スキャンダルの波紋と再会の条件
第2話は、前回の騒動の余波から始まります。ギョンドの上司であるハンギョンはカンカンです。会社の近くでジウと会うなんて!と彼を叱りつけ、記事への批判を理由に辞めるとまで言い出しました。ドンウン日報を守るため、ギョンドは追い詰められてしまいます。
一方、ジウの兄ミンウも妻のジヨンとランチをしながら、この騒動について話していました。ジヨンは静かに疑念を抱きます。夫がジンオンの不倫情報をリークしたのではないか?と。
職場でもギョンドへのからかいは止まりません。なんと家に帰っても、母親からその話題を振られる始末。彼にとって、まさに踏んだり蹴ったりの状況ですね。
そんな中、ジヨンはジウに会いに行き、ギョンドを助けるよう説得します。しかし、ジウは頑なに拒否。ギョンド自身も記事のことで悩み、友人のセヨンやウシクに相談を持ちかけました。
思い出のオレンジシャツと2007年の記憶
翌日、セヨンはジウに大学時代の仲良し5人組で集まろうと提案します。ジウはセヨンに連れられてギョンドの家へ。突然の訪問に驚くギョンドですが、ジウは過去の話を持ち出して彼の気をそらしました。
ここで物語は2007年へ。若き日のギョンドが、深夜にジウをセヨンの家へ連れて行くシーンが描かれます。ジウの両親が数週間不在になると聞き、彼女はセヨンの家に泊まることに。ギョンドも荷物をまとめ、数週間を共に過ごす中で2人の距離は縮まっていきました。
ある日、ギョンドは彼女がブランドジャリムの令嬢だとは知らず、服を買ってあげると提案します。ジウは身分を隠し、普通の友人として接したかったのです。その夜、酔っ払った彼女が彼をからかう姿は、青春そのものでしたね。
現在に戻り、ジウはギョンドの服を見て尋ねます。まだあのオレンジ色のシャツを着てるの? 私が恋しいから?前回の再会でギョンドが放った失礼な発言を根に持っていたジウですが、彼が素直に謝罪したことで、ついに協力を承諾しました。
その夜、ギョンドは怒ってシャツを捨てようとしますが、翌朝にはこっそり拾い上げていました。なんだかんだ言っても、思い出は捨てられないようです。
5人の再会と明かされる真実
いよいよ再会の日。ギョンドは、自分がかつて勧めたブランドの服を着たジウを見て言葉を失います。気まずさを隠すように、さっさと写真を撮って終わらせようとするギョンド。
セヨンが演劇前の古い写真を見せると、話題は過去の失敗談へ。ジウが去った後、ギョンドが舞台で泣いてセリフを忘れた友人たちに暴露され、ジウは驚きます。それ、本当なの?と聞くジウに対し、ギョンドは子供っぽく無視を決め込みました。
集合写真を撮る際も、二人は両端に離れて立ちます。撮影後、ジウは来週イギリスへ発つことを告げました。ギョンドはただ元気でとしか言えません。
しかしその後、衝撃の展開が待っていました。ジヨンがギョンドを呼び出し、驚くべき事実を告白したのです。あの写真をリークしたのは、なんとジヨン自身でした。
彼女はアルツハイマーを患っていました。家業を継げるのはジウしかいないと考え、彼女を韓国に引き留めるために一芝居打ったのです。ジウを止められるのは、あなたしかいないそう言われたギョンドは、空港へと急ぎます。
出発直前の空港。ギョンドはジウを見つけ、なんと彼女の荷物を奪って走り出しました!警備員を呼んで止めようとするジウ。果たして彼は彼女を引き留めることができるのでしょうか。
第2話の感想
ギョンドが捨てたふりをしてオレンジのシャツを拾うシーン、いじらしくて最高でしたね。過去の舞台で泣いたというエピソードも、彼の純粋な愛を感じて胸が熱くなりました。そしてまさかのジヨンの病気告白。単なる意地悪かと思いきや、切実な理由があったとは驚きです。ラストの空港での強引な引き留め方には笑ってしまいましたが、次回どうなるのか気になります!
つづく

