あらすじ
出張先で、ジョン・シューイーとシー・イエンは深夜の映画デートで二人の時間を楽しみますが、些細なすれ違いも生まれます。一方、後輩のチン・シーユエは憧れの先輩・ユー・ヨウに近づこうと奮闘。しかし、彼女の可愛らしい勘違いが、事態を思わぬ方向へと導いてしまいます。そんな中、シー・イエンの前には仕事でも恋でも強力なライバル・イー・ヤンが出現し、ジョン・シューイーを巡る波乱の予感が漂います。それぞれの想いが交錯する中、ジョン・シューイーはシー・イエンとの関係について、ある大きな悩みを抱えることになるのでした。
ネタバレ
出張先で繰り広げられる、それぞれの恋模様。今回は仕事も恋も、火花散る展開が待っていました!シー・イエンとジョン・シューイーの関係に、強力なライバルが登場し、物語は一気に加速していきます。
深夜の映画デートと、可愛らしい勘違い
チップ大会の取材で出張中のジョン・シューイーとチン・シーユエ(ハタ・トキズキ)。チン・シーユエ(ハタ・トキズキ)は慣れないレポート作成に苦戦していましたが、そこへ現れたユー・ヨウが優しくアドバイス。彼の的確な指導のおかげで、なんとかレポートを書き進めることができそうです。
その夜、昼間の疲れからか、すっかり目が冴えてしまったジョン・シューイー。眠れない彼女を見かねたシー・イエンは、なんと深夜の映画デートに誘います。ロマンチックな展開に心躍らせるジョン・シューイーは、こっそり映画のチケットをSNSに投稿。
この投稿が、新たな波乱を呼びます。投稿を見たチン・シーユエは、てっきりジョン・シューイーが父親と映画に来ているのだと勘違い。さらに、その投稿にシー・イエンが「いいね!」をしたことで、彼女の頭の中は「まさか小舅(叔父さん)がジョン・シューイーに片思い…!?」という驚きの推測でいっぱいに。
いてもたってもいられなくなったチン・シーユエは、ユー・ヨウがジョン・シューイーと一緒にいるのではないかと疑い、彼の部屋の前まで様子を見に行きます。しかし、ドアをノックする勇気が出ずうろついていると、ホテルのフロントに不審者と間違われてしまう始末。ドアを開けたグァン・ジー(グアン・ジー)に問い詰められますが、本当の目的は言えずに終わりました。
グァン・ジー(グアン・ジー)とビー・ルオシャン、大人の恋の行方
一方、グァン・ジーはビー・ルオシャンとの関係を進めようとしていました。最近、自分を避けているビー・ルオシャンに対し、彼は遊びの感情ではないと真剣な想いを伝えます。安定した関係を築くことに慣れていない自分には時間が必要だと正直に打ち明け、もう少し待ってほしいとお願いします。彼の誠実な言葉に、ビー・ルオシャンも彼を避けるのをやめ、自分も考える時間が欲しいと答えました。
そんな二人がホテルで話していると、映画を終えたシー・イエンとジョン・シューイーが手をつないで帰ってくる場面に遭遇。ジョン・シューイーはとっさに「偶然会っただけ」とごまかしてしまいます。恋人関係を隠そうとする彼女の態度に、シー・イエンは不満を隠せないのでした。
恋のライバル登場!シー・イエン vs イー・ヤン
翌日、フォーラム会場でジョン・シューイーは、シー・イエンのビジネス上のライバルであるイー・ヤンと再会します。イー・ヤンは以前からジョン・シューイーに好意を寄せており、積極的にアプローチ。フォーラムではシー・イエンとイー・ヤンが共に登壇し、互いの会社について「君子の争い」だと火花を散らしました。
そしてフォーラム後、ついに事件が起こります。ジョン・シューイーを食事に誘おうとするシー・イエンの前にイー・ヤンが現れ、なんとジョン・シューイーを巡っての宣戦布告!シー・イエンは毅然とした態度で「彼女は僕の恋人だ」と宣言しますが、イー・ヤンも「まだチャンスはある」と一歩も引きません。シー・イエンは「彼女を競争の道具にするな」と釘を刺し、ジョン・シューイーの気持ちを尊重する姿勢を見せました。
嘘から始まった関係に罪悪感を抱えるジョン・シューイーは、シー・イエンの優しさがかえって辛くなります。親友のビー・ルオシャンに相談すると、「今、真実を話せば関係は終わってしまう」と現実的なアドバイスをされ、さらに悩みを深めていくのでした。
『始まりは君の嘘』第24話の感想
今回は各キャラクターの恋愛模様が複雑に絡み合い、物語に一層の深みを与えていました。特に、シー・イエンがライバルのイー・ヤンに対して、ジョン・シューイーを「僕の恋人だ」と堂々と宣言する場面は、彼の真剣な想いが伝わってきて胸が熱くなりました。一方で、嘘から始まった関係に罪悪感を抱き、彼の優しさを受け止めることに苦悩するジョン・シューイーの姿は非常に切ないです。彼女がいつ真実を打ち明けるのか、そしてその時二人の関係はどうなるのか、目が離せません。また、不器用ながらも誠実に関係を築こうとするグァン・ジーとビー・ルオシャン、そして可愛らしい勘違いから暴走気味のチン・シーユエなど、サブカップルの動向も物語の良いスパイスになっていると感じました。
つづく