第2話のあらすじとネタバレ
俺だけに見える村?
キム・ウクが迷い込んだ村。そこは、どうやら普通じゃない。チャン・パンソクっていうおっさんが言うんだ。ここは遺体が見つからない死んだ人たちが住む村だってね。ウクは信じられない。俺でも信じない。この村では、生きてる人間はウクとパンソクの二人だけらしい。いやいや、パンソクの方がおかしいだろって、ウクは本気で疑ってる。
工事現場で人骨が見つかったニュースが流れる。その瞬間、ウクの目の前にいたはずの霊がフッと消えた。ウクは、自分が村で見た光景が全部幻だったのかと混乱する。
警察は信じてくれない
ウクは村で見た行方不明の女の子、ハナのことを警察に通報する。これで助けられると思ったんだ。すぐにペク刑事とシン・ジュノ刑事がやって来た。ウクは必死に説明する。崖から落ちて、気づいたら村にいた。そこにはカフェも遊園地もあって、ハナがいたんだって。
でも、刑事たちがその場所に行っても、見えるのはただの森だけ。こいつ、頭を打っておかしくなったな完全に変人扱いだよ。そりゃそうなるか。ウクは証人としてパンソクを頼る。なのにパンソクは刑事にこっそり耳打ちするんだ。彼は山から落ちて、ちょっと精神が不安定でして味方ゼロ。ウクは完全に孤立した。
村の秘密が明らかに
ウクは自分を狙う連中から隠れるため、パンソクの家に転がり込む。そこで、この村の奇妙なルールに気づき始める。スマホで村の風景を撮ってみる。写真に写るのは、ただの森。村はどこにもない。カフェの店主がケガをした手を見せる。その傷が、次の瞬間にはきれいに治ってる。ウクはもう訳が分からない。
店主に直接聞いてみることにした。店主は静かに教えてくれた。この村は、遺体が見つからないまま死んだ人たちの魂が集まる場所。失踪者として扱われている人たちが、ここで過ごしている。そして、誰かが彼らの遺体を見つけると、魂は村から消えていく。ちょうどその時、パンソクがある女性の遺体を発見する。すると、村にいたその女性の魂が、光になって消えていった。ウクは、ついにこの村の真実を目の当たりにしたんだ。
ハナを救うためのコンビ結成
ウクは村で一人ぼっちのハナが心配でたまらない。ある日、ハナのカバンから血のついたおもちゃを見つける。ハナは言う。継父のものを壊しちゃったの。だから怒られた。これはもう、虐待のサインだろ。ウクはパンソクと協力することにした。詐欺師だったウクのスキルと、パンソクの経験。二人はハナを死なせた犯人が継父アン・ジノだと確信する。ウクが巧みに罠を仕掛け、パンソクがその証拠をカメラに収める。不思議なコンビの、最初の共同作業が始まった。
つかの間の再会、そして別れ
作戦は最終段階へ。ウクはジュノ刑事に連絡する。ハナの母親を連れてきてくれと。母親が村の入り口に到着する。ウクはハナの手を引いて、母親のもとへ走る。お母さん!ハナが母親に駆け寄ろうとした、まさにその瞬間。彼女の体は透き通り、そのまま消えてしまった。母親にも、ジュノ刑事にも、ハナの姿は見えなかった。
その直後、ジュノのスマホが鳴る。ハナちゃんの遺体が見つかりました犯人の継父も逮捕された、と。遺体が見つかったから、ハナは消えたんだ。あまりにも切ない再会と別れだった。
ジュノは気づく。一連の流れはウクが仕組んだことだと。彼がウクを問い詰めようとした時だった。一台の車が猛スピードで走ってくる。その車の前に、一人の女が飛び出した。それは、以前ウクを誘拐したあの女だった。
第2話の感想
ウクがようやくこの世界のルールを受け入れた、重要な回だったね。最初はパンソクの話をまったく信じず、このおっさん、ヤバいぞって顔してたのが面白かった。警察に変人扱いされるシーンは笑えるけど、ウクの立場からすれば絶望的だよな。完全に四面楚歌だもん。
ハナちゃんの事件は本当に胸が痛んだ。特に、お母さんに会える直前で消えちゃうシーン。このドラマの持つ独特の切なさが、この瞬間に凝縮されてたと思う。生きて会わせてあげたかったっていうウクの気持ちを思うと、たまらないよ。
でも、そのおかげでウクとパンソクのコンビが本格的に始動した。詐欺師の経験が人助けに役立つっていう展開は皮肉が効いてて好きだな。ジュノ刑事も、ただの堅物じゃなくてウクの言葉の裏にある何かを感じ取ってる。この三人の関係がどうなっていくのか、すごく気になる。最後の謎の女の登場で、ウク自身の物語も大きく動き出しそうで、目が離せないよ。
つづく

