ネタバレとあらすじ

新しい魂、チェ・ヨナ

拉致された女性、チェ・ヨナが魂の村にやってきた。カフェのマスター、ハワイが出迎える。彼女は自分が死んだなんて信じられない様子だ。そりゃそうだよな。突然、知らない場所に連れてこられて君は死んだよなんて言われても、はいそうですかなんて納得できるわけがない。

部屋に入ると、そこは生前の彼女の部屋そっくりに変わる。村の不思議な力だ。ヨナはまだ諦めきれない。婚約者のシン・ジュノの車を見つけて止めようとする。でも、彼の車はヨナの体をすり抜けていった。それを見ていたキム・ウクは悟る。ああ、彼女はもう死んでしまったんだ、と。

ウク、聞き込み開始

チャン・パンソクは、ウクが自分の家に居座るのが気に入らない。ヨナを殺した犯人を見つけて、さっさと出ていけとけしかける。ウクは村でヨナに会って、話を聞き出すことにした。

ヨナはカフェの面接に行く途中だった。村から出る方法を探しているらしい。ウクが事件について尋ねる。ヨナはマヒョン洞に住んでいた。あの日、家に誰か来た。宅配便だと思ってドアを開けたんだ。ドアの外には知らない男が立っていた。そこからの記憶がない。気づいたら車の中にいた。怖くて、寝たふりを続けたらしい。ウクは相棒のイ・ジョンアに、ヨナについて調べるよう頼んだ。

ジュノの捜査と新たな事件

一方、刑事のジュノは別の事件を追っていた。ハンイル日報の記者チャン・ミョンギュが殺害されたんだ。現場に防犯カメラはない。常習犯の仕業かもしれない。被害者は真面目な男で、敵を作るようなタイプには見えない。

ジュノは被害者の通話記録を手に入れる。そこにチェ・ヨナの名前があった。ジュノはヨナに電話をかける。もちろん、繋がらない。彼は急いでヨナの家へ向かった。鍵屋を呼んで、無理やりドアを開けようとする。その様子を、ウクが物陰から見ていた。

村に潜む危険

村にまた新しい魂がやってきた。赤い服を着た女性だ。刺されて村に来たばかりで、ひどく混乱している。誰に殺されたのかも覚えていない。

ウクは、ヨナが夜に村を出る道を探して歩き回っていることを思い出す。あの新しい魂を殺したヤツがまだ近くにいるかもしれない。ウクは急いでヨナを探しに行く。案の定、ヨナは黒い服の男に襲われていた。ウクは男を蹴り飛ばして助けに入る。

男はナイフでウクを刺した。でも、ウクには効かない。ウクは男をねじ伏せ、脅して逃がしてやった。ヨナはウクが刺されたのを見ていたから、すごく心配する。だけどウクの体には傷一つない。ごまかすウク。この一件で、ヨナも夜に出歩くのはやめた。彼女がどうしても現世に帰りたい理由は、ジュノとの結婚式の約束があったからだ。

点と点が繋がり始める

ジュノの捜査は進む。殺された記者チャン・ミョンギュと、行方不明のチェ・ヨナ。二人の共通点が見つかった。二人とも、同じ孤児院の出身だったんだ。

その孤児院仲間には、もう一人いる。キム・ナムグクだ。ジュノはナムグクが経営する店へ向かう。そこで信じられない人物と再会する。キム・ウクだ。ウクはナムグクの店にいた。ジュノはウクとナムグクの関係を問いただす。ウクは、孤児院で一緒に育った兄弟みたいなものだと答えた。ナムグクは休暇中だ、とウソをついてジュノを追い返す。

悲劇の連鎖

ウクには心当たりがあった。自分を追っていた連中だ。そいつらがナムグクの家の前に張り付いているのを見つける。ウクは警察に通報し、連中の車にこっそりGPSを取り付けた。

その頃、ナムグクは三島港でのんびり釣りをしていた。ウクからの警告の電話を受ける。ナムグクは追っ手をまいたつもりで車を走らせた。油断したその瞬間、一台のトラックが彼の車に突っ込んできた。

現場に最初に到着したのは、ジュノだった。そして、GPSを追ってきたウクも駆けつける。ウクの目の前で、親友ナムグクの遺体が運び出されていく。ウクとジョンアは、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。

第3話の感想

いやー、3話で一気に話が動いたな。ウクの親友ナムグクがいきなり殺されるとか、展開が早すぎる。ウクとジュノの再会シーンも緊張感があったよな。お互い、まさかこんな形で会うとは思ってなかっただろうし。気まずいどころの騒ぎじゃない。

孤児院っていうキーワードが出てきて、過去の大きな謎に繋がりそうな感じがしてきた。記者殺害、ヨナの失踪、そしてナムグクの事故。全部この孤児院が関係してる。これは根が深そうだ。

ウクの不死身っぷりも、ただの特殊能力じゃない。彼がもうこの世の人間じゃないっていう証明みたいで、見てて切なくなる。ヨナも健気でいいキャラしてるから、早く彼女の無念を晴らしてやりたい。パンソクさんの娘さん探しも地道に続いてて、こっちも気になる。とにかく、いろんな謎が絡み合ってきて、目が離せない回だった。

つづく