あらすじ

ついに恋人同士となったシー・イエンとジョン・シューイーは、会えない時間も互いを気遣い、幸せな日々を過ごしていた。その一方で、チン・シーユエへの想いを自覚し始めるユー・ヨウや、関係が一歩も進まないグァン・ジーとビー・ルオシャンなど、周囲の恋模様にも様々な変化が訪れる。そんな中、シューイーは新進気鋭の実業家・イー・ヤンと出会い、彼の取材を進めることに。しかし、この出会いが、シー・イエンのビジネスに大きな危機をもたらす引き金となってしまう。公私にわたり、二人に新たな試練が訪れる波乱の回。

ネタバレ

いやー、前回のラストでついに、ついに結ばれたシー・イエンとジョン・シューイー!もう、こっちまでニヤニヤが止まらなかったよね!そして迎えた第20話は、そんな幸せいっぱいの二人と、周りの恋模様、そして新たな波乱の幕開けって感じの、見どころ満載な回だったよ!

まず、我らがシー・イエン様。もうね、シューイーと恋人になれたのが嬉しくてたまらないみたいで、常に上機嫌(笑)。あのポーカーフェイスが崩れて、ご機嫌なのがダダ漏れなの、可愛すぎない?会社の仲間、グァン・ジー(グアン・ジー)やユー・ヨウにも速攻でバレちゃうくらいだから、相当だよね。仕事の会議でも「若い力は素晴らしい!」なんて言っちゃって、完全にシューイーの影響受けてる(笑)。

一方のシューイーも、幸せオーラ全開。会えない時間も、仕事で食事を抜きがちなシー・イエンのためにサッとデリバリーを手配する気遣いっぷり。これにはシー・イエンもデレデレ。さらに、残業中のシューイーの元へ、今度はシー・イエンから彼女の大好物・海鮮麺の差し入れが!こういう双方向の思いやり、見てるだけで幸せな気分になるよね。

さて、他のカップルたちの様子も見てみようか。

まずは、チン・シーユエ(ハタ・トキズキ)とユー・ヨウ教授。シーユエはめげずにアタック!ユー・ヨウと一緒に美術展に行こうとチケットまで取るんだけど、ユー・ヨウの態度は相変わらずよそよそしい。「チケット代、払うよ」って、そういうことじゃないんだよ教授!って言いたくなるよね。でも、そんなユー・ヨウにも変化が。大学の講義で、シーユエが別の男子学生と親しげに話しているのを見て、明らかに心がザワついてるの!嫉妬しちゃってる!これは大きな進展の予感…!

そして、もどかしいのがグァン・ジー(グアン・ジー)とビー・ルオシャンの二人。グァン・ジー、やっと若珊を食事に誘って「一緒に映画見たり、乗馬したりしたい」って言うんだけど、若珊が「それってどういう関係で?」って核心を突くと、またしても煮え切らない態度…。これには若珊もがっかり。「自分が本当に欲しいものは何なのか、時間があるときに考えなよ」って諭すんだけど、まさにその通り!しっかりしてくれ、グァン・ジー!

そんな中、意外なカップルが急接近!コン・ナンの家が水漏れトラブルに見舞われたのをきっかけに、後輩のチェン・ションが甲斐甲斐しくお世話。コン・ナンが彼の気持ちに気づいてストレートに尋ねると、チェン・ションは「付き合いたい」と堂々告白!コン・ナンも彼の好意を受け入れつつ、年齢差を考えて「結婚の覚悟はある?」と問いかけるあたり、さすが大人な恋愛って感じで素敵だったな。

しかし、物語は甘いだけじゃ終わらない。

シューイーの前に、新たな実業家・イー・ヤンが登場。彼は自分の会社の発表会に、シューイーを唯一のメディアとして招待するんだ。そこでシューイーが知ったのは、イー・ヤンが天才的なチップ開発者であり、パートナーのブルースと「黒馬科技」という会社を立ち上げたということ。

この「ブルース」という名前にピンと来た人は鋭い!そう、シー・イエンの会社が投資している「楽安集団」から、まさにそのブルースが引き抜かれてしまったんだ。これが原因で投資に損失が出て、シー・イエンは株主たちから厳しい追求を受けることに…。

恋人が窮地に立たされていると知ったシューイーは、心配でたまらず彼の会社へ。でも、一足違いで会えず、彼の家へと向かう。疲れ果てた表情のシー・イエンを見つけたシューイーは、何も言わずに彼を後ろからそっと抱きしめるんだ。そして、「一緒に飲もう」って。一番つらい時に、何も聞かずにただ寄り添ってくれるシューイーの存在は、シー・イエンにとってどれだけ救いになっただろう…。甘い恋の始まりから一転、大きな試練に直面した二人。彼らはどうやってこの危機を乗り越えるのか。目が離せない展開になってきたね!

『始まりは君の嘘』第20話の感想

今回は、ようやく恋人同士になったシー・イエンとシューイーの甘いやり取りに、心温まる前半と、ビジネスの世界の厳しさが突きつけられる後半のコントラストが鮮やかな回でした。特に印象的だったのは、それぞれのキャラクターの「変化」です。今まで感情をあまり表に出さなかったシー・イエンが、恋人の存在で上機嫌になる様子は微笑ましく、人間味を感じさせました。また、いつも冷静なユー・ヨウ教授が、シーユエのことで嫉妬心をのぞかせたシーンは、彼の新たな一面が見えて今後の展開に期待が膨らみます。一方で、グァン・ジーと若珊の関係は停滞しており、そのもどかしさが物語の良いスパイスになっています。終盤、シー・イエンが直面する大きな困難に対し、シューイーがただ寄り添い支えようとする姿は、二人の絆の深さを象徴しているようでした。恋愛だけでなく、仕事の厳しさや人間関係の複雑さが絡み合い、物語に一層の深みを与えています。

つづく