でした。ナムモはミホへの愛を込めたウルフ・スターという曲を熱唱。金持ちにはなれないかもしれないが、夢を追いかけ、ずっとそばにいると誓い、二人は仲直りしました。

一方、テプンとミソンもプレゼント交換。ミソンは花の種を、テプンは参考書を贈ります。でもテプンは僕の夢はここ(テプン商事)にある、ミソンも学位より今の仕事が好きとお互いの今の幸せを確認し合いました。

2002年、花咲く家族たち

物語は一気に2002年へ。

IMF危機を乗り越えたテプン商事は、従業員も増え、コンピュータゲーム販売を検討するほど成長していました。

ボムは学校で家族の絵を描いて賞をもらいます。

ラストシーン、テプンは仲間たちを見つめながら思います。この人たちこそが、僕の『花』なんだと。

どんな困難も、諦めなければ乗り越えられる。そんな温かいメッセージと共に、ドラマは幕を閉じました。

第16話の感想

大団円!本当に気持ちの良い最終回でした。

ヒョンジュンたちの悪事が暴かれ、逮捕されるシーンはスカッとしましたね。特に、コンテナごと盗み出すという大胆な救出劇にはハラハラさせられつつも、チームワークの良さに感動しました。

ラストの2002年の描写も、当時の空気感が伝わってきて懐かしい気持ちに。血の繋がりを超えた家族の絆に、心が洗われるような素敵なド

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