あらすじ:炊飯器から始まる奇妙な縁
いやー、今回もジョンシンはやってくれたね。物語はジョンシンの家の炊飯器が壊れるところから始まる。まあ、よくあることだよね。彼女はフリマアプリオニオンで新しい炊飯器を探すんだ。そこで一人の出品者とチャットを始める。もちろん、その相手が誰かなんて知る由もない。
約束の日、二人は顔を隠して会う。そう、相手はあのイム・ヒョンジュン。ジョンシンは取引相手に、ヒョンジュンの顔がプリントされたドリンクを渡す。私、彼のファンなんです。理由なく好きなんて言っちゃって。まさか本人に言ってるとは思わずにね。
家に帰ったヒョンジュンは、彼女の言葉が頭から離れない。気になって仕方ないんだ。アプリで炊飯器、ちゃんと動いてますか?ってメッセージを送る。そこから俺もカン・ピルグのファンなんだって話が弾む。二人の距離がアプリ上で少しずつ縮まっていく。この時点では、お互いの正体に全く気づいていない。
ネタバレ:すれ違う二人、深まる誤解
記者の仕事と俳優のプライド
ジョンシンは記者としての仕事に戻る。狙いは女優セナのスポンサー疑惑だ。上司のファヨンからセナの電話番号をゲットする。早速インタビューを申し込むけど、秒で電話を切られる。まあ、そうなるよね。
一方、ジョンシンの弟がオーディションを受ける。カン・ピルグの若い頃を演じる役だ。審査員は、なんとヒョンジュン。弟はセリフを勝手に変えて、キャラ解釈まで披露しちゃう。結果はもちろん不合格。ヒョンジュンは、彼がジョンシンの弟だと知っていた。でも、わざと落としたわけじゃないって言うんだ。これがまたややこしい。
取材を断られたジョンシンは、次の手を打つ。セナについての悪意ある記事を書く。挑発だね。案の定、セナから連絡が来る。直接会ったジョンシンは、有力者との不倫について問い詰める。セナはその関係はもうすぐ終わると言う。それどころか、自分とヒョンジュンの記事を書けと持ちかけてくるんだ。話が違う方向に行き始めた。
さらにセナは、別のネタをジョンシンに渡す。ベテラン俳優ユン・ジョンホが、30歳も年下の精神科医と付き合っているという情報。ジョンシンは、この新しいネタに食いつく。
まさかの共同戦線?
ジョンシンは早速、その精神科医のクリニックへ向かう。そこで誰と出くわすと思う?そう、ヒョンジュンだ。彼はそこの患者だったわけ。気まずい雰囲気の中、ターゲットの精神科医が車で出ていく。ジョンシンはチャンスを逃さない。ヒョンジュンに運転して!と叫び、半ば強引に尾行を始めさせる。
車の中で、ファヨンとジェヒョンの過去が少し明らかになる。ファヨンはジェヒョンが事故で足を怪我したリハビリ中に彼を捨てた。その3ヶ月後には別の人と結婚していた。なかなかヘビーな話だ。
ジョンシンとヒョンジュンは、ターゲットの車を何時間も追いかける。二人がホテルに入っていくのを確認。でも、ツーショットが撮れない。ここでジョンシンがとんでもない行動に出る。ホテルの火災報知器を鳴らすんだ!慌てて出てきたユン・ジョンホと精神科医。ジョンシンはバッチリ写真を撮ることに成功する。
帰り道、ヒョンジュンは怒りを爆発させる。人のプライバシーを暴くジョンシンのやり方が許せない。もう二度と会わない彼はそう言って、ジョンシンを降ろす。
アプリ越しの本音と最悪の勘違い
その夜、二人は眠れない。気まずいままのはずなのに、ヒョンジュンはアプリで彼女にメッセージを送る。彼は、自分のキャリアの邪魔になっていると感じる母親への複雑な気持ちを打ち明ける。ジョンシンは、自分には世話を焼いてくれる家族がいない寂しさを話す。アプリの中だと、素直になれるんだね。二人は金曜日に電話で話す約束をする。
翌日、ユン・ジョンホの記事が世に出る。ネットは非難の嵐。ジョンシンは、ヒョンジュンの言葉が正しかったのかもしれないと感じ始める。罪悪感に耐えきれず、会社に辞表を出す。
その日の夜、ユン・ジョンホが緊急記者会見を開く。彼の口から出たのは衝撃の事実だった。彼女は私の娘です大誤報だ。彼はジョンシンと会社を訴えると宣言する。
ジョンシンは送別会で泥酔していた。約束の時間、ヒョンジュンはアプリから彼女に電話をかける。電話に出たのは男の声。ジョンシンを家まで送っていたジェヒョンだった。ヒョンジュンは悟る。彼女には恋人がいるか、結婚しているんだ、と。最悪の誤解が生まれた瞬間だった。
第6話の感想:これはもう、ラブコメの王道!
いやー、たまらない展開だったね。正体を知らないままフリマアプリでいい感じになる二人。この設定だけでご飯3杯はいける。炊飯器の取引っていうのがまた、妙にリアルで笑えるんだ。ヒョンジュンが自分の顔が印刷されたドリンクを渡されて、どんな顔していいか分からない感じが最高だった。
ジョンシンの猪突猛進な取材スタイルにはハラハラさせられる。でも、それに振り回されるヒョンジュンとのやり取りが、このドラマの面白さの核だよね。強引に尾行の運転手にさせられるなんて、トップスターの扱いじゃない。
ただ笑えるだけじゃない。ヒョンジュンが抱える母親との確執、ジョンシンの孤独、ジェヒョンとファヨンの過去。シリアスな背景がしっかり描かれているから、キャラクターに深みが出てる。
そして最後の勘違い!なんでそうなるの!ってテレビの前で叫んだよ。泥酔したジョンシンの代わりにジェヒョンが電話に出るなんて、古典的だけどやっぱり効果抜群。このじれったさがラブコメの醍醐味だよね。完全に術中にはまってる。
家の炊飯器が壊れた記者ジョンシン。彼女はフリマアプリで新しいものを手に入れようとする。取引相手が、因縁の俳優ヒョンジュンだとは知らずに。二人は顔を隠して会い、ジョンシンは本人を前に彼へのファン심を告白する。
つづく


