衝撃の過去と、ダウィの奇策

物語は、プロボノチームの健康診断という少しコミカルな場面から始まります。みんな仕事のストレスでお疲れ気味。中でもダウィは、麻酔が全く効かないという特異体質を見せつけ、病院で大騒ぎになります。この麻酔が効かないというエピソード、実はラストへの重要な伏線になっているので覚えておいてくださいね。

さて、カヤの離婚裁判は泥沼化していました。夫側の弁護士ミョンフンは結婚の取り消しを求めて反撃に出ます。その理由は、カヤが出産歴を隠していたから。

法廷で明らかになったカヤの過去は、あまりにも残酷なものでした。彼女は13歳の時、誘拐され暴行を受けていたのです。この事実は聞いていて本当に胸が苦しくなりました。

一進一退の攻防戦

ミョンフンは出産歴を隠して結婚したのは詐欺だと主張します。重苦しい空気の中、ダウィは必死にカヤを守り抜きました。その熱意が通じたのか、最初の判決ではカヤ側の主張が認められ、無事に離婚が成立します。

勝利を祝って食事に出かけたダウィとギプム。ここでついに、ダウィはずっと誤解されていた収賄疑惑について切り出します。ギプムは彼を信じたい気持ちと、疑う気持ちの間で揺れ動いていました。二人の距離が縮まりそうで縮まらない、もどかしい瞬間です。

非情なる逆転判決

安心したのも束の間、ミョンフンが控訴したことで事態は急変します。新たな証拠として突きつけられたのは、カヤの壮絶な過去の詳細でした。

一度は逃げ出したカヤを、実の父親が厄介者扱いして加害者の元へ送り返していたのです。9ヶ月もの間、地獄のような日々を過ごし妊娠したカヤ。しかし法廷は父親の許可があったため、法的には性的暴行ではないという信じられない判断を下します。

その結果、判決は覆り結婚の取り消しが決定。カヤは傷ついただけでなく、韓国に滞在する資格さえ失いそうになります。

起死回生の難民申請作戦

追い打ちをかけるように、あの悪徳なチョ知事が釈放されてしまいます。さらに、カヤの最終的な上告を棄却したのは、ダウィの元上司であるシン判事でした。権力者たちが結託して弱者を踏みにじる展開には、怒りが込み上げてきますよね。

絶体絶命のピンチに、ダウィが思いついたのは難民申請というウルトラCでした。もちろん最初は却下され、カヤは強制送還寸前に。しかし、ダウィは諦めません。彼はこのケースを世論に訴えかけ、公開審問を開くことで時間を稼ぐ作戦に出たのです。

国を動かした大逆転劇

折しも、韓国大統領が国連総会で難民受け入れに関するスピーチを行う直前でした。ダウィはこのタイミングを完璧に利用しました。カヤの悲劇はネットで拡散され、多くの人権派弁護士や移民労働者たちが立ち上がります。

被害者を罰し、加害者を守る国でいいのか!

ダウィの訴えは、愛国心を持つ裁判官の心を動かしました。ついに裁判官は難民不認定の取り消しを決定。さらに、国連スピーチへの悪影響を恐れた法務省が、カヤに就労ビザと支援金を提示して和解を申し入れてきたのです。これこそが、ダウィが最初から狙っていた本当のゴールでした。鮮やかな逆転劇に、思わず拍手してしまいました!

悪党には天罰を、そして真実へ

ラストシーンでは、少しスカッとする展開も待っていました。社会奉仕活動を嫌がって控訴したチョ知事の担当になったのは、なんとギプムの友人。性犯罪者に極めて厳しい判決を下すことで有名な、通称死神と呼ばれる裁判官だったのです。チョ知事の青ざめる顔が目に浮かびますね。

そして物語の最後、健康診断の結果を見たギプムはあることに気づきます。麻酔が効かないダウィと、過去の泥酔して収賄を認めたとされる動画。もし彼が麻酔さえ効かない体質なら、あの動画でお酒に酔っていたはずがない…。ギプムは確信を持って呟きます。彼は無実よ

第6話の感想

カヤの過去があまりに過酷で、中盤までは見ていて本当に辛かったです。法的な理屈で被害者を追い詰める展開には憤りを感じましたが、それを逆手に取って国連スピーチという政治的背景を利用したダウィの作戦勝ちは痛快でした!ラストでチョ知事が死神裁判官に当たったのも最高です。そしてついにギプムがダウィの無実に気づいた瞬間、鳥肌が立ちました。これで二人の関係も大きく変わりそうですね。

つづく