あらすじ
恋人となったシー・イエンとの仲を深めるジョン・シューイー。二人が火鍋デートを楽しんでいる最中、シー・イエンの姪・チン・シーユエがトラブルに巻き込まれたとの連絡が入る。一方、会社ではシー・イエンがある重要な投資案件を見送る決断を下し、古参株主たちとの間に対立が生じてしまう。仕事で窮地に立たされるシー・イエンだが、そこには思わぬ助け舟が。プライベートと仕事が交錯する中、新たな恋の予感も生まれ始める。年末、海外出張を控えるシー・イエンとシューイーは、一緒に年を越す約束をするが…。
ネタバレ
姪より恋人!シー・イエンの愛が重すぎる火鍋デート
物語は、シューイーとシー・イエンの残業シーンからスタート。お腹を空かせたシューイーのために、二人は火鍋を食べに行くことに。シー・イエンといえば、あの超絶潔癖症のCEO。庶民的な火鍋店なんて絶対行かないタイプなのに、シューイーが「親友のルオシャン以外と来たのは初めて」なんて言うもんだから、文句も言わずについていくの。もう、この時点で好きが溢れてるよね!
ところが、楽しい食事の最中にシー・イエンの姪っ子、トキヅキから緊急の電話が!なんと、駐車場で当たり屋の老人に絡まれて大ピンチだっていうじゃない!さすがに姪っ子の危機とあっては、すぐさま駆けつけようとするシー・イエン。でも、ここでシューイーが「一人で食べるの…?」なんて寂しそうにポツリ。その一言で、シー・イエンは即座に残ることを決意!姪っ子の元へは部下のチェン・ションを向かわせるという、まさかの恋人優先ムーブ!叔父さん、それでいいの!?ってツッコミたくなるけど、シー・イエンの頭の中はもうシューイーでいっぱいなんだね。
白馬の王子様は、叔父さんじゃなかった!?
一方、当たり屋に「金払え!」と詰め寄られて困り果てていたトキヅキ。そこに颯爽と現れたのが、なんとあのユー教授ことユー・ヨウ!彼は冷静に「これは恐喝罪にあたる可能性がありますよ」と当たり屋を諭し、見事に撃退。まさに白馬の王子様!遅れてやってきたチェン・ションを見て、トキヅキは叔父さんが来てくれなかった理由を察しちゃうんだよね。未来の叔母さんのためなら、姪っ子も後回しってワケ。
後日、トキヅキは助けてもらったお礼にユー・ヨウを食事に誘い、見事OKをもらうことに。新たな恋の予感がして、こっちまでドキドキしちゃう!
仕事も恋も、パートナーは君だけ
プライベートでシューイーにメロメロなシー・イエンだけど、仕事では大ピンチ。例の「湛藍(ジャンラン)」への投資を見送る決定を下したことで、会社の古参株主たちと大激突!「君は我々を尊重していない!」と父親にまで告げ口される始末。
絶体絶命かと思われた会議の場で、シー・イエンが切り札として提示したのは、なんとシューイーが書いた「湛藍(ジャンラン)」に関する最新の特集記事だった!この記事のおかげで、彼は「固態電池の分野は諦めない。もっと優れた提携先を海外に探しに行く」と宣言し、株主たちを納得させることに成功。公私ともに、シューイーはシー・イエンにとって最高のパートナーなんだってことが証明された瞬間だったね。
サプライズの年越し!出張中の彼が目の前に…
仕事もひと段落し、年末ムード。シューイーはシー・イエンを年越しの星空キャンプに誘う。シー・イエンは海外出張の予定があったけど、「帰ってくるまで待っていて」と約束を交わす二人。
そして迎えた大晦日。シューイーが親友のルオシャンと買い物を終えて帰ろうとしたその時…目の前に現れたのは、なんと出張中のはずのシー・イエン!「え、なんで!?」って驚くシューイーに、最高の笑顔を見せるシー・イエン。ルオシャンは「お邪魔虫は退散するわ」って感じでサッと姿を消し、二人はついに二人きりの甘い年越しを迎えるのでした。いやー、最後のサプライズは反則でしょ!最高のエンディングでした!
『始まりは君の嘘』第17話の感想
今回のエピソードは、シー・イエンの「公私混同」が最高潮に達した、見どころ満載の回でした。姪の緊急事態よりもシューイーとの火鍋を優先するシーンは、彼の愛情の深さをコミカルに描き出しており、思わず笑ってしまいました。しかし、それは単なる恋愛ボケではなく、彼がどれだけシューイーを大切に思っているかの裏返しでもあります。
一方で、仕事の面では彼のCEOとしての冷静かつ大胆な判断力が光りました。古参株主との対立というシリアスな展開の中、シューイーの記事が彼の窮地を救うという流れは、二人がプライベートだけでなく、仕事においても最高のパートナーであることを強く印象付けました。恋愛の甘さとビジネスの厳しさ、その両方が絶妙なバランスで描かれていたのが素晴らしかったです。
また、サブカップルであるトキヅキとユー・ヨウの関係が動き出したのも見逃せないポイント。二人の今後の展開が、物語に新たな彩りを加えてくれることを期待させます。全体として、人間関係の深化と物語の大きな進展が感じられる、非常に満足度の高いエピソードでした。
つづく