オ会長を追い詰める爆弾
ついに最終決戦の幕開けです。ダウィはチームに対し、オ会長が権力で事件を揉み消す前に爆弾を落とす必要があると宣言しました。
そこに現れたのは、なんとオ・ジョンイン。彼女こそが、決定的な録音データを提供した人物だったのです。
ジョンインは父であるオ会長との電話を通話中にし、ダウィたちにも聞かせるという方法を取りました。これにより、録音は違法な盗聴ではなく、証拠能力を持つことになります。
夜のニュース番組で、オ会長の腐敗した影響力が大々的に報じられました。朝刊しか発行していないオ会長の新聞社では、この速報を止める手立てがありません。世論の悪化を恐れた担当判事は、自ら辞退を申し出ました。
実はダウィとジョンインの間には取引があったのです。彼女はダウィを利用して、実の父を失脚させようとしていたのでした。
AI動画で心理戦を仕掛ける
新しい担当判事として、シン判事の友人であるキム・ジュソプ上級部長判事が着任します。これはダウィたちにとって不利な状況ですよね。キム判事は証人喚問の申請を却下してしまいます。
しかし、ダウィは諦めません。1週間だけ時間をくださいと頼み込み、その間にシン判事、チャンCEO、そしてオ会長を対質尋問の場に引きずり出す作戦を立てました。
ヨンシルが作成したAIによる偽動画が火を噴きます。シン判事にはチャンが罪をなすりつける動画を、チャンCEOにはその逆の動画を送りつけました。もともと信頼関係のない彼らは、これを見て疑心暗鬼に陥ります。
亀裂が入る悪の同盟
チャンCEOは弁護士のミョンフンに相談しますが、ミョンフンは動画には真実が含まれているかもと不安を煽ります。
一方、シン判事はオ会長に助けを求めました。ところがオ会長は、ダウィの浅はかな罠にハマったシン判事を鼻で笑い、冷たくあしらいます。屈辱を感じたシン判事は、オ会長ではなくキム判事に保身を頼むことにしました。オ会長にとっても、シン判事はもはや用済みだったのです。
そんな中、オ会長はダウィを呼び出しました。私は国のために悪党を利用しているだけだと正当化し、なんとダウィにシン判事の地位、つまり司法のトップの座をオファーします。母の成功してほしいという願いを思い出し、ダウィの心は揺れ動きました。
法廷での大逆転劇
運命の審問の日。シン判事とチャンCEOが出廷しましたが、キム判事はダウィの発言を遮ってばかりです。ついには根拠のない告発だとしてダウィを拘束しようとします。
その時、オ会長が証人として現れました。誰もが驚く中、ダウィは突然オ会長への尋問を取り下げると言い出します。これを見たミョンフンは、チャンCEOにオ会長は我々を見捨ててダウィ側に付いたようだと囁きました。
裏切りの連鎖
審問が再開されます。ダウィはチャンCEOが無罪判決のためにシン判事を買収したと告発し、全てを暴く2つ目の録音があるとハッタリをかましました。先に自白すれば減刑されると迫られたチャンCEOは、ミョンフンにも促され、ついに口を割ります。シン判事が復讐を手伝うと言ってきたんだ!
シン判事は司法の座は金では買えないと潔白を主張しますが、ここでダウィが切り札を出します。それは、オ会長がダウィを買収しようとした際の録音データでした。
簡単に売り買いされるような司法の座なら、僕は要りませんダウィはオ会長の偽善をも暴き、彼がチャンCEOから鉱山開発の利権を得ていた事実を暴露しました。
キム判事もこれ以上彼らを庇うことはできません。実は、ミョンフンも裏でジョンインと手を組んでいたのです。シン判事は逮捕され、オ会長は逮捕こそ免れたものの、事務所を去ることになりました。
それぞれの選んだ道
オ会長は去り際、娘のジョンインが自分の遺産を引き継ぐ資質を見せたことに、皮肉にも満足げな様子でした。
実権を握ったジョンインは、プロボノチームを呼び戻し、ダウィとミョンフンを経営陣に加えます。しかし、ダウィの喜びはすぐに消え去りました。事務所の新しい顧客は、有害物質で乳児に被害を出しているビルトン・ケミカルだったからです。
ダウィはプロボノチームのもとへ向かいます。彼らは会社の方針に逆らい、被害者たちの弁護を計画していました。ジュヌも昇進を断り、現場に残ることを選びます。
ダウィの決断
その夜、ダウィはジョンインを問い詰めました。かつてジェボムに嘘の情報を流し、ダウィの死んだ同級生のふりをさせたのは彼女だったのです。ジョンインは謝罪を拒否し、あなたも私と同じ野心家でしょう? 一緒に世界へ行きましょうと共同代表の座を提示しました。
その後、ギプムの両親がダウィのためにパーティーを開いてくれました。僕は利己的な人間ですと謙遜するダウィに、ギプムの母は優しく語りかけます。あなたのお母さんが『ダウィ(ダビデ)』と名付けたのは、ゴリアテと戦って弱きを守る人になってほしかったからよ
翌日。事務所が冷酷に被害者たちの声を揉み消していく様子を見たダウィは、決心しました。彼はプロボノチーム全員を引き連れて、事務所を辞めたのです。
ラストシーン:弱き者のために
ダウィは独立し、成功報酬だけで運営する新しいプロボノ法律事務所を立ち上げました。
物語の最後、書類の不備で家を追い出されそうになっている老夫婦の姿があります。そこに現れたのは、ダウィ率いるプロボノチームでした。
どれだけ努力しても負けてしまう人々がいる。でも少なくとも今は、彼らは一人じゃないダウィの力強いナレーションと共に、ドラマは幕を閉じます。
第12話の感想
非常に見応えのある最終回でした!特にジョンインのキャラクター造形がリアルで良かったです。彼女は決して改心した善人ではなく、最後まで冷徹な野心家でした。だからこそ、ダウィが彼女と決別し、小さな事務所で再出発するラストが輝いて見えましたね。巨悪は完全には滅びないけれど、戦い続けることに意味がある。そんなメッセージに胸が熱くなりました。ダウィ、最高の弁護士です!


