憎らしい恋 第5話 あらすじとネタバレ
第5話 ネタバレ感想
いやー、今回の第5話、情報量が多すぎて頭パンクしそうだったよ。ラブコメかと思ったら急にサスペンスぶっ込んでくるし、かと思えばキュンとくるシーンもあるし。感情が忙しい回だったね。
セナの強引な復帰とヒョンジュンの条件
まず、あのセナが動き出した。新作ドラマに自分も出演するとか言い出したんだ。ヒョンジュンは当然ブチギレ。あいつとだけは仕事したくないってチームに訴える。まあ、そりゃそうだよね。
でもセナは諦めない。ヒョンジュンが好きだから昔の埋め合わせをしたいとか言って、みんなの前でしおらしくアピールする。この女、本当に食えない。
結局、ヒョンジュンは折れるしかなかった。でも、ただじゃ折れない。いくつかの条件を突きつけたんだ。セナとの恋愛シーンは一切なし。共演シーンは1話につき5シーンまで。監督はパク・ビョンギじゃない方で。そして、これがクォン・ピルグ役を演じる最後の作品にする、と。ヒョンジュンのギリギリの抵抗って感じだね。
野球場で交錯する四角関係?
一方、ジョンシンはイ・ジェヒョンといい感じ。彼に誘われて、一緒に野球の試合を取材することになった。その試合、なんとヒョンジュンが始球式をやるっていう偶然。
球場で鉢合わせするヒョンジュン、ジョンシン、ジェヒョン。ファン代表の反応でわかるんだけど、どうやらジェヒョンって元スター選手だったみたい。
ヒョンジュンは、ジョンシンとジェヒョンが親しげに話してるのが面白くない。嫉妬丸出し。だからジョンシンが始球式のインタビューをしても、まあはいみたいな素っ気ない返事しかしない。完全に拗ねてる子供だよ。
インタビューを早々に切り上げて、ジョンシンはジェヒョンの隣へ。ヒョンジュンの始球式は見事に決まる。その姿に、ジョンシンも一瞬だけ見とれちゃうんだ。わかる。ムカつくけど、かっこいいもんな。
スキャンダル動画の衝撃的な真相
野球場でいい雰囲気だったのも束の間、ジョンシンに友達のスジョンから緊急の電話が入る。カフェで会ったスジョンは泣きながら衝撃の事実を告白した。
例のスキャンダル動画の男を、スジョンの同僚が脅迫したらしい。大金を受け取ったけど、逆におどされて数日前から連絡が取れないって。ヤバい話になってきた。
さらにヤバいのが、この件にウンソン日報の会長、イ・デホが関わってるってこと。しかも、このデホ会長、なんとセナと恋愛関係にあるらしい!
ジョンシンは家に戻って映像を確認する。授賞式の映像に映るデホのコートに、馬の形のピンが付いていた。それはスジョンが送ってきた動画の男が付けていたピンと同じもの。そしてトドメの一撃。そのイ・デホは、ジェヒョンの実の兄だったんだ。もう関係性がぐちゃぐちゃ。
その頃、セナの部屋にはデホ本人が来ていた。別れたくても別れさせない妻と離婚する気もないって。最低な男だよ、まったく。
ヒョンジュンの心の傷と孤独
ヒョンジュンも大変だった。試合の後、近所の人に自分の母親がエスクだってバレたことを聞かされる。これが引き金になって、彼はパニック発作を起こしてしまう。トップスターが抱える闇は深い。
精神科医に恋愛すれば楽になりますかと相談するヒョンジュン。医者の答えは相手も君を愛してくれればね。切ない。
それで何回かお見合いするんだけど、来る女はみんな彼の名声か、彼が演じる役のファンなだけ。誰も本当のヒョンジュンを見てくれない。彼はがっかりして家に帰る。
ラーメン屋での気まずい謝罪
ヒョンジュンはジョンシンに『クォン・ピルグ5』の独占情報を渡そうと、ファン代表と一緒に食事の約束を取り付ける。でもCM撮影が長引いて、彼は大遅刻。ファン代表は帰っちゃうし、レストランも閉店。
結局、ジョンシンがヒョンジュンを川辺の屋台ラーメンに連れて行く。このシーン、すごく良かった。
そこでヒョンジュンは、ドラマのこと、セナが出演することを伝える。そして、ずっと言えなかった謝罪の言葉を口にしたんだ。ホステスだと勘違いして悪かったって。
でも、ジョンシンはその謝罪を受け入れない。謝罪を受け入れたら、もっと期待してしまうからって。うーん、もどかしい!お互い素直になればいいのに。
まさかのフリマアプリで再会
翌日、ヒョンジュンの弟がフリマアプリで売ろうとしていた炊飯器があった。弟が急用で行けなくなり、代わりにヒョンジュンが買い手と会うことになる。
で、その買い手が、なんとジョンシンだった。お互いマスクで顔を隠してるから気づかない。
ジョンシンは、取引相手がまさか本人だとは知らずに話し始める。私、イム・ヒョンジュンさんのファンなんです彼のこと、好きなんです。本人の目の前で、堂々の告白!ここで終わり。こんな引き、ずるいよ!来週までどう待てばいいんだ。
今回のエピソードの感想
今回はラブコメとサスペンスの配分が絶妙だったね。ジョンシンが追うスキャンダルの真相が、ジェヒョンやセナまで巻き込んで一気に広がった。かなりヘビーな展開なのに、重くなりすぎないのがこのドラマのうまいところ。ヒョンジュンとジョンシンの関係も、ラーメン屋での気まずいやり取りからの、ラストのフリマアプリでのニアミス(というか告白)で最高潮に盛り上がった。特にラストシーンは秀逸。お互いの正体に気づいていないからこその本音がポロっと出てしまう感じがたまらない。二人のもどかしい距離感と、周囲のドロドロした人間関係がどう絡んでいくのか、本当に目が離せない。
つづく


