あらすじ

亡くなったパイロットの遺族のため、チョン・シアオは会社と戦う決意を固める。グー・ナンティンは、自分の名前を隠して彼女に弁護士を紹介するが、事態は思わぬ方向へ進む。調停会当日、チョン・シアオの前に敵側の弁護士として現れたのは、なんと彼女自身の母親だった。母親は会社側の主張を全面的に支持し、チョン・シアオと激しく対立する。社内でも孤立を深め、ついには停職処分を受けてしまうチョン・シアオ。四面楚歌の中、グー・ナンティンや友人たちは彼女を支えようと動き出す。

ネタバレ

まさかの裏切り?母親が敵の弁護士に

グー・ナンティンは、チョン・シアオを助けたい。でも、自分がやったとはバレたくないんだ。だから、リー・ユーハンに頼んで弁護士を紹介させた。チョン・シアオは、リー・ユーハンを巻き込みたくないから、彼女を帰らせる。いい子だよな、本当に。

そして、いよいよ調停会の日が来た。チョン・シアオは亡くなったパイロットの遺族のために証言するつもりだった。ところが、そこで信じられない光景を目にする。上司ジアン・タオの隣に座っている弁護士。それが、なんと自分の母親だったんだ。これにはチョン・シアオも言葉を失う。

どういうことかというと、ジアン・タオが裏で動いていた。チョン・シアオの母親を説得して、自分の弁護士に引き入れたってわけ。母親のほうも、これを口実に娘をパイロットから引き離そうと考えたみたいだ。親子関係って、時々すごく複雑になるよな。

法廷で繰り広げられる母娘対決

調停会が始まると、母親は容赦なかった。ジアン・タオの判断は正しかったパイロットの死に会社の責任はないと主張する。亡くなった原因は過労による突然死だと言い切った。娘が守ろうとしている正義を、母親が真っ向から叩き潰しにきたんだ。

チョン・シアオだってもちろん黙っていない。ジアン・タオが代替空港への着陸を指示しなかったせいで、救助が遅れたと訴える。録音データが改ざんされていることも指摘した。母親は証拠を出せの一点張り。母と娘は、法廷の場で激しくぶつかり合った。結局、話し合いは平行線のまま、調停は中断されてしまう。

孤立無援のチョン・シアオ

会議室に二人きりで残されたチョン・シアオと母親。母親は、パイロットを辞めるなら弁護を降りると取引を持ちかける。でも、チョン・シアオは首を縦に振らない。彼女にとって、飛ぶことは夢そのものだから。

会社でも、チョン・シアオの立場はどんどん悪くなる。会社に逆らったっていう噂が広まって、周りの目は冷たい。法務部からも呼び出されて、会社の利益を考えろと釘を刺される。追い打ちをかけるように、ジアン・タオ本人が現れた。辞職を勧め、断ると停職処分を言い渡してきたんだ。完全に四面楚歌の状態だ。

仲間たちの支えとグー・ナンティンの決意

一人で戦うチョン・シアオだけど、彼女には仲間がいる。グー・ナンティンは、改ざんされた録音の真実を突き止めるために、地道な調査を続けていた。チョン・シアオが停職になったと知ると、すぐにジアン・タオの元へ抗議しに行く。彼の不器用な優しさが、本当に心にしみる。

親友のソン・ソン、リー・ユーハン、シア・ジーも彼女を放っておかない。落ち込むチョン・シアオを元気づけようと、みんなで集まって酒を飲む。飲み慣れないチョン・シアオは、あっという間に酔いつぶれてしまった。そこにソン・ソンからの電話で駆けつけたのが、グー・ナンティンだった。どんな時でも、彼は必ず彼女のそばにいるんだ。

このエピソードの感想

いやー、今回の話は本当にキツかった。チョン・シアオが正しいと信じて突き進むほど、どんどん孤立していくのが見ていて辛い。一番の衝撃は、やっぱり母親の登場だよな。娘の夢を応援するどころか、最大の壁として立ちはだかるなんて、誰が想像する?ジアン・タオのやり方も本当に汚い。自分の保身のためなら、人の家族関係まで利用するんだから。でも、そんな中でグー・ナンティンの存在が唯一の救いだ。表立って助けるんじゃなくて、陰で必死に証拠を探す姿にグッとくる。仲間たちが彼女を支えようとする友情も良かった。どん底まで落ちたチョン・シアオが、ここからどうやって反撃するのか。見逃せない展開になってきた。

つづく