フライト・トゥ・ユー 第3話あらすじとネタバレ

それぞれの訓練、それぞれの戦い

まず、チョン・シアオの親友、シア・ジーの話から。彼女、客室乗務員(CA)の採用面接を受けたんだ。で、これがまた個性的でさ。他の候補者がビシッと決めてる中で、彼女は親しみやすさ全開。面接官の評価は割れたけど、コミュニケーション能力を買われて、なんとか合格。一緒に受かったのは、いかにも優等生って感じのリー・ユーハン。この二人の対照的な感じが、今後の波乱を予感させるよな。

一方、パイロット組のチョン・シアオたちは、オーストラリアでの合宿訓練がスタート。引率するのは、もちろんあの鬼教官グー・ナンティンだ。チョン・シアオはもう闘志メラメラ。グー・ナンティンに一泡吹かせてやろうって息巻いてる。

鬼教官グー・ナンティン、本領発揮

オーストラリアに着くなり、グー・ナンティンの鬼っぷりが炸裂する。

まず、訓練中にチョン・シアオとソン・ソンがこっそり日焼け止めを塗ってるのを発見。普通なら軽く注意で終わるだろ? でも、彼は違う。みんなで使えって言って、二人を炎天下に立たせるんだ。マジで容赦ない。

訓練後も、彼の指導は続く。夜、チョン・シアオの部屋にわざわざイヤリングを返しに来たかと思えば、ベッドの布団が乱れてるのが気に食わないらしい。豆腐みたいに畳めって、自ら手本を見せ始める始末。いや、そこまでする? チョン・シアオがその様子をスマホで撮ろうとしたら、光の速さで阻止。この男、隙がなさすぎる。

訓練生たちの浅はかな企み

厳しい訓練に音を上げた訓練生たちが、バカなことを考える。

訓練所の機長ケインが、どうもグー・ナンティンをライバル視してることに気づくんだ。で、あの二人を喧嘩させれば、俺たちへの注意がそれるんじゃね?っていう、小学生みたいな作戦を立てる。ソン・ソンが焚きつけ役になって噂を流し、まんまとケインがグー・ナンティンに挑戦状を叩きつける。

でも、グー・ナンティンは一枚上手。挑戦には乗らず、騒ぎ立てた訓練生たちに罰としてグラウンド10周を命じる。そりゃそうなるよな。自業自得だ。

不器用すぎる優しさ?

この回のグー・ナンティン、ただの鬼教官じゃないんだよな。

チョン・シアオが夜遅くまで一人でシミュレーター訓練をしてるのを見つける。彼女、今日の訓練結果に納得がいかなくて、飯も食わずに頑張ってるわけ。グー・ナンティンは教官なしの訓練は禁止だって言って、彼女を強制的に休ませる。

で、ここから。部屋に戻ったチョン・シアオのために、弁当をそっと差し入れるんだ。もちろん、自分がやったなんておくびにも出さない。チョン・シアオはソン・ソンからの差し入れだと思って、おいしそうに食べてる。この不器用な優しさ、どう思う? 俺は、こういうギャップにやられちゃうんだよな。

第3話の感想

いやあ、グー・ナンティンっていう男、マジで面白い。徹底した完璧主義者で、部下には超厳しい。でも、その裏には彼なりの哲学と、隠しきれない不器用な優しさがある。チョン・シアオの部屋で布団を畳み始めるシーンなんて、笑っちゃったけど、彼の人間性がよく出てるよな。彼はただ、自分の基準で正しいことをしてるだけなんだ。

一方で、チョン・シアオの負けん気の強さも見ていて気持ちいい。普通なら心が折れるような状況でも、彼女は絶対にあきらめない。むしろ、逆境をバネにしてさらに強くなろうとする。この二人の衝突が、このドラマのエンジンになってるのがよくわかる回だった。

あと、個人的にはCAを目指すシア・ジーの奮闘も応援したくなった。不器用だけど、一生懸命な姿は心打たれるものがある。彼女がどうやって壁を乗り越えていくのか、そっちのストーリーも楽しみだ。

つづく