あらすじ:最悪のお見合い、最悪の再会

物語はジョンシンのお見合いから始まる。彼女、なんと場所を間違えちゃうんだよね。その頃、本当の待ち合わせ場所ではヒョンジュンが一人で待っている。そう、二人はお互いが相手だと知らずにお見合いに来てたわけ。

ジョンシンがやっと正しい部屋に着く。そこにいるヒョンジュンを見て固まる。ヒョンジュンも、目の前にいるのがジョンシンだと気づくのに数秒かかった。

やっと始まったお見合いも、結局は口論になる。今度はお互いの弟のことで喧嘩だ。ヒョンジュンは、自分の弟がジョンシンの弟とつるんでいるのが気に入らないらしい。医学生の弟が映画を学ぶ学生と一緒にいるのが許せないんだって。

結局、気まずいままお見合いは終わる。二人は別々の道を帰る。でもヒョンジュンは、ジョンシンが雨に濡れて帰るのを心配して、こっそり後からついていくんだ。なんだかんだ優しいところ、あるんだよな。

ネタバレ:暴かれた過去と崩れ落ちるスター

ここからが本番。ネタバレ全開でいくから、まだ見てないなら気をつけて。

ファヨンの罠

ジョンシンは家に帰って弟に八つ当たり。ヒョンジュンも弟を問い詰める。弟は俳優になりたいと告白する。ヒョンジュンはもちろん大反対だ。

そんな中、ジョンシンとヒョンジュンはお互いにお見合いのことを考えてしまう。意識してるんだよね、どう見ても。

職場ではとんでもないことが起きる。上司のファヨンが、昔のエロティック女優に関する企画を発表する。そのプレゼン資料を見て、ジョンシンは凍りつく。女優の一人が、ヒョンジュンの母親ソン・エスクだったんだ。

ファヨンはチャンスとばかりに、ジョンシンに暴露記事を書くよう命じる。ジョンシンはさすがに躊躇する。これはやりすぎじゃないかって。彼女は、ファヨンがヒョンジュンに個人的な恨みを持っているのかもしれないと気づき始める。

そこに、あのイ・ジェヒョンが現れる。彼はジョンシンの新しい社長だった。驚くジョンシンをよそに、彼は優しく接してくる。

記者会見の悪夢

ジョンシンは結局、記事を書き上げてしまう。ファヨンは最悪のタイミングを狙っていた。ヒョンジュンの新しいラーメンのプロモーションイベント。その直後の記者会見に合わせて記事を公開する計画だ。

イベントは大成功に終わる。ヒョンジュンがステージで笑顔を見せる。その裏で、記事はネットに放たれた。

記者会見が始まった瞬間、会場の空気は一変する。記者たちがヒョンジュンの母親のスキャンダルについて質問を浴びせる。ヒョンジュンは完全に不意を突かれる。彼は動揺し、めまいを起こし、ついには痛みでその場にうずくまってしまった。

それはパニック発作だった。彼は救急車を呼ばせず、精神科医のもとへ向かう。医者は、彼の不安レベルが常人の2倍だと告げる。

二人の亀裂

ヒョンジュンは、記事を書いたジョンシンを見つけ出して問い詰める。ジョンシンは母親の仕事を恥じるべきじゃないと強く反論する。

するとヒョンジュンは、例のホステスバーでの一件を持ち出す。君をホステスだと思っていたと口にしてしまう。ジョンシンは深く傷つく。彼の目には自分がそう映っていたのかと。二人の間の溝は、もう修復できないくらい深くなった。

新たな火種

母親はスキャンダルを気にしてアメリカへ行くと申し出る。ヒョンジュンはそれを止める。彼は弟に、しばらく休んでから医学部に戻るように言う。

ヒョンジュンはオンラインのタロット占いに頼る。占い師は彼に告げる。不運は続く。新しいことはせず、耐え抜けと。

その言葉に従い、彼は『カン・ピルグ』シーズン5への出演を決意する。嫌でたまらなかった仕事だ。でも、事態はさらに悪化する。その監督が、あのパク・ビョンギ本人だと知らされる。過去に彼を地獄へ突き落とした監督だ。ヒョンジュンはショックで漢方薬を飲むしかなかった。

一方、ジョンシンはホステスバーの情報提供者に会っていた。彼女はジョンシンに衝撃の事実を告げる。あの日、ヒョンジュンがいたバーの映像。そこには映っていなかった人物がもう一人いた。

その人物は、セナだった。

ラストシーン。ヒョンジュンがセナと会っている。セナが彼の耳に何かをささやく。一体、何を話しているのか。ここで4話は終わる。

第4話の感想

いやあ、今回は本当に息が詰まる回だったな。ヒョンジュンがただの嫌な奴じゃないってことが、はっきり見えてきた。トップスターの鎧の下は、パニック発作を起こすほど脆い心だったんだ。彼がジョンシンに母親の記事のことで詰め寄るシーンは、怒りだけじゃなくて、悲しみとか、裏切られたっていう気持ちが混ざってて、見てて苦しくなったよ。

ジョンシンも辛い立場だった。ジャーナリストとしての仕事と、人としての良心。その間で揺れる姿がリアルだった。ファヨンの命令は、どう考えても一線を越えてる。彼女のヒョンジュンへの執着は、もうほとんど狂気だね。

そこに新社長のジェヒョン。彼が味方なのか敵なのか、まだ全然わからない。優しそうな顔の下に何か隠してそうだ。

そして最後のセナだよ。彼女の登場で、ただのラブコメじゃなくて、一気にサスペンスの色が濃くなった。ヒョンジュンの過去に、一体何があったのか。セナは何を握ってるのか。もう気になって仕方ない。

つづく